元SONIA店長のブログ

玉響店長がSONIAで店長をしてたときのブログです!

いろいろあるけど、いつもと同じく突っ走れ

2013-07-16 01:29:26 | 店舗改革
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赤坂ツインタワーは来年の三月までにテナントの会社さんは出ていかなくてはならない。
ま、建て直し必要だから。

森ビルの建物は近くに他にもあるけど、ツインタワーはその中でもそこそこ古い。
配達の際、搬入用のエレベータでオフィスまで直行できちゃうし。(笑
(こっちはそれがやりやすいけど)
近くにあるアークヒルズなんて、フロントでIDカードを借りるために色々記入しなくちゃなんなくて
ま、最近のビルは当たり前だけどね。

そんなこんなで毎週、毎週「今週で最後なんです」って声をいやというほど聞かされる。
ま、しょうがないですが。

結構、他のお客さんも心配してくれる。
「大丈夫なんですか」
(心配なら週に二回通ってください<笑>)
近くの「さかなや大将」の店長とやっぱ、やばいね!っていつも話してるんだ。

ツインタワーのお客さんは本当に4年越しのお付き合いだからそれだけに感慨深いものがあるし
それらのお客さんが大量にこの地から居なくなるのはとても寂しい。

ま、そうは言っていつまでも感傷に浸っていられるほど余裕があるわけじゃないから。

まだ漠然としてるんだけどね、ま、実現可能か否かもまだ未知数なので、話だけで終わっちゃうかも
なんだけど、ある業態とコラボレートして商品開発をしてみようかと考えてる。

色んな事が出来るわけではないけれど、今まで通り、

「まず! 食ってもらう!」

やっぱこれだよ。
今まで通り、まず食ってもらって、判断してもらう!うちはこれだよ。

形に拘らず、食べてもらう

というところにスポットを当てて、あわよくばその商品自体が売れてくれれば
ということがコンセプトなんだ(笑

そんなこんなでお客さんにそのコラボ話というか、販路拡大というか、食べてもらうための施策
というか話をしたら、その業態の人を紹介されてしまってこの話が始まったんだな。(笑

結構笑えなかったんだけどね。急過ぎて。(笑

でも、こんな頼りない店長を見てどうにかしてあげたいと親心でやってくれたと思うんだ。
本当に有難いです。

今はまだ、詳しくは話したくないので(知ってる人は知ってるかもね、結構店では話しちゃうから)
ここまでだけど、他の業態を見て、またまた学ぶこと多し。

お相手の方を怒らせてしまった位だから(笑

やはり職人さんの話を聞くと奥が深いなーと。

普段、口にしているものなのに知らない事の多さに驚かされた打ち合わせでした。

進行中ではありますが、また形になってきたら続きお話しますね!

店長はさ、美味いものは美味いっていうけど、美味くないものを美味いは絶対言わない。
歯に衣を着せないとかって最近言われたけど、その感覚無かったらSONIAではやってけないよ。(笑
どんなに苦労して作った料理でも、不味けりゃ、それはゴミだよ。
だってそれを食べてもらってお金貰うんだから。
家庭の料理なら多少不味くても食べればいいと思う。
だけど、

商売だから

そこで美味しいって思ってもらって、また来店してもらわなきゃならない。
超人通りの多い、殿様商売でも人が入ってくる店と違うからね。
継続した関係の構築ができないものは人であれ、商品であれSONIAには要らない。即ポイです。

結構言われるけど、インド料理屋って、なんかスタッフの外国人が仕事しないでしゃべってるし、
きたない感じあるし、サービス悪いし、美味しいか美味しくないかよくわからないし、高いしと、
まー色々思われてる事はこの何年かでたくさんの人から耳にしたし、確かにそう思うよ。(笑

そう思っちゃう店にばっか行ってただけだろうけど、インド料理屋全体がそうだ!と思えるくらい
のヒット率ではあった。

SONIAはさ、そんな嫌な感じの業態の中に入れられるのが超やなんだよね。
店長よりスタッフがそれらのイメージを払拭するようにこの三年苦労して、苦労して店長の言う、
日本の飲食店並みの衛生観念、サービスを心掛けてきたんだから。

インド料理の店、どこでもこうだ!みたいな言い訳はよく言ってくるんだけど。
「ここはインド料理屋じゃねんだよ!」と今までの職場の慣習を捨てて日本人が持ついい飲食店
のイメージを実現することに力を入れてきたわけさ。

彼らの国と同じ状況で仕事したらそれこそ日本人には使ってもらうわけにはいかないね。
特に子供は。

彼らの国の子供には免疫力がある。
日本の子供はそれほどの耐性はないと思うよ。
なんだって「抗菌」の無菌状態ではないにしろ衛生的に非常に清潔な環境にいるわけだから。
不衛生な環境で料理したものを口にしたら命に関わるよ。

飲食業って、下手したら命に関わる仕事だと思うんだ。

それだけに手抜きな事をしたら怒鳴りつけるよ。

思うに、本当に彼らは清潔を心掛けてはいないけど、石鹸で手を洗わないことが悪いことという
ことはわかってくれてきたみたい。

この衛生観念一つをとっても彼らが手を抜いてるわけではない。
ずーっとそのやり方で生きてきて、周囲も同じ状況で、いわばそれが当たり前だったわけだから。
彼らは不潔ではない、でも、日本の飲食店で許される当たり前までは届かない。
慣習そのものの違いをこの国では出せないということなんだ。

これはとても苦痛なことだと思う。

いつだったか、アフリカでアルコール消毒をその地の看護婦さんに教えて習慣にすることが
どれだけ困難であったかってテレビで言ってたけどわかるよ。

すげーわかる。

まーそんなこんなですが、彼らはこだわりの中、この超適当でかつ超厳しい店長の下、
せっせと売り上げを叩きだしてくれてるのさ。

今言われてる、TPPなんてやっちゃったらどんだけ危険な食材が日本に流通するか。
ある意味、アメリカの大企業が好き勝手やっても文句もつけられない約束事だよ。
遺伝子組み換えでない とかいう文句よくみるけど、全部が遺伝子必ず組み替えてますみたいな
食べ物しか売られなくなるよ。ってか、表示の必要なくなるから。(笑
で、なんかあったら提供した飲食店や販売したお店が責任を押し付けられる。
アベノミクスのせいで輸入食材は軒並み高騰。
飲食店は凄い原価に響いてる。
これは、ある意味、安ければ何でもいいや的に食材を飲食店が選ぶ危険性を持ってる。
そうならない為にも政治的に様々な面で相対的に面倒みてもらいたいものです。

TPPを推進する政党には選挙で名前記入しないでください!
店長からのお願いです。
でも、これは自分の為だけじゃなく、皆さんやこれから生まれてくる次の世代も関係する大切なことです。








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