さすが、セザール賞総なめの作品。
〝女ゴッホ”とまでいわれる天才性、悲劇性を余すところなく。
綺麗な映像、深みのある題材、主演女優、男優の演技、時代背景もきっちりと織り込んで、
すぐにもう一回みたくなり、原作 (『セラフィーヌ』 フランソワーズ・クロアレク )にもあたりたい。
・年代推移(あっという間に十何年)・セルフィーヌの内面描写 が大ざっぱだが、大幅カットのせいかもしれない。
画商;ウルリッヒ・トゥクルはここでもうまい☆ 『善き人のためのソナタ』を思い出した。
セラフィーヌ;ヨランド・モローとあわせて、フィルモグラフィーを追いかけてみようか。
≪MEMO≫
フランスに実在した素朴派の女性画家セラフィーヌ・ルイの生涯を描いた。2009年のセザール賞で、作品賞をはじめ最多7部門を受賞。家政婦として貧しく孤独に暮らす傍ら、敬虔にして無垢な心のままに色鮮やかで幻想的な絵を次々と生み出したセラフィーヌと、彼女の才能を見出したドイツ人画商との心の交流を、激動の20世紀初頭を背景に描き出す。主演のヨランド・モローはその入魂の演技が絶賛され、セザール賞主演女優賞をはじめ数々の賞に輝いた。
1912年、フランスのパリ郊外サンリス。家政婦として生計を立てている貧しく孤独なセラフィーヌ。彼女は草木や花々に話しかけ、植物など自然のもので自ら絵の具を作り、部屋に籠もって黙々と絵を描く日々を送っていた。そんなある日、彼女の働く家にアンリ・ルソーを見出したドイツ人画商ヴィルヘルム・ウーデが妹と共に引っ越してくる。そして、その家に置かれていたセラフィーヌの絵に心奪われたウーデは、彼女に援助を申し出るのだった。こうして画材を自由に手に入れられるようになり、絵を描くことにますます情熱を注ぐセラフィーヌ。だが1914年、第一次世界大戦が開戦、敵国の人となったウーデは止むなくフランスを離れることに。1927年、これまでと変わらず家政婦をしながら絵を描き続けていたセラフィーヌは、フランスに戻ってきたウーデと再会を果たす。やがて、再びウーデの援助を受けることになったセラフィーヌは、次第にその名が知られるようになり金銭的にも豊かになっていくのだが…。
ヨランド・モロー(Yolande Moreau, 1953年2月27日 - )主な出演作品[編集]
ザ・パック 餌になる女 2013年公開 監督:フランク・リチャード
ゲンスブールと女たち2011年公開
ミックマック 2010年公開 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
セラフィーヌの庭 2010年公開 監督:マルタン・プロボスト
ベティの小さな秘密 2008年公開 監督:ジャン=ピエール・アメリス
パリ、ジュテーム 2007年公開 監督:ブリュノ・ポダリデス、
アメリ 2001年公開 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
冬の旅 1991年公開 監督:アニエス・バルダ
ウルリッヒ・トゥクル(Ulrich Tukur, 1957年7月29日‐)主な出演作品[編集]
Die weiße Rose(1982年)
Stammheim(1986年)
Nikolaikirche(1995年。フランク・バイヤー監督)
Bonhoeffer(2000年。ディートリッヒ・ボンヘッファー役)
テイキング・サイド(2001年。サボー・イシュトヴァーン監督)
ホロコースト -アドルフ・ヒトラーの洗礼-(2002年。コスタ=ガヴラス監督。クルト・ゲルシュタイン役)
惑星ソラリス(2002年、スティーブン・ソダーバーグ監督)
オペレーション・ワルキューレ(2004年。テレビドラマ。ヘニング・フォン・トレスコウ役)
善き人のためのソナタ(2005年。フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)
アイガー北壁(2008年。フィリップ・シュテルツル監督)
セラフィーヌの庭(2008年。マルタン・プロヴォスト監督)
John Rabe(2009年、ジョン・ラーベ役、日本未公開)
白いリボン(2009年。ミヒャエル・ハネケ監督)
ラルゴ・ウィンチ -裏切りと陰謀-(2011年)
ロンメル(2012年。テレビドラマ。エルヴィン・ロンメル役)
〝女ゴッホ”とまでいわれる天才性、悲劇性を余すところなく。
綺麗な映像、深みのある題材、主演女優、男優の演技、時代背景もきっちりと織り込んで、
すぐにもう一回みたくなり、原作 (『セラフィーヌ』 フランソワーズ・クロアレク )にもあたりたい。
・年代推移(あっという間に十何年)・セルフィーヌの内面描写 が大ざっぱだが、大幅カットのせいかもしれない。
画商;ウルリッヒ・トゥクルはここでもうまい☆ 『善き人のためのソナタ』を思い出した。
セラフィーヌ;ヨランド・モローとあわせて、フィルモグラフィーを追いかけてみようか。
≪MEMO≫
フランスに実在した素朴派の女性画家セラフィーヌ・ルイの生涯を描いた。2009年のセザール賞で、作品賞をはじめ最多7部門を受賞。家政婦として貧しく孤独に暮らす傍ら、敬虔にして無垢な心のままに色鮮やかで幻想的な絵を次々と生み出したセラフィーヌと、彼女の才能を見出したドイツ人画商との心の交流を、激動の20世紀初頭を背景に描き出す。主演のヨランド・モローはその入魂の演技が絶賛され、セザール賞主演女優賞をはじめ数々の賞に輝いた。
1912年、フランスのパリ郊外サンリス。家政婦として生計を立てている貧しく孤独なセラフィーヌ。彼女は草木や花々に話しかけ、植物など自然のもので自ら絵の具を作り、部屋に籠もって黙々と絵を描く日々を送っていた。そんなある日、彼女の働く家にアンリ・ルソーを見出したドイツ人画商ヴィルヘルム・ウーデが妹と共に引っ越してくる。そして、その家に置かれていたセラフィーヌの絵に心奪われたウーデは、彼女に援助を申し出るのだった。こうして画材を自由に手に入れられるようになり、絵を描くことにますます情熱を注ぐセラフィーヌ。だが1914年、第一次世界大戦が開戦、敵国の人となったウーデは止むなくフランスを離れることに。1927年、これまでと変わらず家政婦をしながら絵を描き続けていたセラフィーヌは、フランスに戻ってきたウーデと再会を果たす。やがて、再びウーデの援助を受けることになったセラフィーヌは、次第にその名が知られるようになり金銭的にも豊かになっていくのだが…。
ヨランド・モロー(Yolande Moreau, 1953年2月27日 - )主な出演作品[編集]
ザ・パック 餌になる女 2013年公開 監督:フランク・リチャード
ゲンスブールと女たち2011年公開
ミックマック 2010年公開 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
セラフィーヌの庭 2010年公開 監督:マルタン・プロボスト
ベティの小さな秘密 2008年公開 監督:ジャン=ピエール・アメリス
パリ、ジュテーム 2007年公開 監督:ブリュノ・ポダリデス、
アメリ 2001年公開 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
冬の旅 1991年公開 監督:アニエス・バルダ
ウルリッヒ・トゥクル(Ulrich Tukur, 1957年7月29日‐)主な出演作品[編集]
Die weiße Rose(1982年)
Stammheim(1986年)
Nikolaikirche(1995年。フランク・バイヤー監督)
Bonhoeffer(2000年。ディートリッヒ・ボンヘッファー役)
テイキング・サイド(2001年。サボー・イシュトヴァーン監督)
ホロコースト -アドルフ・ヒトラーの洗礼-(2002年。コスタ=ガヴラス監督。クルト・ゲルシュタイン役)
惑星ソラリス(2002年、スティーブン・ソダーバーグ監督)
オペレーション・ワルキューレ(2004年。テレビドラマ。ヘニング・フォン・トレスコウ役)
善き人のためのソナタ(2005年。フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)
アイガー北壁(2008年。フィリップ・シュテルツル監督)
セラフィーヌの庭(2008年。マルタン・プロヴォスト監督)
John Rabe(2009年、ジョン・ラーベ役、日本未公開)
白いリボン(2009年。ミヒャエル・ハネケ監督)
ラルゴ・ウィンチ -裏切りと陰謀-(2011年)
ロンメル(2012年。テレビドラマ。エルヴィン・ロンメル役)