彦四郎の中国生活

中国滞在記

いよいよ高温多湿の真夏(悶熱)が始まったか―蓮の花も開花、裸の人もちらほら、木陰の道端で寝むる人など

2023-05-31 16:33:34 | 滞在記

 日本では、多くの地域で5月29日から梅雨入りしたとの報道がなされていたが、亜熱帯地方、福建省福州市は5月27日頃から、もう本格的な真夏日が始まった。強烈な真夏の日差しと猛烈な湿気を伴う福州市の真夏の始まりだ。気温は35度を超え、直射日光を受けての気温は42度〜45度くらいとなる。「悶熱(メンロウ)」(悶絶するような暑さの意味)と形容される福建省福州市の真夏日は、この5月末頃から9月末頃までの4か月間も続く。(5月と10月は、まだやや気温が高くない夏日や真夏日)

 日傘をさす人が一気に増えてきている。睡蓮の花も開花。

 「光明港公園」の池の蓮が、先日の5月28日に一気に開花してきていた。

 大きな池面に広がる蓮がとても美しい。

 公園のインドソケイの白い花も開花し始めた。この亜熱帯地方の花は、高貴な香りがする美しい花だ。よく似た花は、日本の沖縄地方にもある。沖縄の那覇市と福州市は同じ緯度にある亜熱帯地方。

 暑さのためか、公園内で裸になって掛トランプをしている人の姿もちらほら見える。公園近くの橋の上の路上でもトランプをしている人たちの姿が‥。

 暑くなってきたこの季節、木陰のいろいろなところなどで眠っている人の姿も時々見かける。オートバイの上で熟睡しているバイクタクシーの人。器用によく熟睡できるものだと感心する。大学に出勤するために、午前6時頃にもよりのバス停に向かう道すがら、電動バイク修理店の人は、夜には店先で扇風機をつけながら、簡易ベットで一晩眠っているようだ。

 暑い日中に、路上の木陰で眠る人、裸で過ごす人、パジャマで近所を出歩く女の人(30歳以上)などなど、このような光景を見るにつけ、この中国の人々の「ゆるさ」と言うか、何と言うか‥、そんなところが中国という人たちの魅力でもあるかとも思う‥。

 5月30日(火)、この日はまた、猛烈な暑さの一日。大学での午前中の授業を終えて、午後4時頃にアパートのある団地にヘロヘロになってようやく到着。団地の通りには、高齢者の人たち15人ほどが石のベンチに座って過ごしている。ライチやスイカを売っている露店小型販売車があったので、暑さのせいか無性にスイカが食べたくなり、半切のスイカを買い求めた。28元(約500円)だった。

 

 

 

 

 

 


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