豊田通商、リッポーG、トヨタホーム、東急不動産、ジャカルタ郊外長期滞在ホテル開業

＊東南アジア全域に渉る、長期滞在型ホテルへのニーズは急速に拡大の気配、今回のホテル開業は展開の為の拠点？

■豊田通商など４社　インドネシアのジャカルタ市近郊で27日、長期滞在型ホテルを開く。客室は180室で、24時間日本語対応のコンシェルジュや日本食レストランなどで日系企業の長期滞在者や出張者の生活をサポートする。

　開業する「アクシア・サウスチカラン」は豊田通商、インドネシア大手企業集団のリッポーグループ、トヨタホーム、東急不動産グループのトウキュウ・ランド・インドネシアの共同出資会社が運営母体となる。ジャカルタ東部では日系企業の進出が急激に増え、長期滞在者や出張者向けの宿泊・居住施設が不足している。日本人向けのサービスを充実した施設のニーズがあると判断した。

　施設内にはジャカルタ市で人気の日本食レストラン「紅音（あかね）」の姉妹店「紫音（しおん）」や日本食材スーパー「Ｐａｐａｙａ」のほか、大浴場やサウナ、ジム、プールを設置した。日本語対応のコンシェルジュや送迎サービスも整えた。