紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

土佐人の使う言葉「土佐弁」

2021年01月11日 16時57分24秒 | 日記
 今朝は、零下2度です。 晴れで「無風」ですから・・・庭の木の切り枝と、菊の残骸を庭の焼却場で焼きました。 炎と、煙が真っすぐに上に上がってくれるからです。 見事に全部焼けました。 写真は,畑のブロッコリーですが収穫は2回目・3回目です。 (一回きりじゃー無いので便利な野菜です)
 
 今日の朝は「NHK・TV」で「井本あやこ」と云う若い女性「娯楽番組」に良く出る・お笑いタレントの話しでした。 鳥取出身でしょうか? TVの背景に「米子から見る大山」が映っていましたから・・・兎に角、北の国・山陰の田舎の子です。
 彼女・・・自分で曰く、幼い頃から「目だつ」のが大好きだったそうです。
 目が生き生きしてて…笑顔のかわいい、前向きでハキハキした子です。(土佐で云うハチキン娘)

 彼女の言葉で「根拠の無いよろこび」が大好きと云う・・・(根拠が無い)、と云う言葉を改めて考えさせられました。 「根拠の無い」幸せ・・・です。 (今の世の中に、一番必要な言葉です)

 私は、自分が土佐人でありながら、土佐人の良さの解らん人です。 特に、いま現在でも生粋の「土佐弁」には苦しめられています。 

 土佐の人達は・・・「根拠」(証拠)を求めます。 実物を見て・・実物に触って・・から判断するのです。
 だから、ありのまま、見たままを話します。 だから、結構「えげつない」(直感法)です。
 心をえぐる言葉が多いですが、「本心」は、本人としては「真逆」で、・・・愛してる…お前が好きや…と,云っているのです。

 因に「オンシャー,馬鹿か・・・!」は、アンタが大好きやなんです。
 「相手の肩を、愛おしく抱いて・・・”バカが!” 」と、云うのです。

 また、尊敬する大事な身近な人には…必ず「君・・・」(愛情混めて)呼びです。 大阪や東京では「君」呼ばわりする時は、目下の人か? 部下? 一格下の人に対して使うのです。

 土佐は「漫画王国」(ふざけた世界)です。 「くそ真面目」の好きな人が多いです。 坂本龍馬だし、吉田茂・総理だし、漫画家・手塚治虫だし、漫才家・「西川きよし」等などです。
 民謡にも、「塩吹くクジラを、庭の池で飼いよる・・・」です。 (大きなホラが通用します)

 「しょう…まっこと・・・エズイちや?」(正・誠、本当にマズイ!)は、強調語です。 誠と、正を、ダブって使います。
 又、家に来て食事した人に家の人が、「ノウジュウしてくれたかね・・・?」は、充分に食べてくれたかね? 「大変なご馳走を頂いて・・・」、「納・受」(納得)なんです。

 我が社の大阪の経理は、高知県・須崎市の出身でした・・・「ウワコ、おうせ・・・」は、「手」をだして、手の平で・・・”オツリを、頂戴” でした。
 私が、大阪に出た当時・・「なおせ・・・」が解らなかったです。 土佐では、傷んでいるから「修理する」ですが?  「直せ…?」は、「しまえ…」(きちんと置き場所に置く)なんでした。

 根拠の無い「歓び」…根拠の無い「幸せ」は、人生で一番大事な事なんです。 人を引き寄せ、自分も喜ぶ・・・其の意味での大切な処世術なんです。 (相手も、自分も、心ほんわか・・・になれます)

 さて今日の11日に感染者です。 「東京都」は、「1219人」で・・・重症者は131人。
 20歳台・356人。 30歳台・204人。40歳台・183人。…65歳以上が「151人」でした。
 「高知県」は「2名」で、20歳台・高知市男性、会社員。・・2名中・1名が、感染経路不明。

 


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