活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

3月の身体

2021-03-01 17:29:00 | 季節の身体
花が
気温の高低を繰り返しながら、少しずつ春に近づいてきました。

井の頭公園の梅の木も、どの種類も花が開いています。

三月になると風も強まり、晴れと雨の天気が週に2回位の周期で繰り返します。

アキレス腱の硬い人は(特に左の)中頚(首の中央あたり、横の部分)が緩まず、身体が春に移行するのが遅れます。
またアキレス腱が硬いと、熱が出たときに症状が重くなりがち(痙攣など)なので、愉気をするなり、温めるなりして緩めておきます。

中頚が緩めば肩甲骨の動きもスムーズになり、四月にかけての骨盤の変動もスムーズに行きます。

活元運動は、もちろん自然の動きに任せて良いのですが、それとは別に意識して肩甲骨の活元運動をしておけば、花粉症の症状が軽減できます。

頭部の変動の時期なので、歯痛などになりやすいのですが、歯の大きな処置などは避けるべきです。
鼻の異常や目の疲れ、また眠くて仕方がないなどの症状も、アキレス腱や中継がきちんとなれば、大抵は収まります。

それからこの時期に多い症状として、D7 (胸椎七番)の凹(陥没)があります。
いろんなところに厄介な症状を起こす元になるので、L5(腰椎五番)をきちんとしてからD7に愉気をします。
小さな子供は身体が敏感で、息を吹きかけるだけで、たいていはD7が正常になります。