「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【御坂周辺】大沢山から本社ヶ丸

2009-01-07 22:13:36 | ハイキング
                    大沢山からの富士山

昨年末に下山した奥野稲村神社から大沢山に登り、八丁峠を経由して清八山、本社ヶ丸と歩き、舟橋沢に下って笹子駅に戻りました。大沢山では富士山が綺麗に見えていましたが、天気の下りが早く、清八山では雲に隠れてしまいました。八丁峠からの送電線巡視路は一部崩壊し、桟道も壊れかかって要注意です。また、本社ヶ丸から舟橋沢への分岐の手前に地図にはもう一つの下山路が記載されていますが、気付きませんでした。

【日 程】2009年1月7日(水)日帰り
【山 域】御坂周辺
【山 名】大沢山、八丁山、清八山、本社ヶ丸
【メンバ】単独
【天 候】晴のち曇り
【コース】笹子駅(7:30)→大沢山(10:00)→八丁峠(11:45)→清八山(12:30)→本社ヶ丸(13:00)→舟橋沢下山路分岐(14:00)→笹子駅(15:20)
【参 考】山と高原地図24大菩薩嶺

笹子駅から平日だけのちょうど良いバスがあり、短い区間だが追分バス停まで利用した。昨年末に下山したばかりの登り口なのに道標につられて清八峠方面に行きかけてしまう。戻って、奥野稲村神社でお参りして本殿の横から登り始める。頂上に近づくと雪がうっすらと出てきた。昨年末に下ったときは無くて、あれから天気はずっと良かったようだが、いつ降ったのだろうか?登りの途中で左手に富士山が顔を出しているのに気付いた。縦走路に出て、右に少し登って大沢山の頂上に着く。南側が開けていて富士山とその手前の御坂山、黒岳などが展望できる。

大沢山からは前回の続きで女坂峠に向かう。女坂峠には石積みの短い壁があったが、何の為に作られたのだろうか?女坂峠から急な登りをこなして分岐に出る。左は送電線巡視路で笹子駅に約2時間とある。送電線の鉄塔の下は開けていて展望が良く富士山の頭が見える。右の八丁山約1時間とある方へ進む。再び送電線巡視路を右に分けて進むと、黒岳、釈迦ヶ岳方面の展望が開けてくる。途中、バス停で待っていたとき通り過ぎていった男性とすれ違う。大沢山の登り口が分からなくて、逆コースにしたとのことだった。

清八山と八丁山の分岐に出て八丁山へ向かう。八丁山はそれらしいピークはあったが、山名板は見あたらなかった。八丁峠はあまり峠らしくない所。送電線の鉄塔があって展望が開けているが、南側に雲が出てきて富士山が隠れ始めていた。八丁峠から道標の案内はないが、送電線巡視路と思われる道を進む。この道にあるアルミ製の桟道は壊れかかって傾いており、その先は道が崩壊していたが何とか通過できる。じゃり道の林道に下り、終点から山道を左に登って、さきほどの分岐からの道を合わせて清八山に登り着く。展望が良くて周辺の山々は見渡せるが青空が消えて富士山も見えなくなっていた。

清八山から本社ヶ丸へは展望の良い岩場の登りになり、天気が良ければとても気持ちが良い所だろう。本社ヶ丸頂上の展望も良くて三ツ峠山が大きいが、富士山が見えないのは残念だった。本社ヶ丸頂上を越えて鶴ヶ鳥屋山方面に進む。山道をうっすらと覆っている雪には足跡がなく、こちら側を歩いている人はいなかったようだ。途中一ヶ所ある送電線鉄塔の付近を除いては展望のない単調な道で、舟橋沢下山路分岐で下ることにした。地図にはその手前にも笹子駅に下る道が記されているが気付かなかった。一方、宝鉱山へ下る道の方は鉄塔下からなど3本あった。舟橋沢への下山路は黒野田林道を横切るが立派に舗装された林道で、斜面の崩壊防止のための大がかりな工事が行われていた。大きな費用がかかると思われるが、それほど価値のある林道なのか疑問を感じた。


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