活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

毎日暑い日が…

2018-07-03 22:03:18 | 体の変化
こう暑いと、つい冷たいものを摂り過ぎてしまいますが、最近は過敏性腸症候群の人も多いのですが、そうでなくとも、お腹を壊しやすくなります。
最近いろんな微生物の研究が進み、その成分や力を活かしたり、その働きを真似て人間社会に応用したりすることが増えてきているようです。
いわゆる文明国には多いが発展途上国には少ない幾つかの病気が、文明国の保健衛生の施策の所為で、「身体に有益な寄生虫などを、体外に追い出してしまった所為ではないか?」とは、以前から称えられてきた説ですが、最近の研究の一つで、大腸炎の患者に豚べん虫の卵を服用させると、(被験者の人数は29人と少ないのですが ) 8割の人の炎症が緩和されました。
あなたもおそらく名前を聞いたことがあるトキソプラズマという寄生虫も、ガン細胞を攻撃するT細胞の活性化に役立つことが分かってきて、動物実験では良い結果が得られています。
寄生生物の活用で、色々な難病が回復の方向に向かって欲しいものです。

関東地方は例年より3週間も早い梅雨明けで、暑い日が続いていますが、七種や八種の捻れ体癖以外の人も、無意識に腰を捻って、暑さに対応しようとしています。

骨盤の開きが足りないと、腰痛になったり、また膝や足首に水を溜める元になります。

D5(胸椎五番)やD10(胸椎十番)の調整が、発汗に関するものですが、たくさん汗をかくことで塩分の排出も多くなります。
塩分は多すぎても少なすぎても困るものですが、最近の研究に依ると、いわゆる自然塩は多少摂りすぎても血圧を上げる元にはならず、また身体への負担も、精製塩よりも大分軽いようです。
特に理由もないのにだるさを感じるときは、塩分不足を疑って、ほんの少し塩を舐めてみて、塩味を感じなければ塩分不足なので、少し摂るようにします。

操法でD2(胸椎ニ番)を調整した時、D4(胸椎四番)も一緒に変化する場合も塩分不足なので、少し塩を摂るように注意してあげると良いです。

私自身が以前はそうだったのですが、D6(胸椎六番)とL1(腰椎一番)の鈍りは、汗の出過ぎに繋がります。
この時期に汗をかかないと、恥骨の左端が硬くなり、さらにD9(肝臓)に脂が着いてきます。

関東地方は、今年はいつもよりも長く暑い夏になりそうですが、ベタつく汗がサラサラの汗になるまでたくさん汗をかくことが、この夏を快適に過ごし乗り切る秘訣です。
ただ汗の身体を(特に後から)風を当てて冷やすのは要注意で、体調を崩す元になります。
特に小さな子供は、熱も咳も出ない中心性肺炎になると、見かけでは肺炎と分からず大変危険なので、避けるべきです。
同じ理由で、小さな子供を風通しの良いところに寝かせておくのも避けるべきです。

梅雨時は食物を控えめにすべきですが、梅雨が明けたら胃腸の働きは昂まり、食べられるようになります。
食欲のない人は、D4(胸椎四番)の一側に硬結があれば愉気をして取っておきます。

少しバテ気味の人は、仰向けに寝て自転車を逆にこぐようにすると、汗が出やすくなり元気になってきます。
この体操は仰向けに寝て、息を吸うのと一緒に両脚を伸ばした状態で、床から少し浮かせます。
息を吐きながら左右どちらかの足を自転車をこぐのと逆の方向に(つまり足先が空中を弧を描くように、膝は胸に近づくように引き寄せ、足が床につかないようにして、なるべく床スレスレに脚を伸ばします。
次に逆の脚も同様にします。
次に最初の脚を、同様にします
息が続く間、吐きながら左右交互に足こぎをします。
息を吐ききりそうになったら両脚を伸ばして、息を吐ききるのと同時に力を抜きます(当然脚は床につきます)。
※ 途中息を吸ってはいけません。
一と息吐ききる間に、上記の動作を行います。

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