「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【前日光】石裂山周回コース

2008-11-04 20:33:17 | ハイキング

前から気になっていた石裂山にようやく行く機会ができました。紅葉を期待していたのですが、青空が見えなかった上に時期も少し早すぎたようでした。たいへん高度のある岩場が数ヶ所ありますが、良くここまでと思うほどにアルミの梯子がしっかりと整備されています。

【日 程】2008年11月3日(文化の日)日帰り
【山 域】前日光
【山 名】石裂山、月山
【メンバ】本人、妻、次女
【天 候】曇り
【コース】加蘇山神社(8:50)→竜ヶ滝(9:40)→東剣ノ峰(11:00)→石裂山頂(12:00)→月山(12:40)→加蘇山神社(14:40)
【参 考】新・分県登山ガイド8栃木県の山

東武鉄道新鹿沼駅でJR鹿沼駅からやってくる市営バスに乗った。乗客は石裂山を目指す女性だけの3人グループも含めて10人ほどしかいない。終点まで一時間近く乗っても料金はわずか300円と申し訳ないほど安いうえに、降りるときポケットティッシュまでくれた。ずいぶんサービスがいいと思ったら、これは市から委託を受けているタクシー会社の宣伝だった。

スタートの加蘇社務所は蕎麦屋もやっているようで、帰りにバスの待ち時間があるようなら食べていこうかと話しながら歩き始めた。登山道は加蘇山神社の横を通っていくが、歴史を感じさせる立派な神社なので石段を登ってお参りし、神社の横から出て登山道に合流した。清滝を過ぎ、竜ガ滝の休憩舎の先で千本桂と表示のある左の道に入る。千本桂の脇を通る道は崩れかかっていた。中ノ宮の休憩舎があり、なにやら大声が聞こえる方を見ると、先に行った女性3人グループが鎖場を登っているところだった。

なかなか登りがいのある長い鎖場を登りきると、登山道から離れて右へ登る梯子があり、洞窟状の奥ノ宮へ往復する。木の根に掴まりながらの急登もあって、東剣ノ峰に着く。この先は長いアルミの梯子で下り、登り返して西剣ノ峰。ここの標識に右30m先展望台とあり、行ってみるとこれから向かう石裂山頂の紅葉したピークが見えた。戻って、また長いアルミの梯子を下ると御沢峠の分岐があり、粟野町(賀蘇山神社100分)と案内があった。周回路から左に分かれて少し登って石裂山の山頂に着く。男体山から女峰山の日光連山が見えた。

周回路に戻って月山へ。石裂山荘70分の標識があった。ここからの下りは小さな鎖場があるくらいでたいしたことはなかった。登山口に戻った時、蕎麦屋で食べて行く時間の余裕はなかったが、お店も終了してしまったようだった。


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