ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

定義?

2024-04-17 19:30:10 | 時事(国内)
都知事の小池さん、学歴詐称疑惑…。

暇なときに別記事の連載を読んだが、偽造卒業証書を貰えるカラクリと不正入学が出来た理由と推定される大物との人脈を使い政治家になったこと。その後も様々な人脈を活用してのし上がってきた、したたかでやり手な印象だけが残る内容だった。ただしシロかクロか、と言えば限りなくクロに近いんじゃないかと思う。カイロで同居していた人物の告発も現実味があり、完全否定するのは無理があるように思うし、彼女のアラビア語の程度の低さは皆、周知しているという。

けれど、最後行き着くのは「卒業とはなんぞや?」という「定義」なんじゃないのかと思う。ちゃんと大学に通い、厳密な試験を受けて単位を取り、卒論を書いて卒業というのが定義なのか、それとも大学が卒業と言えば卒業なのか、卒業にも様々な形態があり、今や中退しても、その人物が何か一定の評価を得られたりすれば、一方的に卒業資格を与えるケースもあるので、一概に否定できるものではない。卒業生に限らず、教授ですらどんな人を教授をしても大学の勝手だ。性別は言うに及ばず、国籍から年齢、学歴も一切問われない。同じ理屈で誰がなんと言おうと、大学側が卒業といえば、それが正しくなってしまうんじゃないかと思う。

ちなみにあのイラクの独裁者、処刑されてしまった元イラクの大統領サダムフセインはカイロ大学の法学部を2年で中退している。これは彼自身もちゃんと認めていたんだとか。案外、小池さんよりも潔いんだなと思った。小池さんは日本のアラブ通として、イラクのフセイン元大統領やリビアのカダフィー大佐などと、中東の独裁者さんらと直接会談しているけど、いつも本人のアラビア語はあいさつ程度であとは通訳まかせ…というのが定番なんだとか。また右から左に筆記する、国際的にも特殊な文字であるアラビア語、おそらくほぼ読めないし書けない疑惑も。

それでも卒業している?
卒業したことになってしまっている?

だからそれはつまり卒業している、ことになる。

と理解しないといけないのかもしれない。


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