明日につなぎたい

老いのときめき

90歳・旅の始まり

2016-10-14 13:31:25 | 日記

 10月12日は私の誕生日。90歳になった。一般に公開されるブログで、なんでプライベ-トなことを扱うのか、躊躇い(ためらい)もあったが、敢えて書き込むことにした。多くの知人からメ-ルやフェイスブックで「90歳、おめでとうございます」とのメッセ-ジが送られてきた。殆どが「これからも歳を重ねてください」という意味の言葉が添えられている。嬉しい。感動がこみあげてきた。この気持ち、どう表現したらよいのか。「有難うございます」。この一言をもって返礼した。

 

 一夜明けると、90歳が何でめでたいのか、胸の片隅にこんな些細な問答が始まっていることに気付く。90歳まで生きたアルベルト・シュヴアイツアー(1875年~1965年・ドイツ生まれの医学、哲学者、音楽家)について少し調べた。この人は「生命への畏敬」の概念をもち、医療でアフリカ人を救い「密林の聖者」といわれ、反核運動にも加わった、ノ-ベル平和賞受賞者である。「生命への畏敬」とは生命を崇高・偉大だとする世界観である。長く生きるのが尊いのだ。90歳はその始まりだと解すれば、めでたいではないか。

 

 シュヴアイツアーにあやかる、そんな大それた気はないが、友人たちからの温かい祝辞は「生命への畏敬」を改めて考えさせられる契機になったようだ。90歳は卒寿、つまり寿命を卒える、死ぬ年齢だとの説もあるらしいが、ものは考えようだ。90歳は新しい旅の始まりだとしよう。90歳を迎えられたのは医学、医療の力であり、私を支える家族、友人たちの力であった。私も微力だが無力ではない。人間、生命を大事にする社会をめざす一人でありたい。このブログも、そのつもりで続けたいと思っている。

 

 

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