活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

インフルエンザの効用

2017-01-29 16:50:20 | 体の変化
先週宇部に帰省のときは、インフルエンザで学級閉鎖と云うのを聞いたし、それで来れなかった中学生もいた。

東京に戻ると、サッカー部の朝練で人数が少なく、寒い所為もあろうが、子供達に聞くと、「◯◯ちゃんは、インフルエンザで休みです」などと言う。

すっかり悪者扱いのインフルエンザであるが、実は対処法さえ間違えなければ、大きな恩恵をもたらしてくれる有難いモノである。

高熱が出たりだるかったりの裏で、身体の“ある部分の修正”が行われていると考えられるからである。
“ある部分”は、その時々に流行ったインフルエンザによって、其々異なる様であるが、薬を服用したり熱を下げたり等の余計な事をせず、“温かくして、外の風に当たらない様にし、水をきちんと飲んで安静にしていれば、1週間程度で収まる。
注意すべきは、高熱が出たあと下がっていくが、平熱以下のときは、特に安静にする事と、それが上がりに転じたら(平熱に戻ったら)、起きて少しでも動くことである。

乳幼児や身体の弱ったお年寄りは別であるが、決して無闇に恐れる必要はなく、風邪の一種だくらいの気持ちで過ごせば良い。

もし罹ったら、『このインフルエンザは(身体の)何処を修正してくれるのだろう?』と、自分自身で感じ、観察すればよい。

※ 整体の野口 晴哉(はるちか)氏の著書「風邪の効用」が、公益社団法人・整体協会の出版部「全生社」から出ているが、安価な文庫本が、筑摩書房の“名著復刻”シリーズで、やはり「風邪の効用」として出ているので、参考にして戴きたい。

また新たなスタート

2017-01-07 19:45:26 | 体の変化
元旦の朝-3日の朝まで、昨年の夏「Vipassana瞑想10日間コース」に参加した、千葉の瞑想センターでヘルパーをしましたが、昨夏に「センターから家に戻っても、朝と晩、1時間ずつ瞑想を」と云われていたのに、(特に晩が)いい加減になっていましたが、気持ちを改めて今年の日々の課題にしました。

季節の変化とともに(自然の一部である)身体も変化して、一昨日あたりから冷たい水を飲みたくなってきました。
“寒の水”を飲む時期で、いま(-春の彼岸頃)飲まなければ、意味がありません。
身体の水分の割合は、年齢とともに減っていき、子供のときには 八割位だったのが、いまは六割位でしょうか。
当然身体の弾力も変化してきますが、乾きと冷えによる、心臓や呼吸器の異常が、先月よりさらに顕著になってきています。
ただ水が必要だと云っても、D5(胸椎五番)が鈍いと、水の吸収が上手くいきませんし、C3(頚椎三番)が捻れていても同様ですから、D5を刺激して愉気し、或いはC3を正しておく必要があります。
ついでに云えば、今頃の胃痛は、やはり水不足が原因で起きていることが多いのです。

自分の身体の感覚に気をつけていると、大抵は1月中に、身体がフッと緩む感覚があり、春の身体になる変化が始まったことが分かります。
後頭骨の変化(開き)が始まったのですが、中頚が硬いと後頭部が上手く変化しないので、中頚を緩めておきます。

それから喘息のあるお子さんは、お餅の食べ過ぎなどが引き金にならないよう注意が必要ですが、発症したらL1,2(腰椎一番、二番)で処置します。

今年も筋トレやジョギングで鍛え、ストレッチで柔軟性を養い、サッカー部の子供たちとボールを追いかけて、日々過ごしたいものです。

そして、朝起きて直ぐの合掌行気で、掌の感覚をリフレッシュし、活元運動で身体を整え、朝晩の瞑想で感性を高めることは、より重要な日課です。

年の終りに、良き実りを刈り取ることが出来ます様に!