紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

儲かってる会社の税金の話

2012年07月29日 19時16分58秒 | 日記
儲かってる会社は利益に対して約4割の税金をかけられます。つまり、1億円儲かっても、1億円が使える訳でなく、決算上「余剰金」や「積立金」で残せる金は、6千万円だけなんです。税金を払った残りの「純利益」を貯めて、貯め続け、「無借金」で、数十億円の設備投資をする事は、本当に難しい。税法では利益から、経費を差し引くのですから、「経費」勘定を使って差し引ければ「節税」になります。ここに設備投資した設備の「原価消却」と云う方法が有ります。政策で頑張れ!と、云いたいのが・・・「税法」で決められる、政府の「グリーン成長戦略」。日本企業の中・大型の蓄電池の開発・生産に国際競争力を高め、現在は2割に満たない日本企業の世界シェアを2020年に5割に高める計画を作るそうです。政府は2013年度の税制改正で環境に配慮した設備投資への税優遇拡大を検討、電気をためて効率よく使う「蓄電池」の「取得額を前倒しで費用」として会計処理(償却)できるようにする。熱効率の良い自家発電設備は全額を一括償却できる対象に加えるようにするらしい。
つまり優遇政策次第で産業は進展するのです。株式会社の「定款」には、消却を「定率消却」でやるのか「定額償却」でやるのかが決められています。(「定率」は今の年度の金額が多くって、しだいに小額へとなる仕組みで,将来の年度へと右下がりに小額になるのですから、「儲けの弱い会社」には不向き、無理が有ります)所で、太陽光発電の買い取りも「政策」、同じです、電気自動車の充電設備拡充なども、電気自動車普及の起爆剤なんです。写真は、庭のオニユリです。今朝も、7時にはカボチャの受粉で、庭のカボチャのオス花を持って下の畑に行ってきました。

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