活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

“立っているのも辛い”原因は…

2022-05-28 14:56:00 | 自覚のない食べ過ぎ
「体が辛くて、立っているのもしんどいです。また腕の付け根や二の腕の痛みもあります。
何が原因でしょうか?」と、LINEが来ました。

以下のようにお答えしました。
「腕の付け根と二の腕の痛みは、以前使った疲れが出たものではないでしょうか?

私もほぼ毎日筋トレをしていますが、その時は平気ですが、時々何もしていない時に、突然ズーンとだるくなって、動かすこともできないようになります。
短時間で元に戻りますが。
筋トレはやはり負荷をかけてするので、その返りが来るのだろうと思います。

また身体が立っているのも辛いというのは、実は私も以前は数え切れない位経験していました。
しかし当時は、原因が分かりませんでした。

34歳位の時に新宿にある「新美健」というところで働いていました。
ビルの地下2階で、入り口の右側がエステで、左側が治療室でした。
私のような指圧師や、鍼灸師、またカイロプラクターも含めて、7〜8人いました。

ある日朝から出る早番で、私は絶好調でした!
お昼を過ぎていましたが、『まだ続けて5人でも10人でも大丈夫!』という感じでした。
「新造さん、お昼をどうぞ。交代しましょう」と声をかけられました。
多少空腹感はあったものの、仕事中は気になりませんが、交代して奥に引っ込みました。

お昼は大抵業者さんのお弁当でしたが、その日もそうでした。
お茶を飲みながらお弁当を食べて、別にお腹いっぱいなのに無理して全部食べたというのではなく、普通に食べ終りました。

直後にズーンと、身体全体がだるさに襲われました。
この後仕事なんて、とんでもない!という感じです。

何が原因か、分かりませんでした。

別に悪いものを食べたとも思えないし、第一他の皆と同じものを食べているのです。

でも後になって思えば、“身体にとっては食べ過ぎだった”のだろうということです。

整体の先生のもとで4年間の執行の後も、月に2回は必ず整体を受けていました。
その時は確かに身体は軽くなるのですが、時々とても身体が辛くなる現象は、収まりませんでした。

朝目が覚めても背中が辛かったりで、何時間も起きられないことが、何度もありました。

誰でもそうでしょうが、私も『何が原因だろう?』といろいろ考えましたが、分かりません。

時々少食がブームになりますが、「少食が人を健康にする」は私も読みました。
本屋さんの棚で見つけて衝撃だったのは、「食べない人たち」です。
ご存知かとも思いますが、3人の超少食の人たちの共著で、一冊目の皆さんの顔はモノクロです。
1〜2年後に出た、同じ名前の二冊目の本では、皆さんの顔はカラーになっています。

2冊とも本棚にあり、拾い読みをした後、2冊とも買い求めました。

三人のうち最も少食の秋山さんは、年に数回しか口にものを入れない人です。
水も飲まないとのことです。
以前は極真空手をやっていたという人ですが、「食べない現在が、最も体が軽いです」と述べています。
マチュピチュに登った時は、「あまりにも体が軽くて、最後はガイドの人を追い抜いて、真っ先に頂上に着きました」と書いてありました。

ご存知だと思いますが、一時期有名になった“サーチューイン遺伝子”は、空腹の時間が一定時間経つと働きだす、“若返り遺伝子”です。

先月博多での「若返りの学校」と云うセミナーに参加しました。
その3週間位前に、同じ会のズームでのセミナーがあり、その後いくつかのサプリが送られてきました。

ズームの勉強会の後、1つの習慣を身に付けました。
それは、毎日“16時間の空腹の時間を作る”ことです。
私の場合は、晩の8時までに夕飯を終え、次の日は12時まで食べないようにしています。
必ず二食というわけではなく、間におやつを食べる事はありますが、夕飯のあと翌日のお昼まで16時間空けています。

明らかに以前より体が軽いので、今のところ続けています。
これまでも、自分では決して食べ過ぎているという感覚はなかったのですが、結果として身体が軽くなったのは、やはり身体にとっては多すぎたのかなと思います。

以前にも1日2食にした事はありますか、“16時間空ける”という概念を取り入れたのは初めてです。

以上ですが、何か少しでも参考になれば幸いです。」