屋久島二日目の夕方に初体験、その熱さ、ぬるっとまとわりつくアルカリの気持ちよさ、地元の人たちの気さくさ、ビックリの連続だったが、
入浴後の肌のスベスベ、ツルツルはいままで最高。
旧湯屋
400年前からという古湯、
尾の間集落などの地元住民によってつくられたという。
たしかに、一緒に入った人は、『家にはシャワーだけ、湯はここに来る。』といっていたし、皆の入浴マナーの良さには感心した。
誰彼ともあいさつをかわし、まずは浴槽のふちに場所を確保して、湯船に入る前にていねいに体を洗う。
・「体を沈めるのは向こうの壁際で体を洗う人のじゃまにならないように。」
・「女湯の下から源泉が出ていて、男湯の方に引かれるから、女優先だ。」
・「朝一の湯は濃い。雨が降ると洗い場の方の湯は温度が低くなる。」
・「ドライアーはないけれど、家に帰ってするからいい。」
ぜ~んぶ、たかが2,30分の間に、話しかけてきた何人かの地元の常連から聞いた話だ。
ついでに10年前に入った小さい古びた湯について聞いたところ、「そこは沸かし湯だ」との答え。そういわれてみれば…、
湯の泉質、人のフレンドリーさにビックリ、で、翌朝6時半、7時オープンにあわせて再度出かけていった。(ホテルから車で30分。)
サンカラ・ホテル&スパのバトラー(部屋付き係)もけげんそう、こんな客ははじめてだったのかもしれない、
つまり、屋久島一の高級リゾートから、入浴料200円の地元共同浴場に二日続けて通ったことになる
旧湯屋の向こうの崖からは
蛇の口滝、淀川入口への登山道;蛇の口滝へは片道1時間半、花の道というから次回はぜひ歩いてみたいところだ。