だるさや疲労感については、不思議なことがあります。
『明日は用事がないから、朝から◯◯と⬜︎⬜︎をやろう』と思って、(夜更かしなどせず)普通に寝ます。
ところが翌日になると、朝からかったるくて、とても何かをできる状態ではありません。
別に疲れるような何かをした覚えは無いのですが、お昼頃まで、ときには午後にまたがって身体が辛く、何もできません。
何度も経験した現象ですが、共通しているのは“用事のない、お休みの日に起きる”現象だということです。
用事のあるときは隠れていて、邪魔をしないようにしていて、休みのときに表に出て発散し、解消する。
そんな感じです。
それからこれは、時々振り返ってみて、未だにわからないのですが、高校生のときに体験した現象です。
1年生と2年生の時に、体操部に所属していました。
授業の終わりに近い四時限目か五時限目頃は、いつも身体が(特に背中が)だるくなっていました。
『こんな状態で、体操なんかできるかなぁ…?』
そんなふうに思ってしまいます。
授業が終わり、かったるい状態で、石段を降りてグラウンドの部室に向かいます。
体育館で敷くマットを部室から取り出し、グラウンドを歩いて石段を上ります。
さらにそれを体育館の中に持っていき、所定の場所に敷きます。
マットは、それなりに重さがあります。
この辺りで、不思議な現象が起こります。
早い時は、マットを運んでいる途中で、フッと急に身体が軽くなります。
マットを敷いた後、逆立ちをして体育館の壁際を一周したり、その後マット(2枚分)上を前方転回します。
次に後方転回し、そして次の運動に移ります。
たいていは、この時までにフッと、急に身体が軽くなります。
ある瞬間に、突然身体が嘘のように軽くなるのです。
いつもそうでした。
本当に不思議でした。
そして、その後は“いくら動いても平気”な状態が続きました。
当時も時々この現象について考えました。
でも、わかりませんでした。
身体を動かすことで身体が温まり、血液の循環も良くなり…
それらしい説明はつけられるのですが、本当はどうなのでしょう?
ここ数年、かったるい時にジョギングをしたり、ボールを蹴ったりしても、以前のように身体は軽くなりません。
当然、年齢によって異なると思います。
また食事の事について、やはり本当はわからないということを、少し考えてみます。
数日前整体に来られた女性は70代後半ですが、お母さんは99歳だそうです。
「毎日3食のほかに、朝のおやつと夕方のおやつを必ず取ります。でも元気で、頭もボケてなくて大丈夫です。耳は少し遠いですが」とのことです。
また先日亡くなった日本で最高齢だった女性は、確か119歳でしたね。
去年だったかその人のことが記事になっていました。
私の記憶に間違いがなければ、確か毎日3食のほかにおやつもとっていらっしゃったようです。
少しモゴモゴした声で、「まだまだ死ぬ気がしません」とTVで仰っていました。
私自身は、毎日3食+朝晩のおやつでは、疲れてだめだと思います。
そこまで消化器は丈夫ではありませんから。
経験上も、そう云えます。
「食べない人たち」の3人のうち、一番知られているのは森美千代さんでしょうか。
高校生の頃から、治療法として断食などを始め、途中から毎日青汁一杯になり、その後ずっと数十年間、毎日青汁一杯の生活のようです。
鍼灸院か何か治療院の経営者であり、自らも治療に当たっているようです。
本の中に書かれてありましたが、春の桜の咲くある日に、桜並木があまりに綺麗で、ついつい軽くジョギングをされたようです。
いくら進んでも桜並木が途絶えず、結構な距離をジョギングされたようです。
しかしその時も、またその後も、筋肉痛など全く起きなかったと書かれてありました。
普段走ることなどないのにです。
栄養学というものがありますが、本当の事はわからないですね。
そもそもある食品が何カロリーだとかいうのも、怪しいものです。
“7年間フルーツだけ”で有名になった中野瑞樹(みずき)さんは、2020年の時点で44才。
既に“12年間フルーツだけ”になり、結婚もされていたようです。
超少食の人たちや中野さんたちが共通して語っているのは、身体が軽くなるのことの他に、頭が冴えることです。
ある人が、1日3食(時々おやつも)で、85歳まで健康に生きられるとしましょう。
同じ人が、1日2食でも、(他の条件が同じなら)やはり85歳まで健康に生きられるのではないでしょうか?
これは検証不可能なことですが、どちらを選ぶかは、各々の人が自分で決めることです。
置かれた環境や食に対する好み等で、ご自分に合った最適と思われる食事法が見つかると良いですね。