彦四郎の中国生活

中国滞在記

日本への中国人観光客が 目にして、「おそらく驚くだろう」と思う いくつかの日本の光景―

2017-01-31 13:03:34 | 滞在記

 1月27日、八坂神社で「目出鯛」を釣るコーナーがあった。なかなかのアイデアだ。「目出鯛」「一年安鯛」の文字。中国人の観光客の人たちが喜んでやっていた。お土産にもなるだろう。

 中国という国は、いたるところに「露店」が日常的にある国だ。ここ八坂神社の露店にもたくさんの観光客が集まっていた。「和牛串焼」「蟹肉棒」などを買い、和服の着物を着ながら 歩き食いをする光景は中国の人らしい 微笑ましい?光景だな。 神社の石段には欧米からの団体客の人たちの姿も。

 最近の中国人日本観光客は、いろいな日本の場所を見たり体験をしたいという傾向に変わりっつある。「丹波屋」のお餅や団子などは 中国の人たちにも人気があるようだ。今晩の夕食の「焼きサバ・漬物・佃煮」を買うために「錦市場」に向かう。ここも大勢の観光客でにぎわっていた。「錦天満宮」前で、「京都観光まっぷガイド」の本を持ちながら観光していた中国人たちがいた。おそらく、日本の書店で買ったものだろう。

 佃煮店の前に行ったら、中国人たちがいたので「これは美味しいですよ。」と中国語で話しかけて試食してもらった。「美味しいですか。」と聞いたら、「美味しいです。」と言っていた。

新京極商店街の「アニメグッズ・アニメ本・アニメDVD」などが売られている店に行った。ここにも中国からの観光客がいた。紙袋にたくさんの商品が入れられていた。おそらく知りあいに頼まれたものだろうか。河原町通りの「ブックファースト」という大型書店にも、中国からの観光客の姿が見られた。最近の観光客の「こんなところにも中国人観光き客が!!」という感じになっている。

―日本への中国人観光客が 目にして、「おそらく驚くだろう」と思われる いくつかの日本の光景―

左写真より

①「静かな車内―中国ではとてもうるさい」 ②「車が横断歩道を通っていないのに信号待ちを守っている人たち―中国では、車が近くなければ赤でも渡るのが常識、近くにきていても なんとか渡るのも常識」③「きめられた喫煙所でタバコをおとなしく吸っている人たち―中国では歩きたばこが常識、空港以外は喫煙所なんてない」 ④「横断歩道で人が通る際、きちっと止まってくれている車―中国では車が優先」⑤「とても種類が多い広くて綺麗な花屋さん―中国では5〜7種類しかない」

 

 

 


中国の旧正月「春節」始まる―中国人観光客が来日し、京都市内に中国語溢れる―アパ問題

2017-01-31 11:56:50 | 滞在記

 2017年の新年を祝う中国の旧正月「春節」が1月27日より始まった。27日は大晦日、28日が「春節」となり1週間あまりの祝日となる。大晦日の1週間ほど前から、中国の都市の鉄道駅は故郷に向かう帰省客で それこそ人で溢れかえる。また、各地の観光地も大勢の人でごった返す。14億人の大移動が始まっている。(※上記の写真は左より、「河南省鄭州駅」「万里の長城」「上海駅」)

 「男生走300多公里回家过年历时5天半」というインターネット記事があった。日本語訳にしたら「男子大学生、300Km以上の距離を5日半かけて故郷の家で家族と年越しを迎えるために歩いて帰る。」となる。なかなか、列車の予約やチケット購入が難しく、お金もかかるので歩いて故郷に向かう光景なのだろう。

 旧正月を前にした1月27日、「台湾の蔡英文総統と前総統の馬英九の書を比較する。」という中国のインターネットサイト記事。蔡英文の「平安幸福」という書よりも馬英九氏の書の方が達筆だ。上手だ。現台湾総統の蔡氏と中国との政治的緊張関係を巡る蔡氏批判の「さや当て」感がある。

 1月27日の午後9時(中国時間)から深夜の午前1時半ころまで、日本の大晦日恒例のNHK紅白歌合戦の中国版の番組が放映される。この番組を見たことがあるが、「絢爛豪華」の物凄くスケールの大きな「年末大晦日番組」。NHKの紅白歌合戦が「みすぼらしく」感じてしまうほどだった。深夜12時から、中国全土で これもまた物凄い「爆竹」が一斉に繰り広げられる。一時期、中国全土の空気が悪くなるとも言われているくらいすざましいようだ。

 1月25日くらいから、京都市内にも中国人観光客が増えはじめた。ここ数年で 日本への中国人観光客が倍倍倍増している。2013年には 200万人ほどだったのが、2015年には500万人、昨年の2016年は年間640万人となった。ちなみに、今年の春節期間の海外旅行先として 人気が高いのは1位「タイ」(※ビザが要らない)、2位「日本」、3位「アメリカUSA」、4位「シンガポール」、5位「オーストラリア」、6位「ニュージーランド」----となっている。昨年まで上位にあった「韓国」への観光客が政治的問題もあり 激減しているようだ。

 日本に帰国してから 神社への初もうでに行っていなかったので、1月27日に京都市内の「八坂神社」に参拝に向かった。着物(和服)を着ている中国からの観光客がたくさにいる。なかなか似合っている。中学生くらいの女の子の着物姿をお父さんが写真撮影していた。中国語が界隈に溢れていた。

 八坂神社に隣接している「丸山公園」の枝垂桜の下で、「尺八」の演奏をしている人がいた。尺八は中国にはない楽器なので、珍しそうに眺めている中国人の人たち。まあ、日本人と同じような似た顔立ちの中国人女性が着物を着ると、よく似合う。着物の好みは、「やや派手」なものを好む傾向があるが、ここ数年で この好みも変化している。より落ち着いた感じの着物への嗜好へと変化している。

 「私が女社長です。」と かなり変わったホテル宣伝で有名な、日本で全国展開している「アパホテル」。このホテルの全室に、アパホテル代表の元谷外志雄氏が執筆した書籍が置かれている問題。執筆者名は、元谷氏のペンネーム「藤誠志」となっている本のようだ。この本が置かれていることについて、オーストラリアからの観光客がツイッターで発信したものを見た中国のマスコミ関係の女性記者が日本に来てその実態を調べ、インターネットサイトで発信し 問題化したらしい。

 本の内容は、「南京大虐殺」や「従軍慰安婦強制連行」はなかったと否定する内容が掲載されているようだ。この元谷氏という人がどれだけ正しい歴史認識をもっているのか はなはだ疑問の人物ではあるが、これを巡って 中国外務省が異例の「本の撤去」を要請しホテルを批判した問題。アパ側も「一歩も引かぬ」という姿勢のようだ。

 もし仮に、日本人が中国に旅行に行った場合を考えてみよう。中国のホテルに、「南京大虐殺」や「従軍慰安婦強制連行」の問題の本が ホテルの部屋に置かれていたら、日本人観光客は どう思うだろうか。不愉快な気持ちになる人が多いのではないだろうか。このような種類の書籍を 全室に置く「アパホテル」も ホテル経営者の「おもてなし精神」倫理として異常な感じがする。

 一方、中国外務省の批判もこれはまたこれで、異常といえるかもしれない。ただ、この中国政府側の素早い対応には、裏があるようだ。「この問題をきっかけに問題が拡大し、対日批判が広がらないようにしたいので、先手を打つて国として素早く対応した」と中国専門家の拓殖大学の早坂氏がテレビの報道番組でコメントしていた。そんな政治的背景があるようだ。現在、中国国内からアパホテルの閲覧や予約サイトなどができないように、インターネット閲覧が閉鎖されているようだ。「ここまでやるか」という感もある。どっちもどっちだが----。

 1週間ほど前に「中国がVPN(仮想プライベートネットワーク)を禁止―ネット規制さらに強化」という記事があった。中国の体制批判を行うサイトを 中国でインターネットで見ることはできないが、このVPNというネットワークに詳しい人は 操作を行うことで 中国政府のネットサイト規制の網をかいくぐって閲覧できるようだ。今回の中国政府の発表は、これをさらに強く禁止・規制強化するという旨である。違反すれば逮捕ということになるのだろうか。

 中国での情報規制は ものすごく厳しい。このため、私も中国で生活していて この状況に日々直面している。中国生活では欠かせない、「日本からのテレビ番組視聴」「日本のさまざまな映画やドラマやニュース」などが 政治的な緊張が高まる時期は 閉鎖されて数日間から2週間くらい 閉鎖されて見れなくなってしまうのだ。もちろん、ブログもいろいろと監視規制の対象となっている。

 

 

 

 

 

 

 


京都の冬の風情―雪大文字―  日本・モンゴル相撲事情

2017-01-30 05:46:22 | 滞在記

 今年の京都の冬はとても寒い。1月中旬、日本に帰国してすぐの大寒波と積雪以来、底冷えのする日々がずっと続いている。薄っすらとした「雪大文字」が時々 見られる。帰国して驚いたことの一つに「我が家の玄関」があった。妻が玄関を新しくしてくれたのだ。とてもいい玄関に仕上がっていた。よく行く「京漬け物」の老舗の玄関先。盆栽と暖簾と玄関のつくりが ここも美しい。

 京都の京阪電車の終点「出町柳」の近くに、「耳鼻科」医院があり、毎週通院している。この医院の近く(河原町今出川)に出町商店街(桝形商店街)がある。小さな商店街だが、なかなか風情のある小さな商店街だ。ここの果物屋の店先のカラー色満載の風景は なかなかすごいです。鴨川に架かる出町橋を 校内マラソンの中学生が走っていました。

 京都の商店街の中心地・四条河原町の近くに「柳小路」という小さな通りがある。ここに私の学生時代から営業している「静」という2階建ての居酒屋がある。2階の広い畳座敷の壁は、当時の学生たちの落書きで溢れている店だ。加藤周一ら、著名人らが ここで講演をしながら 学生たちと宴を開いていたこともあった。京都市内の店先の飾りがとても面白く趣がある。小さなものを このように表現するという日本人の感性は 世界的にみても これはまた独特のものがあるように思う。

 四条河原町の近くに「築地」という老舗の喫茶店がある。京都には老舗喫茶店がけっこう多い。残念ながら、「禁煙」になってしまったので行かなくなった店もある(※「フランソワ」「駸々堂」など)中、この店は「禁煙」ではない。学生時代に見た「小林多喜二」という映画(※山本圭 主演)では、この喫茶店が 映画場面に使われていた。

 1月15日(日)に行われた「全国都道府県女子駅伝」は、かなり激しく雪が断続的に降りしきる中で行われた。この駅伝の様子が「中国のインターネット」で配信されていた。見出しは曰く「日本女子暴雪中跑接力―画面相当"凄惨"」というもの。意味は、「日本女子駅伝大会 激しく雪が降る中で―画面は 相当に凄惨だ―」となるだろうか。まあ、たしかにそうとも言えるかも。中国語は ストレート―な表現が きわどすぎるきらいがある。とりわけ冬は厚着を好む中国人が この画像だけみれば そう感じるかな。

 京都市内から自宅に帰る京阪電車の中、学校帰りの高校生たちが お握りやパンなどの食べ物を集団で食べている。このような光景は 最近時々見かける。「中国では年配のマナーは相変わらず悪いが 若い人のマナーは良くなってきている。日本では 年配の人のマナーは良いが、若い人のマナーが悪くなってきている。」という傾向があるかな。

 中国の旧正月「春節」が始まる1週間前あたりから、京都市内にも中国からの観光客が増え始めてきたようだ。

 1月18日、中国江蘇省の大学で教員をしている永井さん(北海道小樽市)と夕方に会った。彼の教え子の中国人学生も一緒だった。学生は卒業後に中国の大学院に進学し、現在は京都市の同志社大学に半年間の交換留学生として来日しているようだ。日本語は流暢だ。日本の仏教文化に興味があるらしい。京都の先斗町で食事をした後、木屋町にある「おかめ」という居酒屋に行く。中国人学生の彼が日本の石川さゆりなどの歌を歌っていたが とてもうまいのに驚いた。

 大相撲の1月場所、大関「稀勢の里」が優勝し、横綱への昇進が決まった。千秋楽の横綱「白鵬」との結びの一番も見応えがあった。19年ぶりの日本人力士の横綱誕生の瞬間だった。敗れた白鵬のコメントもすがすがしかった。稀勢の里は30才の独身であるが、これから「嫁取り」の問題も出てくるだろう。

 相撲取り(力士)の給料というものが ちょっと気になったので調べて見ると----。基本給だけの年収でも

 横綱  3380万円以上(年収) 、大関  2800万円以上 、関脇・小結  2030万円以上

 平幕  1600万円以上    、十両  1240万円以上 、幕下     180万円以上

  関取(幕内)となるとかなりの高給だ。ちなみに、幕内の優勝賞金は1000万円、十両では200万円となっていた。基本給にプラスして その他いろいろな報奨金や出張手当などがいろいろと給付されるようだ。横綱ともなれば、年収は5000万円を軽く超すと言われている。

◆現在の日本の大相撲の世界では「モンゴル出身」力士が多い。私は1996年~2003年までの8年間の間に、ゴビ砂漠での恐竜発掘調査隊の一員として5回 モンゴルに行ったことがあるが、その時に「モンゴル相撲」というものを何回か見たことがある。7月には首都のウランバートル近郊にて、「全国ナーダム祭」という競技の祭典が行われる。競技種目は「競馬」「相撲」「弓矢」の3つだ。各地方で この競技の大会が行われる。そして地方のチャンピオンが決まる。「全国ナーダム祭」には、各地方のチャンピオンが集まって 全国チャンピオンを決めることとなる。(・村大会➡町大会➡地方大会➡全国大会)   この3種目は 年齢別ともなっているようで(小学生の部・中学高校生の部・大人の部)ある。優勝者は国の英雄となるが、日本の相撲界で大関や横綱ともなれば、大英雄となり 国政にも影響力を持つようになる。例えば、モンゴル国内の大統領選挙において、「〇〇大統領候補には朝青龍が応援している」「□□大統領候補には白鵬が応援している」という感じとなる。モンゴル人は、とても親日の人が多い。

 モンゴル相撲は、草原の上で行われる。基本的に日本の相撲のような円形の土俵はない。相手に倒されると負けとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


講義「日本近現代文学選読」❾―学生たちの授業感想より②「日本文学への興味が---」

2017-01-24 12:16:40 | 滞在記

〇「実は、文学についてのものに趣味がありませんでした。読んだ日本文学作品も少ないでした。先生の授業のおかげで、いろいろ勉強になりました。日本語学科出身の学生として、やはり日本文学を学ぶことも大切です。」〇「日本の文学は面白い。日本に留学するとき、日本の文学をもっと勉強し、いろいろなものを受け取りたい。」〇「日本近現代文学は本当に面白い科目です。この四年間は、日本語の発音から日本の文化まで さまざまなことを勉強しました。」〇「大学時代、先生と会ったことがラッキーです。お世話になりました。昨年の夏休み、日本旅行は楽しかったです。先生のふるさと京都はいいところです。先生も旅行が好きだと思って、もし将来時間があれば、蘭州に遊びに来てください。---」

〇「先生の学生になって幸運です。この3年間ごろ、先生はそれぞれな知識を授けてくれてありがとうございました。今学期もこう思っていました。先生の授業で、いろいろな日本の文学に出会って、スタイルが違う作品を読んで、うれしかったです。日本の文学を習う時、小説の原作を読みながら、自分のレベルが少し提高しましたので、日本の文学に対して興味がますます強くなります。」〇「先生の授業はいつも面白いと思います。私たちと自分の経歴、自分の恋愛を分かち合ったり、生活での面白いことを話したり、私たちと一緒に食事したりするのは 私にとって、貴重な思い出です。卒業論文の指導してくれて本当にありがとうございます。----先生とのメモリーを絶対に忘れないようにがんばります。貴重な思い出をくれてありがとう。」

〇「本学期、寺坂先生は私たちの日本文学の作品の課程を担任しています。私は、文学はつまらない、長い、文字だらけ----と思います。しかし、寺坂先生の授業は とてもおもしろいと思います。なぜなら、先生は"やりちゃん"かな、とくかく熟練ドライバーのように作品を解説しています。私たちはいつも 老師様 私たちを連れて行ってほしいです。本当に勉強になりました。」〇「寺坂先生の授業はいつも他の先生より面白いと思います。この授業でも 人生の体験を教えたり、おもしろいものを話したり、映画を放映したりします。厳しくない感じがあるから、寺坂先生の授業が好きです。いつも私たちと友達になる先生は私にとって、友人という存在であります。----」

〇「実際には、私はもともと日本文学についてあんまり知っていません。しかし、この授業を受けてから、だんだん日本文学に興味を持っていき、そして、先生の説明により 文学の作家の歴史や著作についても詳しく学んでいます。それに、授業の最後に、発表のために 自分で日本の文学を探している過程の中で 面白いと感じながら、多くの役に立つ知識や情報を手に入れることができます。--」〇「私の日本語能力に対して、日本語の小説を読むのは難度がありますが、先生の授業はずっとわかりやすくて、面白いで、いろいろな小説と作家を紹介してくれます。本当によく勉強しました。一番印象深いのは谷崎潤一郎先生の作品です。彼の作品を初めて読んだのは『刺青』です。最初は主人公は変態と思うだけですが、先生の彼の紹介を聞いて、二回目読んだあと、谷崎潤一郎のあの極端的な耽美主義を感じてます。----卒業論文もよろしくお願いします。」

 

〇「先生はすばらしい先生と思います。一年生から、先生に日本語の基礎知識を教えてくれて、本当に幸せだと思います。この学期から、先生が大学に戻ってきてくれて 日本文学作品を介紹して、日本文学を認識しました。今後、もっと日本文学の作品を了解したいです。今後 先生も 多くの日本語学科の学生に教えてもらいたいです。」〇「先生は、授業がずっとおもしろいです。日本の文学を理解することができる、中日の文学のスタイルが違います。違いを感じさせてくれます。もうすぐ卒業します。-----一年生から知識を教えてくれて、本当に幸せだと思います。先生は、中国でうまく生きている。機会があれば再び会うことができる。」〇「この課程はとても面白い、多くの優秀な日本の文章を読むだけでなく、多くの優秀な作家を知ることもできます。寺坂先生もとてもやさしいです。私達はもうすぐ卒業になり、お世話になり、ありがとうございました。

 ◆以上でした。学生達に感謝します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


講義「日本近現代文学選読」❽―学生たちの授業感想より①「別の世界を開いてくれる---」

2017-01-24 10:51:44 | 滞在記

 「日本近現代文学」の授業は、昨年度の前期に福建師範大学で担当したのに続いて、今回が2回目の経験だった。前回は初めての経験だったので、どう講義を進めるか 戸惑いもあったが、今回は2回目なので ある程度 授業全体のテーマを学生とも共有しながら 進めることができたかと思う。もし、また この「日本近現代文学」の講義を担当する機会があれば「さらに---」と思う。

  今回の4回生たちは、私が2013年9月に初めて赴任した時、1回生だった。彼らが1回生と2回生の2年間、「総合日本語」という教科で、日本語の文法や会話を学習した学生たちだった。「日本近現代文学選読」の学生たちの感想はどうなんだろう。全員の感想を全文掲載できないが、感想のいくつかを紹介します。私の中国での仕事・授業記録としても---。

  学生の感想文章は「原文ママ」です。

〇「日本文学をさらに了解することができた。他の先生と違う形で文学というものを教えられて、本当に勉強になりました。」〇「日本の文学はとても美しいと思います。この科目を学んで新しい発現と思います。先生の講解はとても詳細でした。私たちはさまざまな文学について学んだ。非常に嬉しいです。」〇「先生はとてもユーモアです。授業中、本真にうれしいです。先生、いい勉強になりました。」〇「日本の文学がとてもおもしろい。いろいろな作品を読み後、日本語の能力も上昇しました。」〇「大学時代の先生の間で、最も魅力やおもしろさを持ちの先生は寺坂先生であると思う。先生の授業は、1・2・4年生の時に様々である。。その中で、最も印象深くのは課堂の和やかな雰囲気である。授業中、先生は自分の見方や思いなどを学生と交流し、独特な師生関係を構築された。----」

〇「先生の授業は楽しいです。いろいろな作家は各自の特色があります。例えは゛、谷崎潤一郎の耽美主義、森鴎外のロマン主義など。これらを先生から教えました。半年、お疲れ様でした。」〇「今学期、この課程を学ぶあと、いろいろな最高水準の作品が解します。以前は 日本の文学があまりわからなかったが、現状興味がある。名作を読んで、その内容を考えて、本当におもしろいね。」〇「寺坂先生、いろいろお世話になりました。本当にありがとうございます。この授業はもう終わったけど、たくさんの作品が心に印象を残りました。----特に、最後の個人発表のコーナーが大好きで、クラスメートにいい本を薦めるのはすてきと思っています。先生の授業が面白くてずっと楽しんでいました。〇「----日本文学の原文を読むのがいやだと感じていた。でも、先生が 作者も作品も詳細に介紹する上、ビデオやDVDやCDを使って より理解しやすく読めてきました。どんどん 原文に興味を持ってきたと思います。」

〇「近現代文学の勉強を通して、たくさんの作家と出会って、自分の心も豊富になりました。」〇「この授業によりますと、もっと深く日本文学の魅力を夢中になります。」〇「特に太宰治の作品『走れメロス』と『人間失格』は印象深いです。人間性の不信や信頼は もっと考えていますが、私は、みんなが お互いをもっと信頼できる世の中が早くくればよいと思いました。」〇「この学期は先生の授業を受けたのは本当に嬉しかったです。筆舌につくすべからず感謝が心から申し上げます。---以前 中国で翻訳された いくつかの日本作品だけ読みました。原作は 一度読むことはなかったです。私は日本語で書かれた原作が読みにくいと思って、触れるのは拒絶があります。しかし、この学期の授業を通じて、ビデオ画像やCD朗読を聞きながら原作の魅力を感じました。分からないところがありましたが、翻訳された作品と異なる本場な表現に圧倒されました。-----日本文学は本当に別の世界を開いてくれると思います。----」

〇「---でも、先生の授業のおかげで、日本文学についてゼロからどんどん進められました。---」〇「授業前に、みなさんも嬉しい。また、先生に会えるので。概していえば、この課程は面白い。授業中 みんなの感想を発表すること 雰囲気活発になります。---」〇「この四年間、先生の慎重な指導ありがとうございました。先生は本当にやさしい人だと思っています。私は日本語の勉強に苦手だが、先生とコミュニケーションすることは よくできません。でも私は先生が本当に感謝しています。以後、先生のご恩を肝に銘じて一生懸命に頑張りたいと思います。」