「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【北海道】礼文島・久種湖キャンプ場からスコトン岬

2016-06-28 23:18:16 | ハイキング

              スコトン岬から見る海驢島(トド島)

【日 程】2016年6月28日(火)礼文島内から日帰り
【山 域】北海道礼文島
【山 名】ゴロタ山(ゴロタ岬)
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴れのち曇り
【参 考】山と高原地図1利尻・羅臼(昭文社)
【コース】久種湖キャンプ場(12:50)→ゴロタ海岸(13:50)→ゴロタ岬(15:10)→スコトン岬(16:50)

この日は利尻島から朝一番のフェリーで礼文島に渡りました。利尻岳は雲がかかったり頂上が見えたりと不安定でしたが、前日よりは展望が期待できそうでした。出港の時、前日利尻岳の登山口に送ってくれた方が、大漁旗と太鼓で見送ってくれました。
礼文島のフェリーターミナルからはバスで久種湖キャンプ場に向かいます。自由乗降区間なのでキャンプ場の前で降ろしてもらい、管理棟で手続きすると、まだ午前中でしたがバンガローに入れてくれました。
キャンプ場からスコトン岬へのコースは、バスの本数が少ないので先にバスでスコトン岬まで行ってから歩くほうが良いのですが、次のバスまで待ち時間が長いため、逆コースを行くことにしました。
まず、路線バスが通る道を歩いて浜中バス停に向かいます。歩き始めた時は天気が良くて、青い海の向こうに海驢島(トド島)が綺麗に見えていました。
浜中バス停から左の澄海岬方面に分岐する車道を行きます。日差しが強いのですが風が強いので暑くありません。
澄海岬方面に向かう観光バスが通る道で、途中にアツモリソウ群生地がありますが花の時期が過ぎており、閉鎖されていました。
初めは澄海岬まで行く予定でしたが、斜め右に分岐する道から親子連れが来るのを見て予定を変えて、この道に入りました。スコトン岬からの最終バスに間に合わないと困るので、澄海岬は翌日に訪れても良いと思いました。
この道は海の近くで右手に木製の階段が作られていて、さらにショートカットして海岸(ゴロタノ浜)に下りることができました。海岸沿いの道はカンゾウやハマエンドウなどが見られます。
やがてゴロタ岬への階段状の登りになると、ヨツバシオガマ、チシマフウロ、センダイハギなど花の種類も多くなり、上から見下ろすスコトン岬方面の地形が良くわかりますが、天気が怪しくなり、ゴロタ岬ではガスもかかってきました。
ここまでほとんど人には出会いませんでしたが、ゴロタ岬からはスコトン岬方面から往復するガイド付き団体に出会いました。
ゴロタ岬とそこからの下りはお花畑の中を行くようでした。車道に出て、アンテナの見えるピークに登ってみましたが、踏み跡程度の道でハイキングコースではなさそうです。ピークから不明瞭な踏み跡を辿ると、車道に出た所は銭屋五兵衛の碑が立っていました。
あとは車道を行き、鮑古丹の分岐を過ぎます。この鮑古丹からのルートを通った方が良かったとあとで思いました。
スコトン岬に着いた時はすっかり雲って風も強く、寒々しい北の果てという感じがしました。
最終バスまで一時間ほど待ち時間があったので、土産物屋に入っておつまみを買い、奥のカフェでコンブエキスが入っているというビールを美味しくいただきました。

 

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