観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」を考察する予定。

受けてたつつもりの中国

2012-10-28 01:19:36 | 日記
尖閣問題「強力に対応」 中国外務次官(MSN産経ニュース 2012.10.27 12:53)

>沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化に関し「領土主権問題で(中国側が譲れない)最低線に挑戦するなら、強力に対応し、平和発展の道を進むために障害を排除しなければならない」と述べ、妥協しない姿勢をあらためて強調した。

またまた挑発している。弱い犬ほどよく吠えるとは言うが・・・。中国政府からは全く大国の風格が感じられない(日本政府のような弱腰も困ると言えば困る)。

中国側が譲れない最低線とは「尖閣は中国の領土」(全くの大嘘だが)で、日本の譲れない最低線とは日本の領土は日本の領土(どう見ても尖閣は日本の領土だ)だから、日本は存在するだけで、中国の怒りを買うらしい。こちらが何もしなくても挑発されたと感じる被害妄想な方々に何かを言うのは虚しいものだ。第一平和を掲げて排除するなど、思い切り矛盾している。排除がつまり威嚇的な手段だからだ。事実を端的に言えば、実効支配している日本が守る側で、中国が攻める側だ。誰がどう見ても。ゆえに、中国がこれを覆すためには、攻めるしかない。つまり中国が尖閣を欲するなら、平和的な手段など有り得ない(裁判に訴えるなら、戦争や威嚇よりは平和的(な闘争)と言える)。不思議なのは、中国がワザワザ被害者ぶる(典型は漁船体当たり事件)ことで、どう見ても純粋なる屁理屈なのだが、それを恥じないところが中国にはある。障害を排除するって何をするつもりだが。

それはそうと、そんなに国有化が嫌なら、民有地に戻そう。都に集めた基金も放り出された格好になったわけで、あれを民間の基金にして、政府が払い下げればいい。そうすれば、国有化を民有地に戻したということで、中国も納得するのではないか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿