「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【御坂周辺】カヤノキビラノ頭から笹子雁ヶ腹摺山

2009-01-16 23:32:55 | 道不明瞭
                カヤノキビラノ頭からの富士山

昨年末に甲斐大和駅から県道日影笹子線の途中から分岐する林道に入り、京戸山の登山口に出て、カヤノキビラノ頭を経由して大沢山へと歩きましたが、今回は一つ先で分岐する林道に入り、カヤノキビラノ頭付近へと直登して、笹子峠を経由し、笹子雁ヶ腹摺山に登りました。

【日 程】2009年1月16日(金)日帰り
【山 域】御坂周辺
【山 名】カヤノキビラノ頭、中尾根ノ頭、笹子雁ヶ腹摺山
【メンバ】単独
【天 候】快晴
【コース】甲斐大和駅(8:00)→カヤノキビラノ頭(12:00)→笹子峠(13:10)→笹子雁ヶ腹摺山(14:00)→笹子駅(16:00)
【参 考】山と高原地図24大菩薩嶺
【切 符】青春18切符

甲斐大和駅から県道日影笹子線を笹子峠に向かい、冬季進入禁止となっているゲートを過ぎて分岐する林道に入る。路面は完全に雪に覆われているが車の通った跡がある。車道終点から赤テープの目印があって沢沿いに山道が続いているようで、人と犬らしき足跡がある。猟で入ったと思われるが、幸い先ほどの車道終点に駐車してないことから、今日は入っていなさそうだ。山道はかなり奥まで続いていて、やがて沢に下ったところで途切れた。右手の斜面を少し登って沢の脇を登って行くと、真新しい堰堤が出てきて、堰堤工事用と思われる木製の階段状の道が沢を渡り、右岸に上がっている。これを登っていくとなんと舗装された林道に出てしまった。この林道を歩いて行くといま登ってきた沢を渡り、沢の左岸の尾根に上がったところで、工事用の機材が置かれていて終点となっていた。京戸山の登山口となっている林道に接続する予定だろうか。この林道も斜面をべったりとコンクリートで塗り固めていて、相当な費用がかかりそう。

林道終点から尾根に沿って登っていく。小さい足跡が付いていたが、兎などの小動物のものらしい。急斜面で雪がうっすら付いているため滑りやすく、立ち木を頼りに高度を上げていく。やがて赤テープの目印が出てきたが、主稜線に出たと思わず、そのまま辿って京戸山方面に行きかけてしまう。左手下にカムイみさかスキー場が見えて間違いに気づく。いったん下ってカヤノキビラノ頭へ登り返す。動物の足跡はあるが人が歩いた様子はなかった。ベンチのあるカヤノキビラノ頭で富士山を眺めて少し休んでから笹子峠へ向かう。この道はわりと展望が良くて、清八山から本社ヶ丸の稜線と三ツ峠山方面や、笹子雁ヶ腹摺山から米沢山にかけての稜線が良く見えた。

中尾根ノ頭の手前のピークにベンチがある。ここで初めて人の足跡を見た。笹子峠方面から来て、中尾根を下って行ったようだ。中尾根ノ頭からは八ヶ岳の展望があった。人の足跡は笹子峠へ下る手前のピークあたりで消えた。このあたりから少し雪が増え、スパッツを着けたほうが良いくらいになる。笹子峠へは急な下りだが、雪の量がちょうど良く、下りやすかった。笹子峠には人の足跡がたくさんある。笹子雁ヶ腹摺山方面へは、南斜面なので雪も消えた急な登りで、途中から稜線を巻く道を辿る。鉄塔の下から雪が多く急な登りとなり、足跡から降雪後に登っている人がいることがわかった。笹子雁ヶ腹摺山の頂上には「山梨百名山」や「大和十二景」の表示があり、富士山を始め、南アルプスや八ヶ岳の展望と眼下に広がる甲府盆地の眺めがさすがに素晴らしかった。頂上直下の反射板の脇を通って尾根を下って行き、新中橋バス停近くの登山口に出た。


山域別山行一覧 形態別山行一覧