桜の花見客でにぎわうなか、東京国立近代美術館;「フランシス・ベーコン展」に行ってきた。
レインコートを着たフランシス・ベーコン(1967年)
フランシス・ベーコン「三幅対」1991年 ニューヨーク近代美術館蔵
「叫ぶ教皇の頭部のための習作」1952年 イエール・ブリティッシュ・アート・センター
エイゼンシュテイン監督「戦艦ポチョムキン」からの影響
2時からの講演会の40分前、はや講演会場前には長い列で、係員も早く並んだほうがよいという。
あまりの人気、若い人が多い、にまずビックリ、30年ぶりの大規模展覧会、と再認識する。
オークションに出る作品は数十億円で取引され、報道を賑わせることもしばしば。そのために
「展覧会を開催するのが最も難しいアーティストのひとり」ともいわれ、日本では生前の1983年に回顧展が開催されたのが最後
(下記インターネット・ミュージアムの記事より)
展覧会入場前に、講演会「ベーコンについて 初級」保坂健二朗を聴くことになった。
1945年(36才)が自身でいう’作家デヴュー
1959年 英国コンウォール、セント・アイヴスのアーティストコロニー(抽象的動向)
1962~1992年 ロンドン、サウス・ケンジントンのアトリエ
本展は、ベーコンにとって最も重要だった身体性に着目、その表現方法の変遷をたどる。
1.移りゆく身体 ・教皇のための習作・スフィンクス・ゴッホ
2.捧げられた身体 ・ジョージ・ダイア・土方巽記録映像
3.物語らない身体 ・三幅対1991年
4.エピローグ:ベーコンに基づく身体
両極端をいく作風;抽象⇔具象
ナチスとのかかわり
ゴッホ風 カラーフィールドPainting
まったくといって事前知識なしで出かけた現代美術しろうとの私だが、
よくわからないながらも、
講演の密度の高さ、会場の熱気に押され、「知の充足」とでもいうような心地でいつしか夢中になっていた。
<参考>
フランシス・ベーコンと同時代の芸術家
フランシス・ベーコン (Francis Bacon、1909年10月28日~1992年4月28日)
アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti、1901年10月10日~1966年1月11日)
パブロ・ピカソ (Pablo Picasso、1881年10月25日~1973年4月8日)
ベーコンを一言で言うと
ジョン・ラッセルが「A randy old dog」とベーコンのことを呼んでいる。「randy」とは「好色な、エッチな、淫らな」といった意味
同性愛者だったベーコンが交際した人物、それぞれをモデルにしている。
40年代 エリック・ホール
50年代 ピーター・レイシー
60年代 ジョージ・ダイア
70年代 ジョン・エドワーズ
80年代 ホセ・カペッロ
フランシス・ベーコン展 記者発表会
30年ぶりの「フランシス・ベーコン展」
インターネット・ミュージアムの記事
芸術新潮 ベーコン立ち読み
日経新聞アート3月31日
レインコートを着たフランシス・ベーコン(1967年)
フランシス・ベーコン「三幅対」1991年 ニューヨーク近代美術館蔵
「叫ぶ教皇の頭部のための習作」1952年 イエール・ブリティッシュ・アート・センター
エイゼンシュテイン監督「戦艦ポチョムキン」からの影響
2時からの講演会の40分前、はや講演会場前には長い列で、係員も早く並んだほうがよいという。
あまりの人気、若い人が多い、にまずビックリ、30年ぶりの大規模展覧会、と再認識する。
オークションに出る作品は数十億円で取引され、報道を賑わせることもしばしば。そのために
「展覧会を開催するのが最も難しいアーティストのひとり」ともいわれ、日本では生前の1983年に回顧展が開催されたのが最後
(下記インターネット・ミュージアムの記事より)
展覧会入場前に、講演会「ベーコンについて 初級」保坂健二朗を聴くことになった。
1945年(36才)が自身でいう’作家デヴュー
1959年 英国コンウォール、セント・アイヴスのアーティストコロニー(抽象的動向)
1962~1992年 ロンドン、サウス・ケンジントンのアトリエ
本展は、ベーコンにとって最も重要だった身体性に着目、その表現方法の変遷をたどる。
1.移りゆく身体 ・教皇のための習作・スフィンクス・ゴッホ
2.捧げられた身体 ・ジョージ・ダイア・土方巽記録映像
3.物語らない身体 ・三幅対1991年
4.エピローグ:ベーコンに基づく身体
両極端をいく作風;抽象⇔具象
ナチスとのかかわり
ゴッホ風 カラーフィールドPainting
まったくといって事前知識なしで出かけた現代美術しろうとの私だが、
よくわからないながらも、
講演の密度の高さ、会場の熱気に押され、「知の充足」とでもいうような心地でいつしか夢中になっていた。
<参考>
フランシス・ベーコンと同時代の芸術家
フランシス・ベーコン (Francis Bacon、1909年10月28日~1992年4月28日)
アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti、1901年10月10日~1966年1月11日)
パブロ・ピカソ (Pablo Picasso、1881年10月25日~1973年4月8日)
ベーコンを一言で言うと
ジョン・ラッセルが「A randy old dog」とベーコンのことを呼んでいる。「randy」とは「好色な、エッチな、淫らな」といった意味
同性愛者だったベーコンが交際した人物、それぞれをモデルにしている。
40年代 エリック・ホール
50年代 ピーター・レイシー
60年代 ジョージ・ダイア
70年代 ジョン・エドワーズ
80年代 ホセ・カペッロ
フランシス・ベーコン展 記者発表会
30年ぶりの「フランシス・ベーコン展」
インターネット・ミュージアムの記事
芸術新潮 ベーコン立ち読み
日経新聞アート3月31日