ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

歩きに行ってきます

2018-08-28 22:07:02 | つぶやき
明日からしばし、中国とタイへ行ってきます。

まだ暑いけれど、空を見上げると、なんとなく秋の空になっている。今年の夏は、本当に記録と記憶に残る暑い夏だった。こういう年の冬は冬で、例年より寒くなるなんていうけれど、どうなんだろう?

円相場もずっと110円台で、なかなか円安に振れないし、対してタイも中国もまだまだ物価は上がり続けているわけで、どんどん厳しくなる一方ではある。これまでのやり方では採算が取り難くなっていくのも確かだ。

ではどうすれば…?

2年くらい前だったか、中国からの帰り、乗り合わせたバスで偶然、隣同士になった日本人のおじさん社長の言葉を思いだした。あの時も、「どんどん厳しくなりますよね…」などと話をすると、涼しい顔で「いやいや、中国と30年以上も商売やってるとね、もう何倍どころか、何十倍も上がっているから、もう、そういうのは気にならないよ、何が売れるのか、その答えは、市場にあるから…」

確かそんなことを言っていた。

答えは市場にある…?

どこの市場にあるんだろう?いや、それは愚問だな。

おそらくは自分の足で歩いて探せ、という事なのかもしれない。さらに言えば、それはモノだけではなくヒントもそこにあるということなのかな…。

あのおじさん社長は1980年代半ばから中国を行ったり来たりしていると言っていた。それなりに従業員もいて、会社もそこそこ大きくなったにもかかわらず、九州からLCCを使い香港に入り、そこからバスで中国へ来ていた。この方法が一番安いからと、宿泊する宿も3000円から5000円くらいと私の常宿とさほど変わらないところに泊まっていた。地道にコツコツと…、まさにそういう人だった。年齢は60代半ばくらいだろうか、こういう人もいるんだなと、ちょっと新鮮だった。
自身の力だけでやってきた人の言葉には、どこか重みがあるもの。

歩いて探そう!

では、行ってきます。








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超適当

2018-08-26 21:53:07 | つぶやき
知人のネクタイ屋さんが、今日で店を閉めるというのでお別れの挨拶に行ってきた。

一時はお隣同士だったこともあった。ご主人は現在60歳、随分、年上だが、ちょい悪おやじのような身の軽さがあり、腰は低くないけれど、結して偉ぶらない人柄が好きで、時々、くだらない話を長々としたりする付き合いだった。説教や上から目線的な話にならない年上の方というのは、なかなか貴重なもので、ちゃんとこちらの話にも耳を傾けてくれるところもありがたかった。ネクタイ一筋30年、「小池百合子がクースビスさえ、言いださなければ、ここまで貧窮することもなかったはずだ!」と、度々、口にしていた。

今夏も、大雨に猛暑と続き、商売を取り巻く環境は結して良くなかった。私のところも懇意にしていた卸売業者の2社がこの7月で廃業した。

「これから、どうするんですか?」

と、ちょっと聞き難い質問をすると、「表向きには、運送業をやると言ってある…、けど、本当は、別のところで店をやることになっている。すでに契約も済ませてあって、開店は10月21日なんだ…。」とのこと。

かなり驚いた。場所を尋ねると、ここから歩いて15分のところだという。

でも、どうして表向きには、運送業って言わないといけないのかが理解できない。

すると、「閉店セールって一番売れるんだよ。でも、移転って言ってしまうと、インパクトが弱いだろ。これでいいんだよ。」「後日、うちの店を見つけて、なじみの客が来たら、その時はその時、適当なことを言って、また縁合って始めました、と言っときゃいいんだよ…」

と、超適当な答えだった。

つくづく軽い人だと思った。嫌いではないけれど…。

でも、ちょっと安心した。

転んでもタダでは起きない…、この精神って今の時代とても大事だと思う。

ぜひ、見習いたい。

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台湾の憂鬱

2018-08-22 22:35:39 | 時事(海外)
台湾がエルサルバドルから断交されるという記事を目にした。

これで残り17か国…。

バチカン市国にパラオ、ツバル、マーシャル諸島、ソロモン群島、キリバス、ナウル、セントルシア、グアテマラ、パラグアイ、ベリーズ、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、ハイチ、ニカラグア、ホンジュラス、セントクリストファー・ネーヴィス、そしてスワジランド王国。

どれも、これも小国ばかり。中でも日本人になじみがある国は、パラオとグアテマラとパラグアイくらいかもしれない。あとは、アメリカ大陸にある中米のホンジュラスとベリーズとニカラグアが何とか認識できる程度で、アフリカ唯一のスワジランドなんて周囲を南アに囲まれた米粒のような国だし、その他のカリブ海の島国や太平洋の島嶼国家なんて、もう、何の影響力も持たない弱小国家でしかない。

民主党政権になってから、大陸中国は容赦ないくらいの台湾いじめを始めている。

ひと昔前までは、台湾の方が経済力があり、金にモノを言わせて国交を結んでいた。けれど、今や資金力では大陸中国に敵う訳がない。最後の砦は、バチカンだと言われている。ここが大陸に落ちると、宗教的な繋がりで、中南米とカリブ海の国々は連鎖的に一気に大陸に鞍替えすると予測されている。アフリカ唯一のスワジランドも近いうちに大陸に買収されそうだし、そうなると、残すは太平洋の島嶼国家しかない。中でもパラオは大陸の反感を買い、ツアー客を行かせないなどの制裁を受けているにもかかわらず、「これで海が汚れなくなる…」などと強気の姿勢だし、さらに「台湾とは永久に国交を継続する…」という大統領の発言もあり、ここは手堅く最後まで残るのではと思っている。

一層、台湾も今のままの経済力が維持されれば、国家としての体裁など捨ててしまってもいいくらいに開き直ってもいいのではないかと思う。

金平さんは、台湾への武力行使も視野に入れているという話もある。腹黒い彼は、このところのやり過ぎた自分への個人崇拝などの批判をかわすために、金門島などの近場を奪いに行く可能性も無きにしもあらずだ。

ここは日本も腹黒く、金平さんと上手くやりながら、台湾も応援していきたい。

加油、台湾!
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青春の記憶

2018-08-21 21:17:40 | つぶやき
自分自身の出入国記録、法務省ではそんな情報を開示してくれる制度がある。

この制度、以前、ちょっと旅好きの人らの間で話題になっていたことがあった。実は法務省では個人の出入国記録をすべて記録している。それを「出入国記録に係る開示請求」をすることで、これまでの自分の出入国の記録をすべてデータ化してもらえるのだ。もちろん郵送で請求、受け取りも郵送で可能だ。費用は収入印紙での400円と返信用の切手代のみ。書類は申請書と住民票と免許のコピーだけ。

今から2か月前、暇な時に送っておいた。それが先日、やっと届いた。

「保有個人情報の開示をする旨の決定について」と重々しく記され、法務大臣・上川陽子氏のハンコまで押された、なかなか本格的な書類だ。出入国記録は、年月日から搭乗した飛行機の便名や搭乗地まで記されたものが羅列されている。数えてみると、これまでの人生で日本を出入国した回数は1988年から2018年6月までの29年間で述べ136回。先日のモルジブを入れると137回になる。これは仕事での渡航を入れた数なので、純粋に旅行だけならずっと少ないはず。

ただし誤算だったのは、これはあくまでも日本の出入国の記録であって、渡航先からさらに向こうをどう旅したかは記載されていないことだった。確かにそうだ。言われてみれば、それはいかに政府でも把握できないはずだった。それでも、そこを期待していただけにちょっと残念ではあった。さらになぜか、2002年から2008年までは搭乗した飛行機の便名や搭乗地までも記載されていない。けれど、2009年からは再び記載されている。

それでもちょっと懐かしかった。

最初の寄港地しか記載されないのでバンコク、マニラ、台北、上海、シンガポール、香港とアジアばかりだが、飛行機の便名を見ると、ビーマンやエジプト、パキスタンの格安御三家、カナディアン航空で香港なんていうのもあった。上海から船で帰国の場合は、阪神、大阪しか記載がないし、釜山からの船の場合も博多しか記載がない。ただ、一部、記載漏れを発見した。どう考えても、この時期日本にいたのにも関わらず、出国中になっている箇所があった。

いかに日本の行政サービスにしても、ミスはあるんだなと別の意味で感動した。

時々、暇な夜は、遠い青春の記憶に浸ろうと思っている。

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宿やのおやじ

2018-08-19 22:19:23 | つぶやき
先日、東京に行って思ったこと。

本当に外国人が多いなということ…。たまたま行った場所が東京タワーのような観光スポットだったからかもしれないけれど、それにしても半数以上、もしかすると7割近くが外国人だったような気もする。

これからの日本の市場で伸びるのは、今のところ確実視されているのは2つだけだと言われている。 一つは終活市場。これからの日本は超の付く高齢化社会。ここに大きなビジネス市場があるというのは、まぁ、安易に想像がつく。

そしてもう一つ。高齢化市場を上回る圧倒的な拡大市場となるのが「インバウンド市場」なんだとか。今後の2年で日本には4000万人の旅行客が入ってくると予想されている。そして2023年にはカジノが開業する。にもかかわらずホテルが完全に足りていない。つまり受け入れ態勢が全然、整ってない。民泊制度も始まったが、その後、民泊新法が施行され、宿泊施設が一気に減った。それは多くが認可をとれなかったからだ。もちろん民泊に一定のラインは必要だと思うけれど、そこは日本、案外、厳しいだろなというのも想像がつく。

東京にはないのかもしれないけれど、地方によくある寂れてしまった商店街。ここに安宿街のようなものを作り、旅行者が集まるような場所ができたら、どうなんだろうと思う。市街地にある地方の寂れた商店街は駅からも近いのでアクセスしやすいし、旅行者が来れば、宿以外でも食堂やカフェも流行るだろう。最近の外国人は、日本中どんどん田舎にも出向いている。案外、地方でも、清潔で居心地の良いリーズナブルな安宿街と隣接するこれまたリーズナブルでおいしい食堂やカフェの集まる場所があれば、そこに観光資源などなくとも長期滞在者なども集まり、一定の賑わいは取り戻せるのではないかと思ったりもする。

インバウンド市場は、なにも大都市だけにあるとは言えず、地方にこそ、もしかすると可能性があるのでは…と思う。

地方の古民家をリノベーションして宿泊施設を作り、隣接して食堂もやる。

老後は、宿のやおやじか…。

悪くないかも…。
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お盆、終わる…

2018-08-16 23:02:16 | つぶやき
お盆休み終わる。

帰省して、古い友人らと飲み会。このところなかなか都合がつかず、2年ぶりの参加となってしまったけれど、やっぱり懐かしくて楽しかった。誰かがトイレに立てば、その人の飲み物に様々な調味料を入れるのも毎度のこと。薄くなった頭の経過観察も慣例になっている。皆、少しづつ歳を取っていく。取り巻く環境も変わっていく。けれど、会えばいつも感覚は20代の頃のままだ。この先5年後も10年後も、いや、ジジイになってもこういう時間が過せたらとつくづく思う。

東京では、娘を東京タワーとキッザニアに連れて行った。東京タワー、何十年ぶりだろう。小学生以来かも知れない。それから月島でもんじゃ焼きを食べて、豊洲にあるキッザニアへ。様々な職業体験がリアルに体現されているこの施設、娘は2年ぶりで大興奮。ディズニーランドよりもお気に入りなんだとか。今回はパイロットに消防士、獣医とお菓子作りに地下鉄の軌道修理などを体験し大喜び。名古屋にも数年後に出来るらしいが、多分、そのころには、もう、喜ぶ年齢ではなくなっているはず。なんでも東京と大阪ばかりの日本、関東圏を出て地方へ引っ越すと、あらためてその不憫さを実感する。(それほどでもないか…?)

帰省の帰りには、静岡県島田市の大井川近くのキャンプ場で2泊して帰ってきた。キャンプも実に10年以上ぶりだった。今年の春、妻が友人らとキャンプに行くことになり、突然、デカいテントとキャンプ道具一式を買ってきた。購入したからには使わないと、ということで無理やりの強制参加だったが、自然の中でも2日間、思いのほか楽しかった。川遊びと、近くには温泉もあってテント代1泊2,000円。下手な温泉旅館よりもいいかもしれない。テント張りと撤収は主に妻が担当なので、このスタンスなら、また行きたいと思う。

夜、日航機墜落の再現ドラマを観た。

あれから33年も経つのかと、あらためて…。

終戦に日航機事故、今や日本のお盆を感じる歴史になっているんだな…。

お盆も過ぎて、少しは涼しくなってくれるといいのだけれど…。
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身売り…

2018-08-09 10:35:26 | 時事(国内)
大塚家具の「身売り」報道。

父親から経営権を奪ったあの時点では、確か世論は娘さん寄りだったはずで、そしてこういうニュースが出ると世論は一転して「だから親父の言うことを聞いておけばよかったのに…」となるのは世の常だと思う。けれどあのまま父親の経営で事業をやっていたらここまで酷くはなかったと、誰が言えるだろう?

先を見据えるのは、案外難しい。常に新世代のアイデアやテクノロジーが勝つわけではないし、だからと言ってこれまでの価値観に縛られて…というのも進歩がない。どこかで古き良きを理解ながら少しずつ変えて行く、大塚家具の場合は方向転換した後に、はっきりとした路線を見いだせなかったのかもしれない。安売りのイケアやニトリと高級家具の中間的な立ち位置でどちらもお客さんにも対応する、というのは、一見、聞こえはいいが、結局、安さを求めるお客さんさからは「なんだ高いじゃん!」と言われ、高級家具目当てのお客さんからは、どこか物足らなさを感じ取られてしまう。そこにも絶対、マーケットはあったはずなのに、うまくブランディングが出来ないとこうなってしまうのかな?

身売りという表現のせいなのかどこか悲観モードになってしまうけれど、仮に支援者が51%以上の株式を持ったとしても、大塚家具の上場や独立性は維持できるので、まだなんとかなる可能性はあると思う。

ただ、久美子社長は一旦、長期休暇や顧問に、いや、思い切って辞めてもいいと思う。

で、この際、イケアやニトリ、アクタスにカッシーナにアルフレックスなどとは、明らかに違うフィールドで、そして同族ではなく、誰か力のある人の元で再建。

ただ、今の時代に家具屋という事業形態が陳腐化しているのかも…。

そういうの、他にもたくさんありそうだけど…。









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テキトー

2018-08-07 21:55:39 | 時事(国内)
今日はなんとなく涼しい。

とは言っても33℃はあった。おそらく暑さに慣れてきたのだろう?連日39℃とか38℃なんていう日が続いたせいだ。とにかく今夏の暑さは異常で、少なくとも、私が生まれてから今までの48年間では、一番暑い。いろんな気象予報士が「今年の夏は50年に一度の暑さです」とか「100年ぶりの暑さです」とかテキトーなことを言っているけれど、先日、気象予報士の森田正光さんが、こんなことを言っていた。

「有史以来、日本の夏が最も暑かったのは平安時代から鎌倉時代に掛けてですが、今年の夏の暑さは、その当時に匹敵するほどです。つまり、1000年ぶりの暑さなのです…」

さすが森田氏、テキトーなことを言うにしてもスケールが違う。根拠もなしで、言える勇気だけは素晴らしいけれど…。

8月に入り、またまた値上げラッシュが始まった。電気料金とガス料金は電力大手10社と都市ガス大手4社すべてが値上げした。また、ガソリンも高騰が続いているし、国際線の燃料サーチャージも引き上げられた。70歳以上の高齢者の医療費の自己負担額も引き上げられたし、メーカーによってはチーズ類やサバ缶なども順次、値上げされていくらしい。

モノの値段は下がればデフレと言われ、上げれば上がるで文句が出る。まぁ、それでも大手企業の夏のボーナスは過去最高などと言われているわけで、そこを根拠と見れば、所得も上がり物価も上がるで、正しい経済成長ということになるのかな?

うちには関係ないけれど…。
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モルジブ ラスドゥー編(2)

2018-08-06 13:49:42 | 旅行(海外)
島の生活。

島民のほぼすべてがイスラム教徒のラスドゥ―島には、酒はない。きれいなビーチがあるのに、バーのひとつもない。そういえば、首都のマレでも酒屋もバーもない。飲めるのは高級リゾート島にあるホテルやコテージに行かないと、ビールの一杯も飲めない。なので、モルジブにあるローカル島に、将来的にどんなに多くの観光客が来ようと、東南アジアのビーチのように夜遅くまで酒を飲んで大騒ぎするような欧米人のたまり場になることはないはず。

島に滞在中は、毎朝6時には起床。起きるとすぐに散歩に出かける。島の朝は早く、多くの年配の女性らが家の前の掃き掃除をしている。こちらから挨拶すると、小さな声で返事は返っては来るけれど、顔はにこりともせず、愛想はまったく良くない。これは島民の多くに共通している。おそらく他所者に対して保守的なんだろうなと思った。昼間になると島の女性は、ほとんど見かけなくなる。そしてまた、夕方、日が暮れるとぞろぞろと外に出て来る。島の店という店は食堂を除いて昼の12時から14時まではすべてしまってしまう。昼休みだ。

滞在中、この島にある3軒の食堂のうち2軒にお世話になった。メニューは2軒ともおおよそ同じ。カレーの定食にパスタ、フライドライスにフライドヌードル、サンドイッチにピザ、おおよそツーリスト向きのメニューだ。価格もほぼ同じ。1食一人日本円で800円前後、飲み物を頼むと1200円程度となり日本並みだ。但し、違うのは出て来るのに異様に時間がかかるところ。食べて帰るまで1時間半くらいかかる。これは混んでいようがいまいが同じ。しかも2軒ともに同じようにかかる。最初はあまりにも遅いので、文句を言いに言いに行ったくらいだ。けれど、「あと5分待って…」などと、結局、なかなか出てこない。これはもう、島の時間なんだと割り切るしかなかった。

朝、散歩から帰ると7時に宿の朝食、そのあとビーチに行って2時間程度お魚と遊ぶ。11時になるとお昼を食べに行って、13時には宿へ戻る。それからお昼寝を3時間ほど。その後、夕方、お散歩に出て、5時半くらいに夕食を食べに行く。7時から7時半に宿に戻り、夜9時には就寝。

滞在中、1日だけ半日ボートで無人島に行ったほかは3日間、これとまったく同じ。

1泊3000円ちょっとの宿だったが、バスタブもあって本当にきれいだった。宿のコスパは完全に東南アジア以上だ。宿WiFiもフリーで、早さも全く問題なかった。こんな何もない島でも、世界と繋がっているいるんだなと、あらためて不思議な感じがした。

この島で生まれ育ったら、どんな人生だっただろう?

閉塞感や退屈さ、相応のストレス、おそらくここにはここの憂鬱さなどもあるんだろうけれど、皆が知りあいの安堵感に包まれて案外、幸せなのではないかと想像していた。

それにしても、本当によく眠れる島だったな…。

次の旅は来年3月、なんとか西パプアへ行きたいと思う。

頑張って仕事せねば…。

終わり。





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モルジブ ラスドゥー編(1)

2018-08-05 22:00:56 | 旅行(海外)
首都のマレから船でおよそ3時間のところにあるラスドゥ―島。

島は歩いておよそ30分ほどで一周できる程度の大きさ。舗装道路はない。車は清掃車とトラックが1台ずつ。食堂が3軒と雑貨屋が数軒、そして土産屋が数件に床屋が1軒、あと小中学校がひとつと病院がひとつ、そしてモスクのそれだけ。あとはゲストハウスが建設中も含めて10軒程度。

基本、なにもない。

これまで行ったローカルな島といえば、タイのサムイ島、ここはもはやローカル島とは言えないな…、あとはパンガン島にチャン島、フィリピンのコロン島くらいだが、比較にならないくらいのローカル度だった。島は小さな港がある場所を除くと、ほぼ遠浅のビーチに囲まれている。やっぱり海はキレイで透明度は抜群。ここの凄いのは何といっても、こんな浅瀬のビーチに魚が何百匹もいる。小さいのから普通サイズまで、しかもそれを食べにくるエイまでいる。こんなビーチの浅瀬にエイが泳いでいるなんてかなりびっくりした。海のキレイなパラオでも、浅瀬にはここまで魚はいなかった。そしてウミガメもいた。大きさは人が乗れる程度、かなり大きい。近くで見ると怖いくらいだった。

けれど、サンゴは壊滅状態。これは島の周囲すべてにおいて死滅していた。これほどまでにきれいな海なのに、浅瀬なので人が踏みつけたりして絶滅してしまったのか、それはわからないけれど、なんとも残念だった。私の興味は魚ではなくて、サンゴだったので、これで楽しみは半減した。

妻と子供は、宿に人に頼んでボートを出してもらい、水深5~10メートルほどのシュノーケルポイントに半日ほど行ってきた。そこでは多くの魚と中くらいのサメも見れたと言っていた。私にはそこは深すぎるので、宿で惰眠と島の散策をしていた。
妻らが帰ってくると、宿の人から、「お前はなぜ、行かなかったのか?」聞かれ、「泳げないし、怖いから…」などと答えると、それなら「お金はいいから、足の着くところのベストスポットに連れて行ってやる…」と言われ、島からボートで20分ほどのところにある無人島連れて行ってくれた。宿の人は私たちを島へ置き、2時間後に迎えぬ来るからと帰っていった。

その無人島は、まるで絵葉書のような白い砂浜と透明の海のみ。あとは木が数本に人が立てた木製のパラソルとベンチがあるだだけ。もちろん魚は無数にいる。けれど、そこのサンゴもやはり絶滅状態。やっぱり浅瀬のサンゴ生存率は低いようだ。

同じモルジブでも場所によっては、見れるのかもしれないけれど、もしかすると人が暮らしているローカル島では難しいのかもしれない。となるとやはり高額のリゾート島にでも滞在しないと、見れないのかな…。

わからないけれど…。

ともかく、モルジブでのサンゴ環礁は、なかなか難しいと実感。

つづく。

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