星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

しばたの郷土館中庭観月会

2012-09-30 23:06:13 | 之波太:柴田
しばたの郷土館の中庭での中秋の名月の観月会が行われました。
平成9年から始まった事業ですが、途中、台風の直撃、新型インフルエンザ、
で2回中止しましたが、本日も台風17号が接近していましたが、開始の
18時30分頃は雲が多かったものの、雲と雲の間から月が数分間見えました。





筝曲演奏(生田流)
しばたの民話(柴田かたりべの会)
観月茶席(樋口宗正社中)
名月観望(柴田町星を見る会)
の4団体が今回参加しました。

平成9年から4団体は常時参加していましたが、
途中、郷土料理のグループ、雅楽のグループ等の参加もありました。


茶席


筝曲・琴の演奏


大型双眼望遠鏡を出したのですが、月を5分程度見ただけで
雨が降ってきました。
室内で、エアードームを展開し、プラネタリウム投影を行いました。

旧暦8月15日の月を「中秋の名月」とよんで、お月見をする習わしは、
もともと中国から9世紀頃伝わったもので、日本では、平安時代には定着
したとされています。
中秋の名月といわれれば、真ん丸な満月を思い浮かべるかもしれませんが、
中秋の名月は旧暦8月15日のことであって、満月はしばしばこれより一日
か、時には二日ほどず遅れることがあり、名月がほんの少し欠けていること
はよくあることです。
今年は、旧暦の8月15日が満月となる珍しいことです。
2019年、2038年、2057年・・ など、19年ごとに旧暦8月15日
が満月となる日がおとずれます。これがサロス周期です。

「中秋の名月」を「仲秋の名月」としてはいけません。
仲秋とは、秋を三つに分けた「初秋」「仲秋」「晩秋」のひとつであって
中秋の名月の「中秋」は秋全体のど真ん中を意味しているからです。

中秋の名月は中国から伝えられたもので、日本では9月頃は、あいにく台風と
秋の長雨の季節で名月を見られないことがよくあります。
(14回のうち晴れたのは3割程度です)

そこで考えられたのが、日本独自の中秋の名月からおおよそ1ヶ月遅れの旧暦
9月13日を「十三夜」とか「後(のち)の月」よんでお月見をする習わしです。

中秋の名月と十三夜の後の月は、どちらも見るのがよく、一方だけを見るのは、
「片見月」とか「片月見」といって縁起がよくないとされています。

今年の「十三夜」は10月27日です。



三角点・東根・蔵王町

2012-09-30 22:14:40 | 標石
今回の四等三角点は、刈田郡蔵王町大字塩沢にあります。

点名:東根(ひがしね)
種別:四等三角点
基準点コード:TR45740151401
緯度: 38度05分54.8328秒
経度:140度40分48.1053秒
標高:88.00m
所在地:刈田郡蔵王町大字塩沢字北7
備考:昭和40年7月に標石が設置されている。
    平成3年7月26日に更新されている。
撮影:2010年8月22日
   

三角点周辺
梨の果樹園から杉林に入ったところに三角点がありました。
大きな保護石4個ありました。


【四等三角点(東根)】