ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

黒いダイヤ、ゲット

2018-02-28 20:53:25 | つぶやき
ここ数年、お寺や駅前広場などを使った朝市、マルシェ、クラフトマーケット、さらには週末の
金曜日の夕方からのナイトマーケットなどの街中イベントが急速に増えた。

全国的にそうなのか、名古屋近郊だけのかわからないが、今やいたるところでやっている。
その反面、フリーマーケットが急速に減ったような印象を受ける。名古屋市内の大きなイベント
を手掛ける知人によると、「もうフリマはダメだね。ハンドクラフトとかオーガニックとか、何か
コンセプトを打ち出して、安っぽいイメージを払拭してやらないと人は来ないよ…」と。
けれどピークは2年くらい前で、今やどこでもやってるし、同じ人や店が周回して出店してるから
ちょっと飽きられてきたようなことを言っていた。

こういうのには、あまり興味がなくほとんど行ったことがなかったのだけれど、ちょうど近くまで
行く用事があったので、ついでに寄ってみた。
そこは市内の大きな寺院の敷地内で行われている大規模なマーケットで、それはそれは大混雑。近
くの駐車場も軒並み満車で、結構、遠くにしか止められないほどだった。

物販はハンドメイド系、飲食はオーガニック系、中には有名な陶器のアウトレットを扱う店もあり、
そこは大行列。服や雑貨は見慣れた感じの店ばっかりだったが、そんな中、目を惹かれたのが、
あの「倉田ペッパー」。カンボジアで作っている胡椒の店だ。ブラックペッパーは黒いダイヤなど
と言われ、一粒一粒厳選して出荷されているらしい。
購入したのは、赤い粒のやつ。黒よりも希少で出荷量が少ないのだとか…。
まだ食していないので、違いはわからないが、今度、ステーキでも食べる時に使ってみたいと思った
が、よくよく振り返ってみれば、家で、いや、外でもここ数年でステーキを食べることなどあっただ
ろうかと…。
まずは野菜炒めか麻婆豆腐なんかで試してみよう、と思う。

それにしても、街のに賑わいには一役買っているのは間違いないんだなとつくづく。しかも、若い人
らが多かったのも新鮮だったな…。

2月が終わった。

3月、今月からジムに通うことになっている。腹周りの肉をなんとかするためだ。1年でマイナス10キロ。

頑張れるだろうか…?


そろそろ催事の準備をしなければ…。
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ビザに3時間

2018-02-26 20:22:41 | つぶやき
今日は来月行く予定でいるロシアビザの申請に行ってきた。

大阪のロシア領事館に着いたのが9時半過ぎ。業務開始時間は9時半からで、当初はすぐに
済むと思っていたのだけれど…。着くとすでに5人ほど待っていた。でも、なかなか対応し
てくれない。というか、誰も窓口に出てこない。待つこと40分、やっと受付開始。でも、
一人一人にやたらと時間がかかる。私に順番が来た時はすでに10時半過ぎ。やっと来たー
と思いきや…。

「これ、印刷が滲んでるので、もう一度プリントしてきてください…」

「えっー、どうしてもダメですか…」

「ダメです…」

「でも、そこのパソコンとプリンター使っていいですよ…」

こんなに並んだのにと、ショックだったが、そこにあるパソコンが使えるなら、まだましか
と思い直し、早速トライする。

ロシアのビザは海外にあるロシア系の旅行代理店にカラバウチャーを依頼し、それをメールで
送ってもらいプリントアウトする。それからロシア大使館のホームページにあるビザ申請フォ
ームに個人情報とカラバウチャーに記載してある番号などを入力してこちらもプリントアウト
する。で、プリントアウトした用紙に写真を貼りサインをして提出するというのが流れだ。

今回、この申請書をプリントアウトするときに印刷が滲んだのがいけなかった。しかも、そこ
にはちょうどバーコードがかすっていたのがいけなかった。けれど、微妙なところで、これくらい
なんともないような気もしたのだけれど…。

でも、そこからが大変だった。

まず、パソコンがネットに繋がっていない。これを繋げてもらうのに20分。一度入力してある
ので、その番号を入力すれば再度プリントアウトするだけなのに、それがどうしても取り出せ
ない。領事館の人にやってもらったが、なぜかダメだった。この時、もうすでに11時半過ぎ。

結局、再度、新しい申請書に入力し直しになる。ただ、領事館のパソコンのキーボードには
アルファベットの文字の上にシールでキリル文字を張り付けてあり、もう入力するのが超大変。
やたら時間がかかり、終わったのが12時20分。とっくに受付時間は過ぎていた。
ただ気の毒に思ったのか、それでも受け付けてもらえたのでよかったけれど…。結局3時間も
いたことになる。

ただ一見、冷たい感じのロシア人だが、案外、親切で優しかった。けれど、仕事は遅いし、超
非効率。5年前にも2度来ているけれど、あの時はほとんど誰も来ていなかったので良かったの
かも。今日のようにちょっと人が多いと、もう、お手上げな感じだった。

そこから用事を済ませて帰ってきたのが夕方7時。

疲労困憊な1日だった。


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そう思えば…

2018-02-24 22:06:49 | つぶやき
月に1~2度、大阪へ行く。

これまでは、近鉄特急の回数券を使っていた。金券ショップで買うばら売りで1枚3300円ほど。
駅で買うと4200円なので900円もお得だった。それが来月末で販売停止となる。いや、もう、
すでに昨年末で販売停止になっていて、今や金券ショップが大量買いした分だけが、わずかに
販売されている状況で、多くのところでは、売り切れ状態になっている。あっても、価格は3600
円に値上げされているかのどちらかだ。

何でもそうだが価格というものは重要と供給で決まるので、まぁ、仕方ない。

それよりも、来月からどうやって行こう、というところで悩んでいる。単純に新幹線となると、
普通に駅で買うと6500円もする。これまで3300円で行っていた者からすると、いきなり倍にも
なるわけで、これはさすがに辛い。所用時間は確かに近鉄特急の2時間にくらべると、半分ほど
の1時間なので、価格=時間でみれば、納得はできる。

でも…やはり倍かかる費用はなんとかしたい。

そこでいろいろ調べてみると、新幹線にも様々な割引切符があった。

なかでも最安は「ぷらっとこだま」。予め乗る新幹線の便が指定されてしまうけれど、片道4300円
なのは魅力だ。しかも名古屋からだと、岐阜羽島、米原、京都、新大阪なので、のぞみとの違いも
2駅のみ。所要時間も1時間ちょっとということで、行きだけでも、これは使えそう。

問題は復路で、時間が決まられないので「ぷらっとこだま」は使い勝手が悪い。仮に遅めに決めて
おいても、それまで延々待つのは嫌だ。と、すると、なにか新幹線の会員になることで、5500円ま
で下がるのがわった。これで往復9800円ほど。これまでの6600円と比べると3200円ほど高くなる
が、ここは仕方ないのかも…。と、思いきや、帰りは、普通に4200円払って近鉄で帰ってくれば、い
いのではということに気付いた。これで8500円になり、実質1900円の値上で済む。

なんとなく今まで安く買えていたものが、急に値上げになると、なかなかその価格で素直に買えなく
なるものなんだな、とあらためて思う。

行きは1時間、帰りは2時間の計3時間。これまで4時間要していたものが1時間短縮になり、その差額
が1900円。

そう思えば、いいかと…。




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一番…?

2018-02-21 20:40:48 | 時事(国内)
久しぶりにイッテQ、イモトのヴィンソン・マシフ登頂を観た。

イモトって他にもマッキンリーとかアコンカグアとか、世界の名だたる山に登っている
のを初めて知った。これはもう、立派な登山家ではないか?いや、違うのか?
バラエティなので、面白い雰囲気にはなっているが、やってることは正真正銘の山登り
であり、死と隣り合わせでもある。エベレストは断念したらしいが、資金は番組提供で
あり、再び挑戦すればおそらくは成功するだろう。

14座挑戦とか、もしかするとあるかもしれない。

ただ、登山家の方々は、ちょっと複雑かも…。彼女は所詮、素人で多くの人の助けと豊富
な資金力で万全なバックアップをされているわけで、言って見ればただ登頂すればいいだけ
だ。抱える荷物の負担も最小限だろうし、そういう意味で言えば、どれほど難関な山を登っ
たとしても、やっぱり登山家とは根本的に違う。しかも、「あのイモトでも登った山…」な
どと言われれば、なんだかたいしたことないようにも受け取られ兼ねない。
世界の冒険家も登山家も、こうやってテレビで素人の参入が続けば、もう、何をやっても
目新しくなくなってしまう。

複雑だな…と推測してしまう。

とはいっても、イモトは幸せだと思う。これで例え芸人として終わってしまっても、イッテQ
の様々な経験は彼女のモノとして残るわけで、それはそれで普通では経験できない大きな財産
になるはず。

それはそれで、どこかうらやましい気がする。

昔、子供の頃と言っても、中学生くらいだろうか、兼高かおるの世界の旅を観ていて、ちょっと
同じような思いを抱いたのを思いだした。

仕事で旅ができる。いや、旅をしてお金を貰える。

羨ましい仕事をしていると思う人はいくらでもいるが、添乗員以外でここに当てはまる人が、
やっぱり一番かも…。

まぁ、仕方ない。一生、金を払って旅をするしかないんだろうな…。




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誰が払うか、そんな金!

2018-02-19 17:51:47 | つぶやき
ようやく決算書を仕上げ、書類のチェックをしてもらいに行き、あとは明後日
提出するのみ、これでほぼ今年度も終わった。

毎年、確定申告の時期になると思うのが、税負担の重さ。サラリーマン時代は
天引きで納税の意識などまったく感じなっかたが、自営になり自ら申告する立場
になると、否が応でも数字の重みを感じる。所得税に消費税、住民税など、収益
の何十%が税金に消える。いかに国民の義務と言えど、今、話題の仮想通貨の税
負担が最大で55%などと言われると、国家など所詮、税金泥棒以外の何者でもな
いなとさえ思う。

そういえば、前に読んで面白かったのが、漫画家西原理恵子の「!誰が払うか、そんな金」
だったか、ちょっと正確なタイトルは忘れてしまったが、あの西原の事務所に税務署が
入ったやりとりを漫画にしてしまった本だ。

実は彼女自身、経費の水増しや架空の人件費の計上のなど、脱税に近いことを平気で
しており、延滞税など請求された金額はおよそ1億円。
故に彼女の建てた家は脱税御殿と呼ばれているとか…。

ただ、素直に払わないのがさすが西原で、彼女オリジナルのネゴシエーションにより
結局、1億円が1500万円の80%OFFになったというもの。税務署がそんな簡単にに引き下が
るのかと思いきや、よくよく読むと、彼女の税理士がまた凄かった。おそらく力のある税理士
なんだろう。
翌年の為に、会社を潰し別の住所で新会社を作ることを提案し、これで前科を消すという策
も…。そしてまた一から脱税のやり直しをするというもの…。

そういえば、彼女の現在の彼である、高須先生もかつて脱税で捕まり、一時的に業務停止
だかになっている。つくづく相性が良いんだなと…。

話は変わるが、何か悩みなどがある人は、彼女の本を読むと良いと思う。
彼女の生き方や考え方は、限りなく適当にも見えるが、実は結構、的を得ていて妙に納得して
しまうことも多い。まぁ、とにかく笑えて、楽になれる本だ。

とりあえず、これで一息。

ゆっくり眠りたい…。



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そり滑り

2018-02-17 19:02:10 | つぶやき
今日は愛知県と長野県の県境にある山へそり滑りに行ってきた。

本当はそんなことやっている場合ではないのだが、娘と以前から約束していたことで
ドタキャンすると、怒りを買うそうだったので行くことにした。

雪は人口雪で傾斜も子供向きなので、お客さんは小さな子のいる家族連ればかり。
土曜ということもあって大賑わい。天気は晴れたり曇ったり、時々雪も降り、まぁ、
寒いこと寒いこと。滑り降りるとリフトの代わりにエスカレーターのようなものに
乗って戻ってくる。

緩やかな斜面とは言え、コツを覚えると結構なスピードが出て大人でも面白い。
ただギャップも多く、何度も滑るととにかく尻が痛い。20本近く滑って、尻の痛さに
限界がきて終了。結局、4時間近くいた。明日は間違いなく筋肉痛の予感が…。

久しぶりの運動で、気分転換には良かった。

次は本当のスキーに連れてって、とのリクエストがきている。

とにかくまずは、確定申告を終えねば…。

今から頑張ろう…。
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見かけ倒し

2018-02-15 22:21:33 | つぶやき
平昌オリンピック、朝のニュースで結果を知る程度でまったく観ていない。
金はまだなのかな?どうなんだろう?

今回コリアンエアーを使ったので仁川での乗り継ぎがあった。往路は飛行機も
ガラ空きで乗り継ぎ時の空港内も閑散としていて、オリンピックの賑わいなど
考えられないほどだった。が、一転、復路は開会式後だったせいか乗り継ぎ時
の混雑は完全にキャパオーバー気味。

広州からの便が遅れて仁川での乗り継ぎ時間が30分しかなかった。空いていれば
なんてことないけれど、乗り継ぎの間にあるセキュリティーが大混雑。おおよそ
200人はいる。まともに並んでいては完全に間に合わない。

けれど、ここには優先レーンがない。というか、訊ねる職員すら誰もいない。
列の先にはセキュリティーの職員がいるだけ。たまたまなのか、いつもそうなのか
わからないが、しかし、これではどうしようもない。周囲を見渡すと、同じように
慌てふためいている乗客はたくさんいて、皆、ブツブツ文句を言っている。

こうなったら、自力でなんとかするしかないと、人をかき分け、一番隅の壁際を進み、
一気にセキュリティーのところまで行きチケット見せて「時間がない」とアピール
する。「一人か?」と聞かれ「そうだ」と答えると、一番先頭に入れてくれた。
その後、私の後にも同じような状況の人らがどんどんやってきた。で、なぜか聞かれる
のは「一人か?」という質問。そして複数人だと、「ダメだ、戻れ!」と言われてる。
「一人だ!」と答えた人は、なぜか、優先されていた。まったく理解不能だった。

その後、多くの人はどうなったのかわからないけれど、あの場所に職員一人いないなん
て、普通、ありえない。常に大混雑の上海の浦東空港でさえ、こういう時は優先レーン
に誘導してくれるのに…。

韓国、ぜんぜんダメだと思う。
東アジアのハブを目指して作られた仁川空港は、乗り継ぎのシステム自体は、かなり
効率的で素晴らしい。搭乗券のバーコードをかざしながら、乗り継ぎルートを進んでいく
システムは間違いなく確実にゲートまで案内してくれる。仮に進む方向が間違っている場
合、ゲートが開かず、戻れと矢印が示してくれるのでそれに従って戻ればいいだけ。

このようにハード面は完璧なのに、ソフト面が全然ついていけてない。

そのせいなのかわからないが、名古屋便も大幅遅れ。その他の便も軒並みディレイの表示
がされていた。

そういえば、昔、韓国を旅行したとき「この国って、見かけ倒しだな…」と思ったのを
思い出した。どうしてそう思ったのか、覚えていないけれど…。でも、きっと今でもそう
なんだ…と、なんとなく思う。

経由するなら、やっぱり台北か香港がベストだとつくづく。

今日はちょっと暖かかった。

春が恋しい…。




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休みが…

2018-02-14 21:17:01 | つぶやき
昨日は久しぶりの休みのはずだった…。

実は帰国すると、妻が2度目のインフルエンザを発症していた。2度もかかるなんて
聞いたことがなかったし、1度目との間隔がこんなに近いなんてちょっと驚きだった。
まぁ、そんなこともあるらしいので仕方ない。娘は回復していて元気だったのがせめて
もの救いだ。

で、その日は授業参観日だという。当初は妻が行くはずだったのが、急遽、私が行く羽目
になってしまった。その後は学級懇親会とPTA総会もあるという。この二つはとりあえず、
遠慮しようと思ったら、午後は子供の塾の送り迎えが待っていた。
午前中に買い物と掃除を済ませ、昼を食べると、そのまま学校へ。
終わると塾へ、一つが終わると二つ目に送って終了。そこからは歩いて帰って来れるから
だ。

すると、もう夕方だ。妻がうどんを食べたいと言うので、近くのうどん屋で夕食を済ませた。

それから事務処理と荷物整理をするとクタクタになってしまった。

あっという間の1日だった。

ゆっくり休みたい。

でも、確定申告もやらないといけない…。

あー、逃避したい。

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学習しない人2

2018-02-13 20:07:37 | つぶやき
1日で可能な限り荷集めをして、夕方5時にカーゴ屋さんへ向かった。
インボイスをその場で作り、そのままパッキングしてとりあえず送った。

けれど、予定の3分の1程度。不完全燃焼にちょっと落ち込む…。

次の日、とりあえず市場へ向かうが、お目当てのところはほぼすべて閉まっている。
未開拓市場へも4つほど行ってみたが、こちらも完全にクローズ。市内の道は空いてい
てタクシーも楽につかまる。すでに正月休みに入った感じだった。午後2時には諦め、
どこかに観光でも行こうかと思ったが、そのまま持ってきた本、「鋼のメンタル、百田
直樹著」を読んでいたら、すっかり夕方になってしまった。

タイトルの通り、まさこんな時に読むぴったりの本だったが、書いてあるのは当たり前
のことばかりでなんてことはない。前作?「大放言」が売れたので、その続編のような
流れで書いたと思われるが、まったく笑いもなくつまらなかった。それでも、立ち直り
の早さに一役買ったのは間違いないけれど…。

夕方、散歩がてらに宿を出ると、やっぱりいつもの賑わいはない。大通りから路地を入
ると賑わう店があって行って見ると水餃子屋さんだった。白菜のを頼んでみると、ここ
のは時々行く路上の店のとは、全然違う。こっちのほうが断然うまい。いつもは20個
(1人前)を完食するのは辛いのに、あっさりいけた。やっぱり皮が違うとこんなに違う
ものなのかと。他にもきゅうりと木耳のあえ物と豆腐の皮のあえ物も美味しかった。

なんだか捨てる神あれば拾う神ありという感じ、いや、でも気分は晴れなかったな…。

まぁ、ともかく中国には2月は行っていけないということ。

これに尽きる。

未だに気分は晴れないでいる。
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学習しない人

2018-02-12 21:21:48 | つぶやき
帰国いたしました。

2月8日(木)に中国へ向かった。着いたのは同日夕方。仕事は翌日(金)からの予定だった。
今年の春節、中国の旧正月は2月15日(木)から1週間ほど、実際は25日日曜日くらいまで休む
ところはあるだろうと想定していた。なので、その前なら大丈夫と踏んでいた。

しかしこれが甘かった。

最近は徐々に休みが伸び、3週間近く休むところもあるとのこと。つまり、私が仕事を始めようと
していた日は、日本でいう年末の12月27日のような感じで、翌日から休みに入る前日に当たり、す
でに中国人は仕事モードではなかった。もちろんこれは一般企業や公共企業のカレンダーであり、
個人商店はまた別の話だ。ただ市場も卸専用はほぼ休みに入り、小売りを兼ねた市場はやっていたり
していた。

まぁ、どうであれすべてのカーゴ会社が8日(金)で休みに入る。休み明けは26日(月)から。
それを知ったのは、8日(金)の朝8時。しかも偶然、宿を出て歩いていると、1年前からお願い
しているカーゴ会社の英語が堪能な若い女の子と出会ったからだった。

「なんで、こんな時にいるの?いつ来たの?」

これは、その後、行きつけの市場の人、ほぼ全員から言われた言葉だ。

知らないで来てしまったと事情を話すと、そのまま彼女とカーゴ屋さんの事務所へ向かい、社長さんに
訳を伝えてもらった。すると、本来、今日は3時で閉める予定を5時まで待つからそれまでに用意した分
だけは、その日に出せるようにすると言ってくれた。この会社の人らは皆、良い人で本当に助かった。

けれど、これで実質、1日しかなくなった。

市場も明日からほぼ閉まる。いや、実は金曜日の時点でも3分の2は閉まっていた。

6年前を思い出した。

何も考えずに日本を発ち、あの日は香港に着いた。観光客以外の店は見事に閉まっていた。旧正月
のど真ん中だった。そのまま列車で中国へ向かったが、やはりほぼすべてが閉まっていた。
そのまま香港へ戻り、どうせなら久しぶりだったマカオへ行って暇を潰して帰ってきた。

あの再来に近いことを、またやってしまった。

つづく…。



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