「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【京都府】清滝から愛宕山の周回

2014-12-02 23:38:14 | ハイキング

                  ここから先が境内となる黒門

【日 程】2014年12月2日(火)日帰り
【山 域】京都府
【山 名】愛宕山
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴れ
【参 考】山と高原地図46京都北山(昭文社)、新・分県登山ガイド25京都府の山
【コース】清滝バス停(8:30)→水尾わかれ(10:30)→山頂愛宕神社(11:30-12:00)→月輪寺(13:00)→清滝バス停(14:45)

愛宕山は古典落語の題材になった山で、大文字山からも目立っていたので登りたいと思いました。
登り口の清滝へは京都駅からバスも出ていますが、朝早い便がないので、京都駅で山陰本線に乗り換え嵯峨嵐山駅まで行きました。駅から近いバス停はこの時間帯は清滝まで行かないので、少し歩いて嵯峨釈迦堂前バス停から乗りました。バスは一律運賃なので嵯峨嵐山駅までの運賃分損にはなります。バスには他に誰も乗っていませんでした。
バスが清滝トンネンルをくぐると終点の清滝登山口に着きます。赤い渡猿橋を渡って、赤い鳥居の前には昔ケーブルカーがあったとの説明板があります。この日から急に冷え込み、他に人も居ないので余計に寒々と感じられました。ところが、下から追い抜いて行く人や早くも上から下ってくる人がいます。車で来る人が多いようです。下ってくる人は頂上はマイナス5度でとても寒いと言いいます。
このコース、頂上まで50丁の1丁ごとにお地蔵さんなどがあり、消防団が100mおきに看板を立て、さらに○合目という表示、その上、頂上まで2,000mといった表示まであります。そして、昔の建物跡などを解説した説明板も多くあります。説明版を読むと、茶屋は1丁ごとにあったとか、古典落語「愛宕山」に登場する茶屋跡とか、落語に出てくる「カワラケ投げ」の説明もあって、その昔の賑わいが髣髴としてきます。現在もハイカーが多いようですが、その昔の面影は見られません。
三合目、五合目、水尾わかれの分岐の休憩所を過ぎて境内入口の黒門を通ります。神社境内は広く、頂上まで石段が続き、社殿に入ると入口横にストーブのある部屋があって、暖を取ることができてほっとします。愛宕神社は火伏せの神様と言うことでお札をいただきました。
石段を下って左に行くと、地蔵山へ向かう道を分けて、月輪寺方面に下ります。途中で、大杉谷に下る道を分けて月輪寺を経由して舗装された林道に下り、清滝と高雄を結ぶ東海自然歩道に合流します。清滝バス停に戻り、京都駅行きのバスを待つ間、「一文字屋食堂」で甘酒を頼んで暖まりました。バスで京都駅に戻るとすっかり暗くなってしまいました。やはりバスは時間がかかります。

 

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