アメリカ司法省は、連邦大陪審が、三菱電機の元・現職幹部ら3人と日立グループ「日立オートモティブシステムズ」の幹部ら4人を起訴したと発表しています。
罪状は、自動車部品のカルテルで、2000年から10年頃にかけて、米フォード・モーター等に対し、エンジン始動機などの価格を操作したというものですが、連邦大陪審が起訴したということは、証拠隠滅を図ったか、何らかの隠ぺい工作をしたと認定したからかも知れません。
両社はいずれも13年11月に不正に加わっていたことを認め、三菱電機には1億9千万ドル(約200億円)、日立オートモティブシステムズには1億9500万ドルの罰金支払いを命じる判決がそれぞれ出ている。(ワシントン=共同)
今までは、司法取引を行い、1年程の禁固刑と罰金刑となっていましたが、今回は公開の場で裁かれることになり、事件は次なるステージに入ることになります。即ち、本家本元である日本の自動車メーカーへの捜査になります。