マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

SLK;八ヶ岳・諏訪湖⇒泡の湯⇒大町

2013-11-30 20:15:47 | ベンツSLKと行く・ゴルフ
久しぶりの中央道で遠出、先日来の冬模様で山並みが冴えわたり、楽しいドライブになった。
ナビは青梅ICを誘導、 それはないだろうと…
調布ICへの左折をウッカリミスで国立府中ICまで、土曜の月末30日の朝ラッシュで1時間以上、(湘南なら着いてる)
 いまだ紅葉の名残り

八ヶ岳がくっきり、


諏訪湖SA、諏訪湖を眼下に、


振り返れば裏八ヶ岳。


急きょ、泡湯(あわのゆ)寄り道を決め、松本ICより野麦街道、
トンネル内分岐とは珍しい、
 

 

合掌造り、雪…

眼前に乗鞍岳

⇒白骨(しらほね)温泉めざし、
 
チェーンマーク、こちらはスタッドレス☆ けわしい雪道
⇒登って登って~


泡湯(あわのゆ)旅館に立ち寄り湯 PH6、5、 タオルに硫黄臭がしみこむ。
 
マルガリータには、硫黄成分が強すぎたようでヒリヒリ、ついでブツブツとかゆみも。

松本ICまで引き返し、次の豊科ICで降りて、306号線、北アルプス・パノラマロードで大町まで。
松本~大町のまっすぐな短絡路、信号も看板もない。アートラインの呼称通り、美術館がひっきりなし。
(このあたりの写真がないと思ったら、マルガリータ運転中だった。)

そのまま、大町、星野リゾート・界アルプスまで、
いろりのお出迎え、相変わらず趣向満点。






汐留ミュージアム;「モローとルオー」

2013-11-29 23:43:37 | 絵画、展覧会、記念館
パナソニック 汐留ミュージアムの「モローとルオー 聖なるものの継承と変容」展に行ってきた。
師モロー、弟子ルオー、世界初の二人展、開館10周年企画で力が入った内容だ。
19世紀パリ、象徴主義の巨匠G・モローとルオーの作品を対比、芸術と心の交流の軌跡をたどる。


 

モローの未公開作品に、ルオーの日本初公開作品、の数々、
なかでもモローのエボージュ(油彩下絵)「ピエタ」のような作品は初体験で、何度も振り返った。こちらに画像あり

エボージュについては、平野啓一郎が日経・REVIEW欄(11月14日)で言及していたので少し書き出すと、
… 彼のエボーシュには未然の豊かさがあり、何点かはその神秘的な美しさ故に抽象画として十分に魅力的である。
    若い弟子の中には、モローが立ち止って完成をためらったこの地点からこそ、自分の道を発見した者も多かったろう…


パナソニック汐留ミュージアムのHP

新潮美術文庫 ROUAULT ルオー 巻末年表より 1871年 ~1902年

ご近所イタリアン

2013-11-29 22:46:53 | グルメ、酒
夕方から、急に冷え込んできた。
このご近所イタリアンは、2年前のオープン直後から2回目。
味が濃く、もたれて、敬遠していた。今夜はむしろあっさりめ、物足りないくらいだった。

 
前菜にミラノ風カツレツ

 
ペペロンチーノにシーフードパスタ

文春新書・中野雄の3冊

2013-11-28 23:51:51 | 本 MEMO
丸山眞男に半世紀にわたって師事した」中野雄(たけし)の文春新書3冊を通読したところです。
    

『ウィーンフィル~ 』からパラパラと、どこでも開いたページから目が離せず、気がつくと先を読み続けている。
巨匠の、聞いたこともないような裏話にビックリしたり、著者の話し方(書き方)が親切、丁寧、愉快。
あとからわかったが、こういう思考法自体が丸山眞男そのものらしい。

『丸山眞男 音楽の対話』に進み、ワーグナーとフルトヴェングラー、音楽史と激動の20世紀、ここでも率直で贅沢に‘裏話’が公開される。
≪指輪 リング≫4部作、示導動機(ライトモチーフ)等、台本の勉強とオーケストレーションの理解… あっけにとられるしかない。

読書に倦むと、所番地まであった丸山眞男邸まで散歩方々。(我が家から4キロ、吉祥寺手前だった!)
すでに、表札もなく無人邸だったが、この3部作?の理解はより深くなったと思う。
マルガリータ の全共闘世代にとって、「丸山眞男」は”神様”、それが、身近に感じられてきてうれしくてしょうがない。

『丸山眞男 人生の対話』は、前2作から時間もたち、著者の遺言めいた書きっぷりもチラホラ、
ここでも1960年代の政局がらみの秘密話、著者のドイツ留学の真相など、時効といいつつ、いさぎよくすっぱ抜く。

80歳を超えて、恩師がらみで自分史をつづる著者には〝憧憬のいたり”、これから‘2度目の通読’に向かいます。

阿波牛で”すきやき”

2013-11-27 08:08:35 | グルメ、酒
例によって、いただきもののご紹介。

「阿波牛・黒毛和牛」
時節柄、産地偽装は? 一瞬よぎったが… 
これだけは大丈夫、とか、問題発覚後一か月たっているのだから大丈夫、とか、まさかそんなもの送らないよね、とか、
最後は、これだけ美味しそうなんだから本物だよね、とか自分に言い聞かせてる…(笑)

  
お味は、美味しかったです。一枚が大判過ぎる黒毛和牛で、一人4枚の割り当てが2枚でアップアップ
  →翌日にうどんすきにしたが、まだ残ってる 最後はカレー?

<参考>
「阿波牛」
阿波牛(あわぎゅう)は、徳島県で生産される黒毛和種の和牛のうち、一定の基準を満たした場合に呼称が許される牛肉のこと。現在の徳島県の領域にあたる令制国「阿波国」から名付けられた。阿波畜産3ブランドのひとつで、他に阿波尾鶏・阿波ポークがある

特徴
徳島県の肉用牛生産者の卓越した肥育技術により、愛情込めて育てられた黒毛和種で、脂肪の色合いや溶けるような霜降りの柔らかさ、口に広がる濃い旨味が市場で高く評価されています。
温暖な気候と豊かな自然のもとで育まれた黒毛和種のなかでも「阿波牛」と呼ばれるのは、肉質等級が4以上の血統明確な肉用牛で、約1,600頭が毎年出荷されています。
和・洋どちらの料理にも合いますが、阿波牛本来のおいしさを楽しむならば、しゃぶしゃぶやステーキなど、シンプルな料理がおすすめです。

阿波牛の藤原HP←迫力あります☆


武蔵関公園の黄葉

2013-11-26 18:06:17 | 花便り、植物園
本当に気持ちよく晴れ渡った朝だった。
こういう日は、読書、掃除、園芸、散歩、ドライブ、DVD、音楽、なんでもありのはずが、
マルガリータ の場合は~、ボーッとしてしまって何も手につかない。 生来のナマケモノ か!

コーヒーを飲みに行ったついでに寄った武蔵関公園、イチョウの黄葉も今が盛り。


 

  

『モネゲーム』

2013-11-24 14:13:36 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
先月、10月30,31日に泊まったロンドン・SAVOY が舞台になっていると聞いて、その時のマルガリータ・ブログ

『モネ・ゲーム』   Y・Tubeはこちらから

 1966年の映画『泥棒貴族』のリメイク 脚本・コーエン兄弟監督: マイケル・ホフマン  89分
  原作: 泥棒貴族   音楽: ロルフ・ケント

<英国演劇 meets ハリウッド>の図式からして意表を突かれ、
  『英国王のスピーチ』(2010)のコリン・ファース、『ハリー・ポッター』(2011)シリーズのアラン・リックマン、
  『チャーリーズ・エンジェル』(2000)のキャメロン・ディアス

巨額な(彼にとっては)仕込みやら、まじめに真剣なのは十分に伝わるが、やることなすことコメディ
ゲラゲラ・くすくすと、笑いっぱなし、
『モネゲーム』とは日本公開時の題名らしい。ひとひねりありで座布団をあげたい感じ。
  原題は『Gambit』;辞典では「(交渉・会話などで,先まで計算したうえでの)手初め,切り出し」、
           チェス用語で「捨て駒の指し始め」の意、
           映画でも「戦略がある時の切り出し方」という意味で使われている。

☆久しぶりの日本題名もいいし、短い89分も歓迎、まだ見てない向きにはおすすめです。☆

{ 泥棒貴族 Gambit  監督 ロナルド・ニーム 脚本 ジャック・デイヴィス アルヴィン・サージェント
      原案 シドニー・キャロル 出演者 シャーリー・マクレーン マイケル・ケイン 音楽 モーリス・ジャール}

皇帝ダリア開花

2013-11-23 13:33:25 | マルガリータの庭11月
今日は11月23日、今年もあと何日…と気忙しくなるころになって、やっと咲き出す皇帝ダリア。
今年は、大型台風に何回もなぎ倒され、そのたびに棒で支えて、その割には元気な3本、つぼみも沢山です。
毎年、位置が変わる(笑)、ここは定番になりそうな好位置とみた。

 隣家2階の屋根に届きそう☆

マルガリータのつぶやき 2010年;2代目皇帝ダリア開花

『おしゃれの手抜き』

2013-11-20 14:18:42 | 本 MEMO
急に冬になって、服の総点検中。
今年は~どうにも野暮臭く感じて、それでも捨てられない~アイテムがひらめいて復活、
女って、こういうのが本当にうれしい。お金に換えられないうれしさ…

一年間のジム通いの成果で、体形が変化しているのか?気持ちが若返ったか、成熟(老化)したか?
はたまた、ヨーロッパ通いで、セレブウォッチング&ブランド・非ブランド大量買いでセンスアップ?

本棚にねむっていたおしゃれ本なんかにも、より深く納得している
    

著者は「1シーズンにグレーのパンツ、2本あればいい」という生粋のパンツ派、マルガリータ向きだった。
  この時期、冬のおしゃれについての注目点は、
  ・何はなくともグレーのタートル
  ・10年愛せるのは、レザーのライダースジャケット
  ・ロングブーツなら、黒の乗馬ブーツが使える(タニノ・クリスチー)
  ・秋冬のバッグ選びは必ず肩に掛けてから
  ・タイツの色は靴に合わせる
  ・夏と冬。黒の素材を極める
  ・ラメやスパンコール 冬こそ「光る素材」を。


錦秋の八王子;鶯啼庵

2013-11-19 22:49:00 | グルメ、酒
晴れ渡った紅葉の八王子、京懐石;鶯啼庵(おうていあん)で、ランチ二人女子会。
ウエルカム甘酒から、ほっとして、何やらいい予感☆
  

奥山里… 広大な庭に面した個室、掘りごたつ式でゆったり、まったりと、雅な静寂の世界、


年代を感じる有田焼の器に、しっかりした味付けの懐石、辛口銘酒「菊姫」、運ばれる間隔もよい。
  

  (サービスの一品・ハラス)
冷酒(菊姫)のしつらい・器がいい☆

 
                                  車海老の葛叩き 

 
寒ブリの照り焼き、ふりふき大根            海老芋旨煮五色あられ揚げ 

 
鶏牛蒡と茸の炊込み御飯                 黒糖きな粉プリン

親しい二人女子会ならではの、とりとめのない話、「美味しい・綺麗・お得」な満足感、おなかもいっぱい(笑)
はや、話は次回ランチ会に。

JR高尾までの道中、銀杏が見ごろ、昨日テレビで絵画館前とこちらが紹介されたばかりという。
先ごろ話題の多磨御陵入り口まで。

 

(00様に、素敵なところをご紹介くださり、感謝



秋バラ;ほのか 真珠貝 ホープス&ドリームズ

2013-11-18 21:32:26 | 今日のバラ
西落合で養生中の鉢バラ、今秋もみごとに復活した。
風通し、日照、雨除け、とバラには最高の環境で、気持ちよさそうに風に揺らいでいた。

<ほのか>
 
  
 [ F ] フロリバンダ 交配親:京舞妓×明星 京成バラ園芸 作出年:2004年
 クリーム色のに紅色の覆輪 波状弁平咲き 中輪 9~10cm 花弁数:25枚 微香
 樹形:シュラブ 半横張り性 樹高:70~90cm 四季咲き
 2003年JRC入賞 2004年フランス リヨン国際コンクールでグランドローズ オブ センチュリー受賞

  はっと目を惹く華やかさと見飽きない上品さ 花もちよい 優雅なウェーブの花形。  
  株はコンパクトで、厚みのある濃緑の照り葉 強健種。

<真珠貝>
 

   F フロリバンダ 四季咲き ロゼット咲き 花の色 白, 白桃, 複色, 覆輪 中心がピンクがかることがある。
  中輪 葉色濃い緑   直立性  樹高 1.2~1.5m 樹勢 強い 微香 育てやすさ 普通
  2003年 京成バラ園芸  2001年JRC銅賞受賞   花付きよい, 人気品種, 多花性

<ホープス&ドリームズ>
 

    F フロリバンダ  2008年 イギリス  作出者 Dickson   サーモンピンク 中輪 微香 四季咲き
     直立性   1m~1.2m  樹勢 強い

   アンティークな雰囲気の中輪系四季咲き品種。名前の通り、見る人の心に未来への希望と夢を与えてくれる。
    照り葉が美しい。











薬用植物園;冬の薬膳

2013-11-16 22:43:36 | 花便り、植物園
今日は朝から好天、ポカポカ、お出かけ日和…
ところが、どうにも、「優先順位が付けられない」、何から始めるか、考えるのも「おっくう」
土曜講座薬用植物園;薬膳教室を思い出して、ついに重い腰を上げた。

≪薬膳教室≫の話;
・陰陽五行説の五行;木火土金水のうち、冬は水=陰にあたり、自然界では、冬 北 寒 蔵 黒 塩、人体では腎 膀胱 耳 骨 恐 が同じ仲間。
・とくに腎臓が一番大事で、元気・魂の源 
 加齢により〝腎”が衰えると、「おっくう」、「優先順位が付けられない」 ⇔(これって朝の私だ!歳を自覚
・冬は寒、陰強、、生、冷食物を食べ続けるとさらに体が冷える。腎を補い、五臓六腑を温め補うことが大切。
 
  →晩秋から冬季にかけ 風邪から身を守り体を温める食品として、
   里芋 クワイ 長芋 大根 人参 玉ねぎ 白菜 キャベツ 春菊 油菜 からし菜 アスパラガス 
   百合根 セロリ 法蓮草 生姜 干姜 橘 陳皮 キューイ 干し柿 梨 葡萄 干し葡萄 無花果 リンゴ

終了後は、今日の見どころをさがして、園内を歩き回った。
植物の名前は、季節ごとにコツコツと実物を見ると覚えやすい。、
   有毒、絶滅危惧種

サラシマショウマ     

イソギク   ムラサキセンブリ 

  

 

 

 

サフラン  

  有毒 栽培禁止



『パリの裏通り』 高橋克典

2013-11-14 23:59:28 | 本 MEMO
今までで、こんなに充実?した帰国後1週間 はなかった。
コンサート4回、美術館、映画館、スカイツリー、友人と会食、と出歩く合間に、
ビデオ「ダ・ビンチ・コード」、catvクラシカジャパン、サウナ2回、バラ、と、その合間に~

『パリ本』漁り(早くも次回飛びの用意?)で、おもしろかったのが、
この『パリの裏通り』 高橋克典
 

どこへ行くのにも持ち歩いて読んだ。
〝いいかげんな子育てのすすめ”の、フランス式「いいかげん」さに賛同☆
日本の出産率低下を憂いて
    ・先進国の中でずばぬけて高い、日本の”子育てコスト”
    ・(日本の)保育所と育児休暇だけで大丈夫か
    ・合言葉は〝楽しい出産”
    ・子供と大人の間にベルリンの壁
    ・過保護に管理することが愛情か

このあおりで、突然、日本の少子化問題を突き付けられたA様には、困惑されたことでしょう。

≪参考≫本誌より抜粋;
内容 
いわゆる「パリかぶれ本」ではない。パリでどのように生活するかを書いた「ハウツー本」でもない。パリのありのままの姿…ではなく、レントゲンや内視鏡を使ってふだん見えない奥のほうまで覗いたもの。
高橋/克典
1957年生まれ、玉川大学文学部外国語学科卒業後、ハナエモリ、主にマーチャダイジング担当。87年SABコンサルティング・グループ、コンサルタントとして主にパリのファッションメゾンのブランド・マーケティングに携わる。