*ピーチが関空シナジーを作り出し、関空シナジーが関西シナジーを作り出した、これはスゴイことですが、キワメテロジカルな非日本的事例だと思う、官僚も官僚複合も関空シナジーを作れなかった、
*ピーチは14年度の搭乗者数が400~500万人と13年見込みに比較、100万人増やす方針、7月の那覇ー福岡便の就航など新路線効果含め、利用者を拡大、那覇空港を第二拠点と位置付け.今後那覇ーベトナムなどアジアへ向かう便の開設を検討、平均搭乗者数は83%
83%
ピーチ・アビエーションは、全日本空輸を筆頭株主に持つ、関西国際空港を拠点とする格安航空会社 (LCC) である。 .... 11月29日:当日のMM193便(関西発鹿児島行き)にて累計搭乗者数が100万人を突破したことを発表。 ... 2013年6月、新石垣空港で行われた石垣線の就航記念セレモニーの際、2013年夏期受領予定の10号機をもって関西国際空港の ーーー
主要株主 ANAホールディングス 38.67%
ファーストイースタン・インベストメントG 33.33%(香港ファンド)
産業革新機構 28.00%
*東洋経済オンライン、ピーチ井上社長インタビュー、要約
*原文をドーゾ、
彼らに話を聞いたのですが、「成田から飛んでいるLCCはよく欠航している。なけなしのおカネで旅行に行くのに、キャンセルになったら困るのでピーチを選んだ」と。そんな学生さんは1人2人ではありません。いくつものグループが同じような話をしてくれました。こうした評判が、直接的な口コミやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで広がっていくのでしょう。ちゃんと飛ぶというのは、普遍的な価値なんです。
「空飛ぶ電車」のサービスモデルを志向しています。このビジネスモデルが「おもろい」(「面白い」の関西弁)から、優れた人材が集まってきてくれていると思います。
チケットはお客様に自ら手配していただいて、駅の改札を通るようにご自身でチェックインしていただく。その代わり、弊社が開発したマシンは世界最速級の速さでチェックインを完了できます。また、新幹線のワゴンサービスのように、機内の飲食物は有料で提供しています。定刻になれば無慈悲に出発します。
チケットもスターバックスのレシートのようで、チェックインの仕組みも簡素すぎて、戸惑う人もいたんですね。でも、関西の人には想定以上に早く受け入れられました。航空サービスだと思っているとやけに冷たいが、関西の人は「だから安いのか」と合理的に理解してくれています。
私たちは関空を拠点にしてもうまくいくだろうと想定していました。関西圏は約2000万の人口を抱え、韓国に匹敵するほどの経済規模がある。京都や奈良など、外国人が日本で訪れてみたい人気スポットが7カ所もあり、首都圏の空港に比べてアジアへのアクセスが約1時間早く、24時間体制で離発着できる。
それに加えて、LCC専用のターミナル(第2ターミナル)が関空に設置されたのが大きいです。海外の事例がそうですが、支えるインフラがないとLCCはうまくいかない。私たちはそれを自分で調べましたが、専門家は知らなかった。関空が第2ターミナルを設置するにあたっ私たちがいろんな情報を提供しました。
そこをピーチの搭乗者が利用していることで、関空の人の流れが変わりました。閑古鳥が鳴いていたような場所にコンビニやファストフードが新たに出店したり、関空にアクセスする電車やバス、フェリーなどの公共交通機関が早朝、深夜枠を増やしたりということにつながっている。たとえば、大阪・梅田から関空へ向かう深夜バスは朝3時の便が満席になっています。
*ファーストイースタンインベストメントGについては以下のデータ
2月1日、全日空は香港のファーストイースタン・インベストメントグループと、月内にもLCC事業で新会社を設立する。画像省略、2009年1月撮影(2011年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 1日 ロイター] 全日空<9202.T>は1日、香港のファーストイースタン・インベストメントグループ(FE)と、関西国際空港を拠点とするLCC(ローコストキャリア)に関する共同事業で株主間協定を締結したと発表した。
月内にも新会社を設立し、2011年度下期中の運航開始を目指す。同社広報担当者によると、複数のLCCの参入により競争が激化している国際線で競争力を向上することが狙い。
全日空は昨年9月、FEとの共同出資によりLCC市場に参入すると公表済みで、今回、新会社の名前や当初出資額などを決めた。新会社名はA&Fアビエーションで、国内線と国際線を展開する。設立時の出資額は全日空が1005万円、FEが1000万円、その他が1000万円で、今秋の就航までに国内投資家から出資を募り、最大約150億円まで増資する計画。社長には全日空のLCC共同事業準備室の井上慎一室長が就任する。
LCCのブランド、路線、運賃、機材などについては未定で今後詰める。全日空の広報担当者によると「近距離からスタートする予定で、国際線については中国や他のアジアを想定している」。