THINKING LIVE シンキングライブ

シンキングライブは経済情報サイト
矢野雅雄が運営しています。

イタリアのルクソティカ・グループは、フランスの同業エシロール・インターナショナルとの合併で合意

2017年05月23日 21時21分12秒 | thinklive

*メガネ業界では断トツの1位企業が誕生する、合併以前でもルクソティカは米メガネ市場で寡占体制を構築していたが、この合併はその体制を強化することになろう、

クソtrヒカ「レイバン」などブランド眼鏡で知られるイタリアのルクソティカ・グループは、フランスの同業エシロール・インターナショナルとの合併で合意した。統合後の売上高は150億ユーロ(約1兆8140億円)を超え、時価総額は高級ブランド2位のエルメス・インターナショナルに匹敵する。

  16日の発表資料によると、ルクソティカの創業者、レオナルド・デルベッキオ氏の持ち株会社が株式31ー38%を保有する筆頭株主となり、同氏が統合後の新会社の執行会長兼最高経営責任者(CEO)になる。

世界最大手イタリア・ルクソティカとフランスの同業大手エシロールは16日、合併することで合意したと発表した。2017年中に合併手続きを終え、新会社エシロール・ルクソティカを設立する予定。時価総額は5兆円を上回る。

 ルクソティカ創業者で会長のデルベッキオ氏が新会社の最高経営責任者(CEO)になり、エシロールのサニエールCEOが副CEOに就く。デルベッキオ氏の持ち株会社であるデルフィンが新会社の31~38%の株を保有し、筆頭株主になる。

 本社はパリに置く。両社の合併で売上高は150億ユーロ(約1兆8千億円)以上になり、従業員は世界で14万人になる。両社は中期的にコスト削減などの相乗効果が4億~6億ユーロになると説明している。

 眼鏡などの市場は年間900億ユーロ規模とされ、アジアやアフリカなど新興国を中心に成長している。発表資料によると、世界の25億人が眼鏡を手にできず、適正な視力を得られていないという。

原題:Luxottica Agrees to Merge With Essilor in All-Share Transaction(抜粋)

ルクソティカ業績*ウキペディア

Revenue  9.086 billion (2016)[1]
€ 1.345 billion (2016)[1]
Total assets € 10.300 billion (2016)[1]
Total equity € 5.784 billion (2016)[1]
Number of employees
82,282 (2016)[1]

営業利益率 14.8%

エシロール業績*ウキペディア

Products Corrective lenses and ophthalmic equipment
Revenue Increase€6.72 billion (2015)[1]
Increase€1183 million (2015)
Profit Increase€757 million (2014)
Total assets €6.907 billion (end 2012)
Total equity €3.921 billion (end 2012)
Number of employees
61,000 (end 2015)

原題:Luxottica Agrees to Merge With Essilor in All-Share Transaction(抜粋


米で今人気のアパレル、”Everlane”、生産は一流ブランドと同じ工場、価格は半値以下?コスト公開、

2017年05月23日 14時38分43秒 | thinklive

 米国で人気上昇中のサンフランシスコ発のアパレルブランドがある。ハリウッドセレブも愛用する「Everlane(エバーレーン)」だ。オンラインのみの販売で店舗はない。人気の秘訣は、徹底的にコストをおさえ、高品質なアパレルを安価で提供していることだ。製品のコストを公開する、透明価格!会員制で会員数は100万人を超えた!

 

コスト削減を徹底し価格に透明性をもたせた
画像の拡大

コスト削減を徹底し価格に透明性をもたせた

 面白いのは、その商品表示だ。「劇的な透明性」を売りにしており、材料の原価、輸送費、縫製費、関税をサイトで公開している。たとえば、筆者が購入したトレンチコートの原価は57ドル。店舗では同様の商品を325ドルで販売しているが、エバーレーンでは138ドルで販売。こうした内容が商品ごとに記載されている。実に赤裸々な価格表示である。

 創業者のミハエル・プレイスマンさんはベンチャーキャピタルの出身。原価7ドルのシャツが店舗で50ドル以上で売られているアパレル業界の利幅の大きさに驚き、2010年、25歳でこのビジネスを始めた。

 エバーレーンは原価7ドルのシャツを15ドルで販売している。有名ブランドと同じ縫製工場で生産しており、ハイブランド並みの品質を維持している。デザインもシンプルで活用しやすい。最近、元GAPのクリエイティブディレクターがメンバーに加わったことも話題となっている。

 他にも、販売価格を下げるために様々な工夫を凝らしている。通常、アパレル業界ではシーズンごとにコレクションが出るが、エバーレーンはほぼ毎週新作をリリースしている。そして、大量生産することでコストを抑えるのではなく、少量生産にして在庫管理コストを抑制し、売り切る。筆者も迷っているうちに売り切れた経験が何度かあるので、在庫のあるうちに購入をと思わずクリックしてしまう。

 セールは一切しない。販売経路がオンラインのみなので、これまでの顧客の購入傾向やマーケティングデータを活用して店舗よりも在庫予測もしやすいと思われる。 会員数は100万人を超えている。売上高は公式には公開されていないが、昨年時点で3千万ドルを超えていると予想されている。

Everlane
Industry Retail
Founded 2010
Founders
  • Michael Preysman
  • Jesse Farmer
Headquarters San Francisco, California United States
Area served
The U.S. and Canada
Key people
Rebekka Bay (Head of Product and Design)
Products Women's and Men's: Shoes, clothing, bags, accessories
Website https://www.everlane.com

ワービーパーカー、ファッションメガネの、新興の格安オンライン通販企業、

2017年05月23日 10時46分58秒 | thinklive

ワービーパーカーとは、10年創業の新興のファッションメガネの格安オンライン通販、

ワービーパーカー(WARBY PARKER)は、デザイン性の高いフレームをリーズナブルなプライスで提供することを目的に、ファイナンスの分野では世界一と名高いペンシルヴァニア大学ウォートン・ビジネス・スクールの4人の生徒によって在学中に設立されたオンラインショップのメガネブランド。2010年創業となっており、名称の由来は、ニューヨーク・タイムズ誌に掲載された”This is the Beat Generation(ビート・ジェネレーション)” の執筆で知られる小説家、ジョン・クレロンの書いた日記に登場する2人のキャラクターに由来します。 格安でメガネが手に入る日本とは異なり、アメリカではレイバン(Ray-Ban)やオークリー(Oakley)を傘下に収めるイタリアのルックスオティカ(Luxottica)が流通を握っているため、ファッション性の優れたメガネを安く入手することが非常に困難。そんな状況に疑問を感じた4人が、自由なオンラインでの販売によってコストを抑えることを考えたのがスタートのきっかけでした。 実際、5本のメガネを家でお試しすることの出来る”Home try-on service”を含め、通常500ドル程度するファッションフレームを100ドルから150ドルで提供することを可能としたそのビジネスプランは素晴らしく、直ぐさま250万ドルを調達することに成功しています。 それを裏付けるかのごとく、創業以降、驚異的な勢いで客足を伸ばすと、2011年にはトータルで5万本以上のメガネを売り上げました。 現在までに1億ドル以上の資金を集め、大型都市を中心に徐々にショールームも展開しているワービーパーカー(WARBY PARKER)。ヴァーチャルでのお試しやスクールバスを改造した移動型店舗など、話題性にも事欠かない存在となっています。


ウオルマート、米、新興のメンズ専門店チェーン、ボノボス、3億$で買収交渉中、

2017年05月23日 10時34分34秒 | thinklive

小売り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズは、新興の男性衣料小売企業ボノボスを約3億ドル(約330億円)で買収することを目指して交渉している。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  協議の非公開を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、交渉は最終段階に入っているが、合意のタイミングは固まっていないという。 ウォルマートは最近、新興電子商取引企業や、インターネットを使って成長した新興ブランドを買収している。ネットでの存在感を高めることを目指しており、ボノボス買収もその取り組みの一環。

  今回の買収交渉については、テクノロジー関連ニュースサイトのリコードが14日に伝えていた。

原題:Wal-Mart Said Close to Acquiring Bonobos for About $300 Million(抜粋

Bonobos is an e-commerce-driven apparel company headquartered in New York City that designs and sells men's clothing. Bonobos offers a full line of men's suits, trousers, denim, shirts, shorts, swimwear, outerwear and accessories. The company was founded by Stanford Business School housemates Andy Dunn and Brian Spaly, and launched exclusively online in 2007. In 2012, Bonobos' business model extended offline with the launch of their e-commerce “Guideshop" locations,[1] and through a partnership with Nordstrom.

Bonobos was named “One of America’s Hottest Brands” by Advertising Age,[2] “Best Men’s Pants” by New York Magazine,[3] one of Inc. Magazine’s “20 Awesome Facebook Pages”,[4] and was awarded Crain’s New York Business “Best Places to Work in New York City”.[5]

 

Carousel Product Image


サムスンの新機種販「ギャラクシーS8」売好調、発売後3週間で1000万台トッパ、年間5000万台予測

2017年05月23日 08時06分56秒 | thinklive

【ソウル=山田健一】サムスン電子が4月21日に発売したスマホの旗艦機種「ギャラクシーS8」の出荷台数が1千万台を超えたことが17日、分かった。同社関係者が明らかにした。発売後約3週間での大台達成は昨年発売の「S7」より数日早い。韓国のアナリストの間ではS8の出荷は年内に5千万台を超すとの見方が広がっている。

 S8は昨夏に発火事故が相次ぎ、販売停止に追い込まれた「ギャラクシーノート7」以来の旗艦機種。ノート7の問題に伴うブランド力の低下が新機種に及ぼす影響が注目されたが、順調な滑り出しをみせた。

 S7はノート7の代替需要を取り込んだ結果、世界で昨年約4800万台が売れた。S8は有機ELパネルを使ったデザインが特徴。サムスンの巻き返しで米アップルとの世界首位の座を巡る競争が激化しそうだ。

 別途、サムスンは自社開発のスマホ向け基本ソフト(OS)を組み込んだ低価格スマホ「サムスンZ4」を発売すると17日発表した。19日からインドやインドネシア、アフリカなどで順次発売する。


鴻海精密とシャープは杭州市政府と共同で、世界最大級のTV向け液晶パネル工場を建設、1兆円の投資協定調印、

2017年05月23日 07時47分03秒 | thinklive

 【台北=伊原健作】台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業とシャープが共同出資するテレビ向け液晶パネル生産会社、堺ディスプレイプロダクト(SDP、堺市)は30日、中国の広州市政府と共同で、世界最大級のパネル工場新設を正式発表した。工場を核とする産業園区の建設へ約1兆円の投資協定に調印。買収完了からわずか4カ月半で鴻海・シャープは攻めに転じる節目を迎えた。

 「非常に重要で、非常に意義深い投資だ」。鴻海の郭台銘董事長は30日夕、広州市内のホテルで開いた調印式典で何度も同じフレーズを繰り返した。「シャープはかつて世界のトップを走っていたが、ここ数年は残念ながら投資資金がなかった。私が最初にやることは投資を拡大することだ」と語気を強めた。

 SDPと市政府は同日、共同で610億人民元(約1兆200億円)の投資協定を結んだ。巨額投資を双方で負担する。最先端のパネルとインターネットにつながるスマートテレビ、パネルの技術開発などの機能を集約する。世界最大級のパネル工場を中核に生態系(エコシステム)を築くとぶち上げた。

 パネル工場は世界最先端の「第10.5世代」となる。より大型のガラス基板を使って生産効率を高め、コスト競争力や品質を磨いて韓国勢などに対抗する。2017年3月に着工し、18年9月ごろをメドに生産を開始。19年には量産に入るスケジュールを描く。

 特に期待するのがフルハイビジョンの16倍の解像度を持つ次世代の「8K」だ。式典ではSDPは世界で唯一、「8K」技術に対応した「第10世代」の生産ラインを持っていることが強調された。現行の「4K」では韓国サムスン電子など競合他社に先行された。広州で「8K」の技術と生産体制を築き、世界をリードする地位を取り戻す狙いだ。

  鴻海は自ら主導してシャープのパネル事業を強化する姿勢を鮮明にしており、新工場は反転攻勢の象徴となる。直近ではシャープからSDP株の一部を引き取り子会社化。SDPは17年中にサムスンや中国の海信集団(ハイセンス)向けの大型パネルの販売を中断する見通し。パネル需要が回復するなか、取引条件を見直して採算を改善する。

 拡大を目指すシャープのテレビ向けに振り向ける狙いもある。シャープは22日、以前売却で手放した欧州のテレビ事業を買い戻すと発表。鴻海・シャープはグループとしてテレビやパネルの世界戦略を再構築しており、広州の新工場建設は攻めに転じる決定打となる。

 式典で郭氏は「次回も広州で投資する」と述べ、新たなプロジェクトの検討も進めていることを明らかにした。今後はパネルやテレビ単体ではなく、すべてのモノがネットにつながる「インターネット・オブ・シングス(IoT)」やビッグデータ技術を絡めて事業や製品の開発を進める意向を強調した。

 電子機器の受託製造サービス(EMS)で世界トップに上り詰めた鴻海。シャープ買収に執念を燃やしたのは、自らが持たない総合電機としての幅広い製品や技術力が必要だったからだ。広州はシャープとの相乗効果を試す地になりそうだ。*日経、