ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

七つの悪習

2007-08-31 18:40:40 | 時事(海外)

以下は少し前の、中国の新聞、新華社に掲載されていた記事である。

七つの悪習が中国のイメージを損ねていると題している。

1、中国人は公共心に欠け、公衆衛生にも気を使わず行く先々で
  ごみを巻き散らかしている。

2、中国人は、飛行機の中、車や船の上、レストランなど、どこでも
  周囲に全く遠慮せずに、大声で騒ぎまくる。

3、中国人は規則を守らず、秩序を重んじない。常に先を争う。

4、中国人は、他人に対する最低限の礼儀、敬意も見られない者
  が多い。ありがとうが言えない。禁煙区域でも無視する。

5、中国人は、田舎の習慣にどっぷり浸り、国際的な行動規範
  を身に着けず、海外に出て行く。

6、中国人は服装を整えず、上品ではない。スーツでしゃがみ込み
  たばこをふかす。パジャマでホテルの廊下を歩く。

7、中国人はもめごとを起こしたとき、とりわけ激しく怒り
  思い通りにいかないと、罵り悪態をつくか、殴ったり蹴ったりする。

私は別に中国人が嫌いなわけではない。しかしおおよそ当っているような
気がする。それもそのはずで、これは中国の新聞社が中国人民に向けた
記事の内容である。つまり中国人が中国人を客観視しているのである。
国際的な大きな祭典が控えている中で、少しでも自国のイメージアップを
図らねばと、戒めの記事でもあるのだろう。

成果は上がっているのか、甚だ疑問であるが、こうやって理解している
中国人も少なからずいるのだと、少しほっとしてしまった。

国を挙げてマナー向上を謳わねばならないということ事態が、そもそも
おかしな話なのではあるが、そんなところもいかにも中国らしい。

「中国へは期待しないで行くに限る」、で良いのではないだろうか。




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しっかりと…

2007-08-30 06:18:24 | 時事(国内)

第2次安倍内閣の顔ぶれが決まった。派閥を気にしながらの人事は
苦肉の策であったに違いない。ぜひ、しっかりとやっていただきたい。

さて、「しっかり」と言えば、安倍首相のお得意の口癖である。
記者会見、政策発表の場などの答弁には、必ず何度も出てくる
フレーズだ。昨年9月に内閣が発足して、初めて官邸に向かう
第一声も「しっかりやります」だったと言う。
先の参院選で惨敗し辞表を持ってきた中川幹事長にも、「敗戦処理を
しっかりと…」と言葉を投げかけたそうである。
それ以外にも、「しっかりと議論を…」「改革をしっかりと実行し…」
などなど、我々の記憶には数多くの「しっかりと…」が記憶されている。

よほど、幼い時から「しっかりしなさい」「しっかりやりなさい」と
しつけでもされてきたのであろうか?
それとも、自らがしっかりしていない事を自覚していて、実は
自分自身にでも言い聞かせているのであろうか?

最近はめっきり笑顔の減った安倍さんである。笑っている場合では
ないにしても、神妙な顔ばかりしていても、好感度は下がるばかりであろう。

「反省すべき点は反省をして…」という反省の上にできた新内閣である。
閣僚の方々はしっかりとした説明責任ができなければ、更迭される内閣
でもある。

しかし、当の本人は「反省すべき点は反省をして…」の一体何について
反省したのか、まだそれについての説明がなされていない気がするのは、
私だけであろうか?

しっかりやっていただけるのか、かなり疑問な内閣ではある。


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親孝行な話

2007-08-29 06:19:36 | 時事(海外)

日本、中国、韓国の3ヶ国は、いずれも儒教文化の影響を
受けた国である。現在でも大多数の若者が、父母を養う意識を
共通して持っているという。
されど、この3ヶ国の中で最も親孝行なのは、中国人だそうである。

数年前に日中韓の3ヶ国で青年を対象にした意識調査が行われた。
調査が行われた中国の若者の内、実に80%以上が「いかなる状況
においても、全力で父母の面倒を見る」と答えている。
一方、日本ではこのような考えを持っていたのは、わずか20%
に過ぎなかったという。

また、「大人になって独立した後の、兄弟姉妹との付き合い」
については、中国、韓国共に「お互いに感心を持ち、互いに
助け合う」と80%以上の若者は回答している。
では、日本ではどうか? 同様の回答をしたのは、その半分の
40%であったという。

全く日本人は、いつからこんなに薄情になってしまったのか?
戦前、戦後のまだ日本がとても貧しかった頃は、そうではなかった
はずだ。家族皆で助け合い、親を想う気持ちは今の何倍もあっただろう。
おそらく豊かさと引き換えに、そのような意識を忘れて行ったに
違いない。

「金は親子も他人」、「兄弟は他人の始まり」などという言葉が
存在するのは日本だけで、他のアジアの国々では考えられない
ことである。

親孝行できるのは、親がいるうちだけである。

小さな親切でもきっと喜んでくれるはずである。

早速、探して見ようと思う今日この頃である。





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ダイアナ メモリアル

2007-08-28 06:09:56 | 時事(海外)


今月31日は、ダイアナ妃が亡くなってちょうど10年目にあたる。

10年前のその日、私は中米のベリーズという国でバスに乗っていた。
そのバスには前のほうに小さなテレビが付いていて、ずっとダイアナ
の映像を流していた。この国は以前、英領ホンジュラスと呼ばれており
現在でも英連邦に加盟する国でもある為、そんな関連でやっているのだ
ろうと漠然とテレビを眺めていた。

ダイアナが亡くなったのを知ったのはその翌日で、街の新聞スタンドに並ぶ
新聞の見出しに、事故の大きな写真が掲載されたのを見てからであった。
とりたてて何も感じなかったが、ハリウッド女優からモナコ王妃となり
その後、交通事故で亡くなったグレースケリーとダブって見えた。
もちろん、私はタイムリーに知らない世代であるが…。

しかし10年が経っても、今だその劇的な亡くなり方に疑問を残しているのは
ダイアナに対する根強い人気も一因なのであろう。
何も立証されてはいないが、王室関与の謀略説もあるようで、時々日本でも
テレビ番組などで特集が組まれたりする。

今後もダイアナに対する追慕は、逆に敵意となってチャールズ皇太子と
カミラ婦人に向けられるであろう。チャールズ皇太子の人気は下降する
一方であり、行き着くところまで行けば、皇太子の王位継承を断念する
事態にもなりかねない。
その反面、ダイアナの血を引くウィリアム王子の人気は高く、ウィリアム
王子を次の国王へという声が過半数に迫る勢いだという。

確かにダイアナ妃は不幸であっただろう。長年チャールズの浮気に悩まされ、
その結果、離婚に至りその後、本当の幸せを掴む前に、わずか36歳で逝って
しまった。そういう意味では、本当に悲劇である。

しかし、どこかの国のうつ病の皇太子妃も多少の違いはあれ、不幸なのでは
ないだろうか?自らの意思で皇室に入ったとはいえ、人生リセットするチャンス
さえない世界だとしたら、これもまた悲劇である。

まぁ、頭の良い方である。きっと時間は掛かっても、自分自身で道を
切り開いて行くような気がしている。











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お宝本

2007-08-27 07:55:08 | 


島津法樹著「魔境アジア、お宝探索記」という本を今読んでいる。
まだ途中であるが、単純におもしろい。

筆者は30数年前に脱サラして古美術品屋を開業し、現在も骨董品
バイヤーとして各地に赴き仕事をしている方だそうで、骨董業界では
ちょっとは名の知れた人でもあるらしい。また、韓国や中国で古陶磁の
収集、研究もしているとのことである。

本の内容は、アジア各地での骨董品の仕入れの仕事を綴ったもので
なんてことないのであるが、扱う品物が骨董品、古美術品の類なので
中には何億円にもなる、お宝に化ける物もあったりして夢があるのである。

骨董の類は仕入れの駆け引きも一筋縄ではいかないようで、大変そうであるが、
価値のあるお宝を手に入れた時の達成感は、読み手にも充分伝わってくる。
博打のような一攫千金を狙う要素が多分にある仕事のような気がするが反面、
大きな夢のある仕事でもあるような気もする。
私も目利きができれば一度はやってみたい思いに駆られた。

「隣の芝生は良く見える」とは、良く言ったもので「他人の仕事は良く見える」
ものである。実際は何をやっても大変なものだが…。

いずれにしてもこの本は、まだ読んでいる途中ではあるが元気を
与えてくれそうな本である。

私にとっては小さなお宝本であるような気がする。



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ラーメン缶

2007-08-26 16:13:15 | 料理


一昨年だったたかお正月の秋葉原で、当時話題だったおでん缶の自販機
を見つけ好奇心いっぱいで食べてみた。その日はとても寒い日で、
そのせいもあってか温かいおでん缶の味は、まずまずだったと記憶している。
(決しておいしいというわけではないが…)


先日自転車で買い物の途中、近くの商店街に話題の?ラーメン缶の自販機
を偶然見つけ、さっそく食べてみた。その日はとても暑い日で、冷たい
ラーメンを選択したところ、これが非常にまずい。それも激まずである。

大好物の冷やし中華の味を期待してしまったのもいけないが、それにしても
ひどい味である。まず麺だが、伸びないようにこんにゃく麺を使用している
のは良い。しかしなんと言ってもひどいのがスープである。
醤油ベースだがコクも無く、味も薄いのか濃いのかはっきりしない
中途半端な味であった。これで300円はあんまりである。

おでん缶のヒットでラーメンもいけると踏んだのだろうか?
発売当初の4月ころは好調だったらしいがおそらくロングセラー
はないだろう。

ラーメンのロングセラーと言えば、やはり日清カップヌードルではなかろうか?。
1971年発売だが、30年以上経っても飽きられず同じ味でがんばっている。

そう言えば、カップラーメンの口コミランキングでも人気の第1位となっていた。

ちなみに私はマルちゃんの「赤いきつね」のファンであるが…。

まぁ、どうでもいいことである。















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チャイナエアライン、おすすめの理由

2007-08-25 08:04:53 | 時事(国内)


先日のチャイナエアライン炎上の原因が徐々に明らかになってきた。

新聞記事によると、ボルトが燃料タンクを突き破りその穴から漏れた
燃料に引火して爆発に至ったというものらしい。
今回の事故の直接の原因は発表された通りなのだろうが、どうも本質的
にはチャイナエアラインの場合、その企業体質にあるように思えてしょうがない。

この事故の後、台湾ではこの機長らを英雄扱いするような報道がなされた。
もちろん台湾のマスコミが一役買ったという見方もできるが、チャイナエアライン側も
このところ頻発している事故から目をそらせる為に仕組んだような
思惑があったことは確かであろう。

どんな事故でも事故は事故である。全員無事だからといっておめでたいわけでは
決してないのである。普通なら機長らを祭り上げる報道に会社側は、自粛を
要請すべきであろう。しかし、そんなことはせず世間の目をそらそうとする。
そんな企業なのである。

チャイナエアラインは、日本発の格安航空券の中でもかなり安い運賃
を出している航空会社の一つである。そのわりにサービスも悪くなく、
我々庶民にとってはありがたい航空会社でもある。
それだけに大変残念な思いがする。しばらくの間、チャイナエアラインは
この事故による客離れは避けられないであろう。
燃料サーチャージや航空保険料などの追加料金で、最近は割安感の無くなった
格安航空券ではあるが、チャイナの料金は当分値上げどころか、
さらに客離れによる値下げも考えられる。

事故が多い航空会社だからと言っても、飛行機に乗って事故にあう確率は
日常生活で交通事故にあう確率に比べたらとんでもなく低い。
この事故でしばらくの間は整備にも普段以上の力を入れるはずである。
さらにイメージアップを図る為にいつも以上のサービスが期待できそうな
気がする。

つまり料金は安く、いつも以上のサービスが期待され、整備にも
力が入っていて、客離れで空いている。

と言うことは…?

今後しばらくは、チャイナエアラインは大変おすすめである。

と思うのは私だけであろうか?


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季節の変わり目

2007-08-24 07:55:57 | つぶやき


昨日は、思わず「秋の到来か」と、思わせるような涼しげな気候であった。
お盆を過ぎると、時折秋風のような風が吹く。

8月も終わりになると、蝉の泣き声は、まだうるさいのに、
赤とんぼが舞うようになる。季節の変わり目である。

子供の頃、私はこの時期が大嫌いであった。長い夏休みが終わり
新学期が始まるこの時期は、子供ながらにして毎年、憂鬱であったと
記憶している。理由は単純で、ただ学校が始まるからに他ならない。

しかし私は、大人になってもこの夏から秋の季節の変わり目が、
なんとなく好きになれないと言うか、落ち込むというか、
とにかく毎年必ず憂鬱になるのである。理由は全くわからないが、
子供の頃のなごりなのかもしれないと、自分では思っている。
これが、5月なら5月病とでも言うのだろうが、8月に8月病なんてないし
実に不思議である。

毎朝決まった時間に起きていると、起きなくても良い日でも、その時間に
なると目が覚めてしまうという癖がつくことがある。
おそらく感情的な部分も習慣になると、自然に癖になってしまうのであろうか?

もしも、人の体にそんな習性があるのであれば、子供の頃から毎朝、相当に
テンションの高い癖をつけておけば、大人になってどんなに良かっただろうと
思う今日この頃である。


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北極争奪

2007-08-23 06:18:03 | 時事(海外)


20世紀の初頭まで、主に欧米諸国と日本は世界各地に領土を
求めて、これを植民地化し自国に利益をもたらそうとした歴史がある。

「歴史は繰り返される」などと言われるが、今度は北極が舞台になりそう
な気配である。と言っても北極には大陸はない。
海の上に氷の塊が浮いているだけだ。そうなると海の領有、つまり
排他的経済水域の取り合いと言うことになるらしい。
まぁ、誰のものでもないのだから、オレのものだと主張したほうが
得だから、ということなのだろう。
近年の温暖化で北極の氷が縮小し、船の航行が容易になったのも
領有件主張の要因になっているそうである。

ロシアが海底に国旗を立て、カナダも北極に軍事基地の建設を進めるなど
穏やかでないニュースも聞かれる。

どこの国も、少しでも多くの資源を確保したいという気持ちは一緒であろうが
こういうことには必ずと言っていいほど争いが付きものなのである。
なぜ、そのことがわからないのか?

今から50年程前には、南極大陸の領有権争いがあったそうである。
しかし、この時世界は南極条約という、いわゆる領有権の破棄を謳った
条約を多くの国に調印させることで、まるく収めた経緯がある。

今回の北極海も南極同様、この方式で行くべきはないのか?
どだい、開発なんかするから地球がおかしくなるのである。
昨今の温暖化問題も乱開発の結果であり、そのつけでもある。

わかっちゃいるけど辞められない。

人間の愚の象徴である。


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危機回避

2007-08-22 06:15:23 | 生活


昨日、台湾のチャイナエアラインが那覇空港で炎上した。

幸い乗員乗客ともに無事で、大事には至らなかったものの
航空機が炎上している映像には緊迫した恐怖感が漂っていた。
通常、航空機事故の大半は離着陸時に起こるものなので、
停止後の爆発は乗客の方々も想定外だったであろう。
飛行機という乗り物は、タラップを完全に降りるまで安心できないことが
立証されたようなものである。

やはり日ごろから、出来るだけアンテナを張り巡らしておく事が
危機回避の鉄則なのかもしれない。

そんな私も昨日、突然の災いに遭遇した。
仕事からの帰り、自宅前に車を止めて外に出ようとしたその時、
目の前に出刃包丁を持った1人の女性がこちらを睨んでいたのである。

この女性は近所では、ちょっとおかしな言動で知られる要注意人物で
以前から知ってはいたが、今回は包丁を持っての登場であった。
しばらく様子を見ていたが、ずっとこちらを睨んでいるので車から
出れずにいた。4~5分後、意を決して外に出るとこちらに近寄ってくる
ではないか。3メートルくらいまで近寄られたが、何とか家の中に入り
すぐに鍵をかけた。ホッとすると同時に恐怖感でしばらくの間ぼーっと
してしまった。その後、私が睨まれる前に近所の方が同じような目に
合っていたらしくその家族の方が警察に連絡して事なきを得たのである。

結果的にこの女性は駆けつけた警察に連行された。私は警察に状況を聞かれ
その後この女性がどうなったのかわからないが、災いは突然やってくる
ものであることを身に持って知った。

自分だけは大丈夫と誰しも思いがちであるが、ある程度の心の準備は
しておいても良いだろう。
特に私たちのような平和ボケした日本人には、何かあったとき冷静な
判断ができにくいような気がする。

拓植久慶の本でも読もうかと思った今日この頃である。



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