ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

白い恋人

2007-08-21 08:00:54 | 時事(国内)


「白い恋人」と言えば、その昔松田聖子のアルバムの中に入っていた曲名で…、
というマイナーな話ではなく、北海道銘菓の「白い恋人」のことである。

現在、賞味期限を1か月先延ばしに改ざんして問題になっているお菓子である。
北海道を代表するおみやげで、当地を訪れる多くの観光客が購入するおみやげの
定番になっていて名前も然ることながら、味のほうも悪くないお菓子である。

しかし、このお菓子がここまでの地位を築けたのは、まさしくその名前のおかげ
であろう。その由来が先日の朝日新聞に載っていた。

それは、1968年のグルノーブル冬季オリンピックの記録映画
「フランスでの13日間」という原題の邦題が「白い恋人」になり、
それにちなんで付けられたという。
オリンピックの記録映画と聞くと、ちょっとイメージしにくい。
もう少しロマンチックな映画だと思っていたのに、と思うのは私だけであろうか?

何はともあれ、今回の不祥事でせっかくのブランドイメージが台無しである。
ブランドとは、「買い手の頭の中にある、良いイメージの積み重なり」だと
言うことも同時に掲載されていた。
悪い記憶と言うのは、なかなか消えないものである。
今後払拭していくのは大変であろう。

信用、信頼、何でもそうだが、築き上げるのには長い時間を要するものである。
その代わり、落ちる時は一瞬である。
またそれを再度、回復するにはさらに多くの努力を要する。

これは企業の話しであるが、それは人と人との関係においても同じことが
言えるであろう。

肝に銘じておきたいことである。




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