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体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

憲法記念日に

2018-05-03 16:37:18 | 体の変化
今日は憲法記念日です。

世界的には、“憲法も時代に即して変わるべきだ”との考えが一般的なようで、実際ドイツは59回、イタリアも20回ほど憲法改正を行っています。
それ故1度も改正を行っていない日本国憲法は“世界最古の憲法”と揶揄されているほどです。

最近憲法改正に関する論議が盛んですが、「たとえGHQが作ったものであっても、素晴らしいものだから今のままで良い」と思われるのも、「今のものはボツにして、我々日本人が自ら作るべきだ」と思われるのも、それなりのお考えがあっての事ですから、それで良いと思います。

ただどのように考えるにしても、その根拠となる憲法制定に至る過程がどうであったかという事実を知る事は、とても大切なことではないかと考えます。

ごく最近、アメリカのスタンフォード大学内のフーヴァー研究所に在籍する唯一の日本人である西鋭夫教授が、数年前に見つけた数千箱の膨大な資料の中から、憲法作成当時の、日米双方の当事者の会話記録なども踏まえて、当時の実際の状況がどのようなものであったのかを、まとめることができたようです。

73年前の色々な事実関係が明らかになるわけで、大変な功績だと思いますが、私たち日本人皆が、提示された事実を元に、改めて日本国憲法がいかにあるべきか、考えてみるべきではないでしょうか?


さて本題に入りますが、5月は消化器の働きの変動の多い月です。
食欲があったりなかったりします。
それで、食欲のない時に、『こんなはずはない。もっと(お腹に)入るはずだ』などと無理やり詰め込むと、その後しばらく食欲がオカシくなって、たいていは食べ過ぎになり、背中が重くなったり脚がだるくなったりするので、要注意です。

先月に続き、“穴追い”の時期です。
H2(頭部第二)な左右でゆるい側から、指先まで気を通していくと、上胸部が変化します。
回を重ねるごとに、効果がはっきりしてきます。
また補強するために、後頭骨やアキレス腱を緩めます。
特に、H5(頭部第五)の硬直や飛び出がないか注意して緩めます。

汗の出にくい人は、D5(胸椎五番)を愉気や刺激しますが、それで上手くいかなければ、D8(胸椎八番)への愉気をすると、今度は変化してきます。

またこの時期は古い打撲の箇所が痛んだりする時期ですが、打撲をして長期間経つと、その部位とは離れた左の肋骨など別の場所が痛むので、その関連が分からなくなります。
特に思い当たることもないのに、いつも腰が痛い・辛いという人は、打撲の影響ではないかと疑ってみるべきです。
※ 打撲の場所は、頭でも背中でも足でも、全て腰椎( 特にL1,2,3 )に影響してきます。
成長期の27〜28歳までの強い打撲は、胸骨上の違和感や痛みとして現れますが、その部分をいくら愉気をしたり揉んでも、症状は消えません。
腹部の愉気や、股間の脂を取るなど、打撲の処置をしないと変わりませんし、処置をしない限り一生続きます。
野口晴哉氏が、「打撲は癌よりも怖い」と云われた所以です。
又打撲の後下痢などの症状が続いて止まらない時は、大腿部の裏側の硬直を緩めると収まることがあるので、試してみてください。


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