*三菱商事の業績回復の3割は石炭価格の予想外の上昇であり、それは中国の石炭生産の減少が影響している、それは他者依存性であって,積極的な要因ではない、豪州舳の過去の資源投資の復活でもある、どちらかと言えば受動的である、伊藤忠の利益上昇の要因は,中国最大のコングロへの昨16年の投資6千億円である、しかも個の6000億円はタイの最大財閥の1つ、CPによる6千億円の投資を加えて、1兆2千億円の巨額投資で、中国中信集団を持ち株子会社としたものだ、17年/1~3期乃中国経済の復活気配で,伊藤忠のこの投資は,数倍の成果となっリターンされる可能性がたかい、それを考慮すると,伊藤忠の今後の収益の成長が商事のを上回っている可能性が大きいと,ボクは思う、モット率直にいえば,中国の巨大コングロと豪州の巨大資源企業へ投資の両社の将来の成長比較といってもいいであろう、成長のケタがちがう、とボクは考える、
株価推移 2,437.5前日比+12(+0.49%)
1株利益277.72 配当70
三菱商事の業績回復が鮮明だ。2日、17年3月期の連結最終損益が4400億円の黒字(前期は1493億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想を1100億円上回る(予想は、3300億円)。上方修正は今期2回目。主因は鉄鋼生産で使う原料炭価格の上昇だ。非資源でも食料などの収益が上振れする。今期の年間配当を70円(従来予想は60円)と前期比20円増やす。
「歴史的な水準までの値上がりは想定外だった」。増一行最高財務責任者(CFO)は原料炭のスポット(随時契約)価格についてこう話す。中国勢の生産調整などで昨年11月、1トン310ドルと5年ぶりの水準に上昇。足元は170ドル前後まで下げたが、「ある程度で収束し、(前期のように)80ドル割れする状況は考えていない」(増CFO)という。
前期は銅価格の下落などで4260億円もの減損損失を計上、初の最終赤字に陥った。今期はオーストラリアに保有する原料炭の権益からの収益が拡大、金属資源部門の今期の純利益は1500億円と従来予想より800億円増える。原油などエネルギー部門と合わせ、資源分野の最終損益は1910億円の黒字と前期の3802億円の赤字から急回復する。
昨年11月に下方修正した非資源分野も上振れする。今期の純利益は4%減の2380億円と従来予想から150億円引き上げた。2230億円?海運不況を受け、保有船舶で減損損失約310億円を計上したが、ノルウェーやチリのサケ・マス養殖事業の採算が改善する。
配当を増やす理由について、増CFOは「資源価格が底堅く推移し、非資源でもしっかり利益を出せる見通しが立ったため」と話す。とはいえ、資源高に支えられた急回復の面は否めず、安定成長には非資源分野の一段の強化がなお課題だ。