活元運動をお勧めする、整体師のブログです

体は自然の一部であり、季節ごとに特徴があり、調整点が異なります。

武漢コロナと6月の身体

2020-06-06 19:15:00 | 季節の身体
新型コロナ肺炎で、街の風景は一変しましたが、『こんな状態がいつまで続くのだろう?』というのが、誰しもの共通の思いではないでしょうか?

昔から「無病で育った子供は弱い」と云いますが、風邪をひいたり、ちょっと熱を出したり、小さな怪我をしたり…と、多少は鍛えられた方が、結局は丈夫になるということです。

この先ずっとコロナ肺炎ウィルスや、その他の病原菌に接触しないなどという事は不可能です。
そもそも今現在でも、多種多様な細菌やウィルスに日々触れている事は間違いありません。

要はその細菌やウィルスに体が侵されなければ良いわけで、体調が良い状態で、細菌やウィルス、またその感染者に時々は接触することで、鍛えられ、さらに免疫力を強めることが、現実的で最良の策かなと思います。
心理的に怯えて浅い呼吸になり、まるでこの先もずっと“無菌室”状態でいたいなどと、現実離れしたことを望む事は、むしろ逆効果ではないかなと思われます。

SARSにMARS、そして今回の新型コロナ肺炎で終わりではありません。
武漢コロナウィルスの変異型や、別の何かがまた必ず発生するという前提で、どう対処すべきかを考えた方が良さそうです。

体調がすぐれなかったり持病があったりという、リスクの高い人は別として、睡眠や食事に気をつけ疲労をためないようにして、あまり神経質にならず、前向きな気持ちで日々を過ごすことが、こんな時期を乗り切ることにつながると思います。

6月になっても暑い日が続いていますが、井の頭公園の紫陽花も見頃になってきました。
先月25日の宇部市の常盤公園は、菖蒲が半分くらい咲いていましたが、紫陽花はこれからという状態でした。
2週間近く経った今は、だいぶ見頃になっているのではないでしょうか?
紫陽花には雨(や蝸牛)が必要ですが、もう少しで梅雨になりそうです。

梅雨の時期の体の特徴として、H5(頭部第五)の下がりや、D7(胸椎七番)の凹がありますが、D9(胸椎九番)に力がないと、湿気に弱くなる傾向があります。
D5の下りは頭を鈍らせますし、D7の凹は体調不良やだるさの元になります。

この時期を快適に過ごすために大事な事は、汗をかく事ですが、室内ではクーラーがあるのが普通なので、その汗で特に首を冷やさないよう注意が必要です。
うっかり冷やしてしまった時は、電子レンジ等で蒸しタオルを作り、何度も当ててしばらく温めるのが、入浴よりも効果的です。