11月が終わる…。
2023年はあとひと月残っているけれど、今年は記録的な値上げの年になったなとつくづく思う。コロナ禍が終わり、いろんなことが元に戻るだろうと思っていた矢先、突如始まった値上げラッシュがどんどん拡大して、さらに追い打ちをかけるように円安が背中を押した。ひと足先に海外へ向かった人たちが、諸外国の物価高を発信すると円安と日本のモノの安さを再実感させられた。
「日本はなんでも安い…」と東南アジアからの旅行者が言っている映像を見て、日本の停滞を思い知らされた。「世界に比べて日本は安いんだから仕方ない…」と納得するはするものの、日々の暮らしの中で実感する物価高に財布のひもが自然に固くなった。思えば何十年もの間、モノの値段が上がらなかった。本来、そっちの方が異常だったはずなのに、日本は同時に給料も上がらなかったから、私たち消費者がデフレからの脱却を拒否してきたようなところもある。
今は、そのつけが一気にやって来てしまったのかな…。
バランスが取れるとこまで上がって収束した欧米の物価水準は全然こんなものではなかったわけで、今後、すぐに収束していくというのはちょっとないかもしれない。円安もまだまだしばらく続きそうだし、来年は来年でまだまだ物価は上がりそうな気配もある。それほど儲かっていない中小企業は、半ば無理矢理、賃金アップをせがまれ疲弊して、大企業に勤める人はそれなりに…という、このあたりでもどんどん格差が広がりそうだ。
ゆっくりでも良いから、日本も正常な経済成長ができる社会になってほしいなと思う。
2023年はあとひと月残っているけれど、今年は記録的な値上げの年になったなとつくづく思う。コロナ禍が終わり、いろんなことが元に戻るだろうと思っていた矢先、突如始まった値上げラッシュがどんどん拡大して、さらに追い打ちをかけるように円安が背中を押した。ひと足先に海外へ向かった人たちが、諸外国の物価高を発信すると円安と日本のモノの安さを再実感させられた。
「日本はなんでも安い…」と東南アジアからの旅行者が言っている映像を見て、日本の停滞を思い知らされた。「世界に比べて日本は安いんだから仕方ない…」と納得するはするものの、日々の暮らしの中で実感する物価高に財布のひもが自然に固くなった。思えば何十年もの間、モノの値段が上がらなかった。本来、そっちの方が異常だったはずなのに、日本は同時に給料も上がらなかったから、私たち消費者がデフレからの脱却を拒否してきたようなところもある。
今は、そのつけが一気にやって来てしまったのかな…。
バランスが取れるとこまで上がって収束した欧米の物価水準は全然こんなものではなかったわけで、今後、すぐに収束していくというのはちょっとないかもしれない。円安もまだまだしばらく続きそうだし、来年は来年でまだまだ物価は上がりそうな気配もある。それほど儲かっていない中小企業は、半ば無理矢理、賃金アップをせがまれ疲弊して、大企業に勤める人はそれなりに…という、このあたりでもどんどん格差が広がりそうだ。
ゆっくりでも良いから、日本も正常な経済成長ができる社会になってほしいなと思う。