マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

『ルーヴル美術館展』 "史上空前の風俗画展

2015-02-26 22:28:48 | 絵画、展覧会、記念館
毎日、気温は上がったり下がったり、晴れたり曇ったり雨、風、と変わりやすい。
今日はまた気温は急降下で寒いし、午後からは本格的な雨模様。 庭仕事もできないし、筋トレで体を温めた後に、思い立って、
六本木; 国立新美術館 『ルーヴル美術館展』まで。

     

フェルメール『天文学者』の初来日で話題だ。

      

21日(土)の初日から五日目、想像以上の人気で少し驚いた。三重、四重の人だかりだったが、皆、整然としていて、じっくり観られた。
「パリでルーヴルに行っても、膨大な館内で「モナリザ」直行がオチ、それに今回の会期終了の6月1日まではパリでも観られないのだし… 当たり前か…、日本はすごい…」
などひとりゴチながら、フェルメールも真ん前、間近で数分間☆

今日のマルガリータ一点は、≪コローのアトリエ≫ジャン=バティスト・カミーユ・コロー 1873年頃/63×42㎝
小品ながら、フェルメールにも通じるようななつかしさを覚えて、行きつ戻りつ、

 

ショップで『天文学者』、『ティチアーノ』のほか、5,6点しかない額入り平積みコーナーに選ばれていて、あわてて?購入してきた。

マルガリータの庭・第4期工事始まりそう

2015-02-25 22:27:57 | マルガリータの庭・2月
マルガリータの庭・第4期工事の見積もりがやっと届いた。
今回はガセボ前テラス、庭道整備、ツゲの囲い、細かい補修、高木の剪定、水盤、水回り、etc.

少し、といってもトラック一台分だが、土を運んでもらった。庭の高低は、意外なグレード・アップにつながるのだ。

 ブルーシート;

≪今が盛りのクリスマスローズ≫
シューティング・スターの花付き、鉢からこぼれそう 

≪盆栽仕立ての梅≫もかわいい☆


「アメリカン・スナイパー」 C.イーストウッド

2015-02-23 23:50:05 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
昨日公開されたC.イーストウッドの最新作:「アメリカン・スナイパー」を観てきた。
数々の好評から期待がこみ上げてきて、マルガリータにしては異例の速さだ。



平日の午後というのにほぼ満席状態だった。
C.イーストウッドのファン、アメリカ映画のファン、戦争映画のファン、活劇好き、英雄礼賛、それぞれだろうが、マルガリータにはぜ~んぶ、あてはまる(笑)

ここでも、町山智浩の映画評論は群を抜いた説得力で、いつものようにストンと落ちる。
プログラム巻頭のREVIEW:『アメリカン・スナイパー』論争とPTSD によると、
アメリカは二つに割れて文化戦争が勃発したらしい。「青い州」:民主党支持と「赤い州」:共和党支持 の対立そのもの、
・C.イーストウッド監督がPTSD(心的外傷後ストレス障害)をくりかえし描くのは「西部劇などで数多くの人を殺してきた自身の贖罪のように見えた。」
カイルも、彼に殺されたイラク人も、彼を殺した帰還兵もみんな戦争の犠牲者だ。本当に悪いのは誰だ? 

近年の最高作ともいえる、堂々とした活劇に興奮した余韻の間隙から、多くの真実、やりきれない重い諦観が浮き上がってくる。
イーストウッドの重層的視力はいつにもまして見通しがきいている。 

早春の秩父路;蠟梅(ろうばい)・温泉・花粉

2015-02-22 22:02:35 | ベンツSLKと行く・ゴルフ
久しぶりのベンツSLKだ。
湘南方面が風雨強し!ということで、秩父、長瀞の蠟梅アタリは?と出かけた。
予想が当たって曇り空からお昼前には陽も出てきてびっくりした。

<皆野寄居有料道路入口>


<宝登山門前で>




<ぽっくり観音> 名前が愉快で見に行った!
 

<満願の湯> 朝一の消毒薬投入直後か、入浴直後から赤く痒く、「秩父の名湯」としては残念。


<長瀞>



 



渓流マス釣りも冬本番;

 




はや花粉飛散か、目は痒く、頭は重く、こちらは都心より多いし早いというのは計算外だった。



 




恵比寿 『上越 やすだ』 で3蔵元と利き酒会

2015-02-21 23:20:26 | グルメ、酒
『上越 やすだ』 120年の歴史を誇る新潟の老舗料亭、新潟のお米とお酒が愉しめる板前割烹という。

  冬の妙高 

初入店にして、今宵はイベント日;
~蔵元を囲む日本酒の会~  上越市内の頚城・鮎正宗・田中酒造3蔵☆飲み放題☆

2カップルで4人個室、相方カップルは、お酒の飲みっぷりもいいし、生まれも育ちも地元:恵比寿とくれば何かと圧倒されてくるが、
そこはそれ、マルガリータにしても、生まれも育ちも浅草・鳥越も宮元3代目☆、新潟・妙高には土地勘はあるし、ウィーンからの帰国翌日とくれば日本酒、日本料理にしびれる下地は十分、時差ボケを逆手に取ったハイテンションで話題参加、
ついつい盃がすすみ、盛り上がって、おかげで、料理の味はつまみ程度にしか覚えてないし、利き酒賞は逃すし…(笑)

ちなみに、利き酒賞は女性の方が多かった。味覚、臭覚ともにすぐれているということ?
反して、我々4人組では男性2人が取った ホッ(爆)
相方がゲットした利き酒賞;

店内も皆ノリノリ;


・日本酒に合う料理コース、料理等を料理人のこだわりで
・3蔵より各3~5種の日本酒 計9~15種類の日本酒
・蔵元と話しながら好きな日本酒を選ぶ。 

上越市内の頚城・鮎正宗・田中酒造の3蔵講師 からのメッセージ;
日本酒の美味しさを少しでも多くの方に知ってもらい、日本酒と相性の良い料理を通して『縁』と『和』を作ろうというイベント。普段、蔵元さんとふれあえる機会はめったにないと思います。蔵元の日本酒を飲みながら、日本酒づくりに込められた情熱や想いを聞きながら、日本酒に合う料理を食べながら楽しみましょう

美味な季節<料理>の数々、各蔵元の仕込み水とともに;酔ってカメラの画素を間違えて、とりこめない料理が多々、次回に期すしかないか

 



帰りにいただいたチョコレート;これもオシャレで素敵、美味しくて、ありがとうございました。
 

松・梅・苔;石原和幸;和風寄せ植え教室

2015-02-21 23:14:39 | 花便り、植物園
帰国翌日のポカポカの昼下がり、南青山は風花まで。
『ISHIHARA KAZUYUKI 究極の和の世界』と題した寄せ植え教室、久しぶりの開催だ。

 



モス(苔)マン・石原の手八丁、口八丁のパフォーマンスは相変わらず健在、西洋のラウンド型寄せ植えとは一味違う、一方向からのの寄せ植えの本格的伝授。
基本の枝ぶりは、ピカ~!とにきたところで、 頂点の3点で二等辺三角形を作るように等々

 

一人一人の作品の手直し、男女半々の生徒たちもオシャレで垢抜けしていて熱心で和気藹々。



 

マルガリータの作品
我が家に飾って;
≪ベランダ≫~


≪室内≫~


厳選された材料で出来上がったの世界;「盆栽」に似て「盆栽」に非ず といった雰囲気で新たな気分、少しでも永く成長を見守りたい。

案内パンフより;


マルガリータのつぶやき:2010・5・21 石原組とチェルシーにて

『ドナウ河紀行』ー東欧・中欧の歴史と文化ー 加藤雅彦

2015-02-20 23:54:15 | 本 MEMO
『ドナウ河紀行』 ー東欧・中欧の歴史と文化ー 加藤雅彦 岩波新書 1991年第一刷
「紀行」とあるが「紀行文」ではない。といって「学術書」「研究書」でもなく、ドナウを「紀行」するように「ドナウ世界」を探っていく~

 

ミュンヘンあたりにしきりに行きだした去年、一昨年ころより、読んでは旅立ち、帰ってはまた読み、を繰り返して、ついにドナウのハイライト;今回のウィーン~プラハ~ブタペストに行き着いた。
きょう帰国して、何度目かのチェコとハンガリーの章を楽しんだ。
例によって、現地を踏んだあとの「見落とし&行きのがし」に地団駄踏む思い、すぐに次の旅程を考え出している…(笑)









<ドナウベント>のかつてのドナウ河改造計画

ブダペスト;ハンガリー国立歌劇場(オペラ座)のシシー観覧席

2015-02-18 23:50:23 | チェコ ハンガリー
国会議事堂のショックを引きずりながら、オペラ座までショートカットの道を探し小走り、3時のツァーに間に合った。
裏側の通りに面した部屋からはソプラノの声、今夜の「蝶々さん」のリハーサルか、

「ウィーンより小さく」ながら、当時はヨーロッパ一美しいオペラ座だったという。音響の良さもミラノ・スカラ座についで2番目。





内部装飾の豪華さも十分にうかがわれ、シシー(エリザベート皇妃)のお忍びバルコニー・「シシー・ロージェ」にも座って見られた。

 「シシー席」から;

舞台では「蝶々さん」の「障子」の点検中。

ただ、今はファサードは黒ずみ、内部も古びて、どうしたものだろう。



日本語ツァーは、丁寧、親切で感心、考えてみればオペラ座バックツァーなるものは初めて、大変勉強になった。
蝶々さんのチケットが4枚余っていると聞いたが、どうにもその気になれずに今回はパス。



夕方の西駅:西駅内の世界一美しいマクドナルド

 

ブダペスト;国会議事堂 マジャール民族の誇り

2015-02-18 22:55:26 | チェコ ハンガリー
世界最大規模の、世界一美しい国会議事堂を見学した。

ブダの丘から見た外観も宮殿のように装飾的な国会議事堂だが、内部の絢爛豪華さにはまったく驚かされた。
各国語別のツァー待ちで2時間近く、正味45分のツァー、時間もお金も高額;2000円だったが…



とっつき、議場最高部の3階まで延々と階段を上り、



円蓋に下がるシャンデリアはまたさらに高く高く…、一同、言葉もなくため息ばかり。



1884年から完成は1904年、フランツ・ヨーゼフの命で1896年の建国千年祭に向けて建てられたものという。
世はオーストリア・ハンガリー帝国時代、ハプスブルクに対してハンガリーの力を見せつける必要があったというが、ここまで黄金でつつみこみ、シャンデリアを輝かせた財力はどこから?
今回の旅はウィーン~プラハとめぐり、ここで一息と思っていたのがとんでもないものを見せつけられた。





ハンガリー;ブタペストの夜景

2015-02-17 23:23:52 | チェコ ハンガリー
ブラスチラバからさらに南に200キロ、ブタペストの夜景が突如として現れた。
以前に来たときは真夏のあつい昼下がりだったから、夜景のすばらしさは聞きしに勝る衝撃だった。



  

夕食はハンガリー料理、妙にもたれる;





 国会議事堂近く、プーチン大統領が来ているようで警官だらけだ。

やっとヒルトンに到着;西駅隣り、巨大なモールに続く;

 

旅の疲れもピーク、今宵は快適なホテルでたまったブログを書くことにしよう…


プラハ~スロバキアの首都;ブラチスラバ

2015-02-17 23:13:42 | チェコ ハンガリー
プラハから南に330キロ、ブラチスラバは、その独立までの苦難ももちろんだが、
マルガリータには、≪ドナウ川≫の要衝の地としての地理的な位置に想いが行く。

そのドナウを見下ろして守りを固めたブラチスラバ城





ミハエル門から入ると、中世の雰囲気が漂う。

  



ガイドが何回も繰り返す、「1000年間のハンガリー支配」、
「チェコスロバキア」の分断の歴史はあまりにも悲しい。

  



プラハ;ドボルザークホール 弦楽四重奏

2015-02-16 23:04:07 | チェコ ハンガリー
ユダヤ人街、スペインシナゴークから、Siroka通りを西へ、10分もしないうちにライトアップされた≪芸術家の家≫、
その向こうには、プラハ城!





≪芸術家の家≫の中の、ドボルザークホールで弦楽四重奏;ドボルザーク、ボロディン、Feld、を聴く。

 





特にFeldの現代音楽、不協和音、目が覚めるような演奏だった。 ~ジャスミン様にはすこし苦手のご様子。

≪追~≫
今朝の朝刊一面に≪芸術家の家≫写真:残念ながら記事の意味はわからず
(昨夜はユダヤ人迫害を記憶するためのイベント?があちこちで行われたようだが…)




プラハ:市民会館ガイドツァー 『ムハの部屋』

2015-02-16 22:30:36 | チェコ ハンガリー
かつて繁栄を誇ったボヘミア王国をしのんで、民族復興運動最盛期の意気込みを見せつけられた。
特にムハ(ミュシャ)の部屋は、ここでだけしか見られない! ≪部屋≫だから移動不可能なのだ。

<ガイドツァー>の始まり
 

昨夜訪れたスメタナホールから

<ムハの部屋>