紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

円安になって良いけど、世の中トランプと、朴の話ばかりです・・・全く面白く無いです

2016年12月04日 16時37分28秒 | 日記
 今朝は予報通りで、寒さの募る気温4度の雨でした。朝から、机に向かってネットを閲覧・・・あらゆる各紙の情報でも、トランプさんと、朴さんの話ばかりで面白く無いです。唯一、ネットでなく野村証券から送られてくる「リチャード・クーさん」のレポートが面白かったので、今日のブログは其処に集中です。写真は庭の今現在のケイトの花です、日差しの反対から見ると余計に綺麗です。

  なるほどと思える解説です。「リチャード・クー」の米国レポート・・・「fly over」と、,fly over people」です。 「fly over」とは、地上から見た、乗客が乗って行き来する「上空を飛び交う航空機」を見る情景です。
 解説は、広大な「アメリカ大陸」でした。・・・「西海岸」には、先端IT企業・シリコンバレー・ハリウッドの隆盛が有って、・・・「東海岸」だと、政治経済の中心地の地域なんです。
 20年近く「アメリカ国大陸の中央部」の製造業は取り残されたままだったと云う事です・・・このfly over peopleを代弁したのが「取り戻そう!強いアメリカを・・・」と叫んだ「トランプ氏」だったと云う解説でした。 
 アメリカ国大陸・中央部では「20を越す州」がトランプ氏を支持し、クリントン氏は「僅かの2州」獲得となったのです。

 「経済振興」、「雇用創出」で助言・・・と、これは時事通信です。
 これでもか?ですね。 凄いです! 今の「アメリカ経済界を率いる大御所達」が”大集合”します。・・・トランプ次期米大統領は2日、“助言機関”「戦略政策フォーラム」を立ち上げると発表しました。・・「16人」のメンバーには、ウォール街の金融機関など米国を代表する大企業トップらがずらりと並んで居るそうです。
 「会長」は、「世界最大級米投資会社」ブラックストーン・グループ「スティーブン・シュワルツマン」CEOが務め・・・トランプ氏の財務長官“候補”に名前が挙がった、米銀最大手、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)、小売り世界最大手、ウォルマート・ストアーズのダグラス・マクミロンCEO、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラCEOら、金融や小売り、製造業などの大企業トップらがメンバーに選ばれ・・・電機大手のゼネラル・エレクトリック(GE)ジャック・ウェルチ元CEOも名を連ねています。
 (但し・・・トランプ氏の政策に批判的だったアップル・グーグル・フェイスブックなど先端IT企業の首脳は入っていない)

 日本に取っては「漁父の利」(トランプ政権での、インフラ投資重視)が有るかも知れなくなりましたよ・・・「テキサス新幹線」です・・・ダラス―ヒューストン間(約400キロ)を2018年着工・2022年完成予定。 「JR東海」の技術支援を受けて、TCPが建設計画作りを進めているのです。
 最大の課題は、120億ドル(約1・4兆円)の事業費をすべて民間資金でまかなうことだったのですから・・・。
 ただ・・・、インフラ投資の「規模」が問題だとリ「チャード・クー」さんは云います。・・・仮に、云われている様な、「10年:5,500億ドル」だとすると・・・、“年平均・550ドル”(僅か、GDPの0,3%分)、これは小さ過ぎだと云っているのです。

 一方、韓国・聯合ニュースによると、12月6日の親友の崔順実被告国政関与で、朴大統領に関する「第1回公聴会」では、・・・サムスン電子のイ・ジェヨン副会長、現代自動車のチョン・モング会長、SKグループのチェ・テウォン会長、LGグループ・ク・ボンム会長、ロッテグループのシン・ドンビン、重光昭夫会長、ハンファグループのキム・スンヨン会長、韓進グループのチョ・ヤンホ会長、CJグループのソン・ギョンシク会長の「8大企業のトップ」に加え、全国経済人連合会のホ・チャンス会長とイ・スンチョル常勤副会長ら「15人が証言」するそうです。
 トランプさんの集める経済対策のブレーンとは大違いですね、韓国は「証言」です。 (12月7日第2回公聴会・27人が証言者)

  人口減や、電子媒体での「紙離れ」の時代ですが、古い「設備は更新」せねば成りません。 会社をば、止める訳には行かないのです。・・・、其のタイミングで積極投資に打って出る、ある印刷会社と、新聞社があります。
 「凸版印刷」は28日、雑誌や書籍の印刷の川口工場(埼玉県川口市)への「約100億円」の設備投資を発表。「高速オフセット輪転印刷機」など、印刷・製本の設備を川口工場に集約します。(印刷数が、数百から数千と少ない自費出版の書籍や、高価な学術書の印刷にも機動的に対応)
 「神戸新聞社」(神戸市)も新しい印刷機・輪転機の発注に踏み切り、仕事を「効率化」、「収益基盤を固める」狙いです。「三菱重工印刷紙工機械」は、神戸新聞社から新聞用の輪転機2セットを受注したと発表・・・姫路市に建設予定の新工場向けです。