07-3-31 うす曇
花の多摩湖自転車道。桜はほぼ満開、右の写真はもくれん。
花の並木が多摩湖まで続く。
多摩湖は現在、堤の修繕のため立ち入りが出来ない。
堤の上から桜見が出来ないのが残念。あと2~3年かかるそうな。
雨に濡れる満開のはなもも
07-3-30
金子兜太氏の「俳句の作り方が面白いほどわかる本」を
参考に、「参加することに意義あり」の精神ではじめた。
先ず自由に作ってみて、後で勉強して手直ししてみるか。
いずれにしても、お遊び気分が一番大切なことと思うが。
51 雨戸あけ 残り一輪 梅の花
52 見あげれば 桜の隙間に 月光る
53 風騒ぐ 桜揺らすよ 月影も
54 激風や 落ちた桜枝 すぐに活け
55 月夜下 拾いし桜枝 活けにけり
56 夜桜や 母の介護で 連れ出せり
57 将来見えぬ 母の介護に 時過ぎる
58 桜散る 母の介護に 妻の笑み
59 朝日浴び ぼけの花びら 蝶が舞う
60 毎年の ことな れど桜見は 快なりと
61 春雨や 黄砂落として 花見かな
62 春嵐 キジバトじっと 卵抱き
63 春雷や パソコン電源 サッと切り
64 焼き鳥を 片手に家路 さくら舞う
65 吹く風や もくれん上に 桜散る
66 行く人や 頭に桜 載せ歩く
67 包丁研ぐ 職人頭に 桜舞う
68 桜降る 空掘川に 光る水
69 花韮や 小さな庭先 白じゅうたん
70 花梨花 弱弱しく 雨に濡れ
71 菜種梅雨 キジバト親子 気にかかり
72 春風や 心おだやか 種を蒔く
73 忙しき 春は農家の ボランティア
74 春の日や 秘湯貝掛 混む車
75 白サギや 魚野川原で つくし摘む
76 つくし土手 じゅうたん広げ 生えざかり
77 若者や 連休後も 春スキー
78 残雪や 陽を浴び光る 模様かな
79 青サギや 狙いは大源 ますやまめ
80 残雪の 山々仰ぎ 息深く
81 トンビ舞う 大源太は 緑増え
82 一輪草 白と紫 菊のよう
83 浅貝や 暖冬悲しき 水芭蕉
84 吹く風や 土筆摘むなり 魚野川
85 雪どけや 水ににじます 大源太
86 春霞 太陽囲む 虹薄く
87 暖冬や 勢い少なし 魚野川
88 風強し 杉が踊るよ 舞子の湯
89 雪どけの 水音弱し 大源太
90 キジバトや 雛2羽を 抱え込み
91 親は留守 キジバト雛が もぞもぞと
92 囲碁の会 交互にうなる 菜種梅雨
93 春雨や うなりほめあう 囲碁可笑し
94 山鳩や 雛二羽消えて 巣が残り
95 春電車 化粧せし女の 目は怖し
96 ビル風や 春山風と 比較せり
97 ほろ酔いの 風顔当る 春の宵
98 酔い桜 風顔当る 囲碁帰り
99 地味に咲く 一人静や 雨上がり
100 誰名づけ 都忘れや 虫が寄る