ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

マイラー

2007-06-25 15:01:47 | 時事(国内)
マイラーと呼ばれる人たちがいる。

せっせと飛行機に乗ってマイルを貯めて、貯まったマイルを使って
様々な特典を受けることを趣味とする人達である。

彼らは飛行機に乗っても、乗ること自体(マイルを貯めること)
が目的であり、当然、最終目的地には興味がないわけで、
すぐにトンボ帰りを繰り返す。
もちろん、便の都合や航空券の種類の都合上、何泊か強いられる事も
あるだろうが、到着した時点で、すでに目的は達成されている以上、
滞在自体が楽しいわけではないのである。

人の趣味を、とやかく言うつもりはないが、実に変な人達である。

まぁ、鉄道マニアも乗る事自体が趣味なわけで、その点は一見
似ているとも言えなくもないが、大きな違いは、貯めたマイルで
様々な特典を受けることを喜びとしていることである。

その特典とやらは、航空会社によって異なるので、一概には言えないようだが、
上級クラスへのアップグレードや、ラウンジの使用やら、中には、一度取得すると
永久にVIP待遇を受けられるものもあるようだ。

私などは元来貧乏性なせいか、VIP待遇などされても、そういった処遇に
慣れていない為、どういう態度で受ければ良いのやら、わからなくなって
しまいそうで、逆に苦痛である。と想像してしまう。

されど、オタク系の人達は、堂々とこのようなサービスを受けている
ということか?オタク系は本来、意志の疎通が苦手ではなかったのか?

まずは、近所のスーパーのスタンプ集めから始めようか、と思う
今日この頃である。

明日から、7月5日までタイに出張致します。その為しばらく
ブログはお休みいたします。帰国後にまた、お越しくださいませ。























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なるようになる。

2007-06-24 13:51:42 | 仕事

その昔、マルクスという学者が「人間には、あらゆる職業を
遍歴したいという欲望がある」と述べている。

確かに、当たっているような気もする。

私など、新幹線の運転手に始まり、トラック野郎、パイロット、カーレーサー、
ある程度大人になってからは、スチュワード、幼稚園の先生、用務員さん、
そして商社マン、とちょっと偏ってはいるが、様々な職業に就きたかった
経緯がある。

おそらく程度の差はあれ、誰でもいくつかはあったはずである。

しかし実際に、なりたかった職業に就けている人なんて、ほんの一握り
であろう?

先ほどのマルクスのお友達のエンゲルスはこうも言っている。
「自由とは状況の把握である」。

自由を求めていながらも、状況判断能力に乏しかった私は、大人になっても長い間
自分自身の適職を解りかねていた。
現在の仕事が適職だとは思えない部分もあるが、どこかで折り合いをつけなければ
ならなかった年齢でもあった。

あれから数年が経った、今。
とりあえず毎日、楽しく仕事をしている。

結局、いろいろ考えても、最後はなるようになる。
きっとそんなものなのだろう?

学生だった頃、一度だけ職業適性試験を受けたことがあった。
結果はいくつか書いてあったが、その1つにダンサーとあった。

それ以来、こういうものは、とりあえず信じないようにしている。













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シンプル

2007-06-23 11:30:27 | つぶやき

大好きな番組に、世界の車窓からというテレビ番組がある。

世界の鉄道の、車内の様子や景色を映し出し、そこにナレーションを
加えただけの、ほんの数分間の番組である。

これ以上ないだろうという位、シンプルな内容であるが、なんともいえない
趣があって、しばし画面に釘付けになってしまうひと時である。

膨大な情報量を一方的に流し続けることが、そもそもテレビの役割でもあるのだが、
たまには、わずかな言葉で、映像のみによって想像を掻き立ててくれる番組が
あってもいい。

たしか、提供は富士通だったと思うが、機能重視を追及するだけでなく、
このシンプルさを、ぜひ商品にも生かしていただきたいものである。

ちなみに、我が家の冷蔵庫は富士通製です。




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あなたは、人を信じますか?

2007-06-22 17:37:09 | つぶやき
「ちょっといいですか?あなたは、神を信じますか?」
と外国人に、突然声を掛けられる。

一時ギャグにもなり、一昔前は、割と見られた光景であったが、
最近はその手の活動をしなくなったのか、定かではないが、
ほとんど見かけなくなった。

いつだったか、名古屋市内にチベット寺院があるという事で、興味本位で
行ったことがある。確かに外観はチベット寺院であったが、醸し出す
雰囲気は、限りなく怪しい。

寺院の隣には、そのお寺が経営するチベットのお土産屋さんもあり、
ちょっとした観光寺院のようでもあった。

中に入ると、マンツーマンで寺院の方が、内部を大変親切に案内してくれた。
しかし出てくる言葉は、いかにここの住職が凄いか、という話ばかり。
また、有名人とここの住職とのツーショットの写真が、たくさん飾られて
いる部屋もあり、一体何を信仰の対象にしているのか、疑問だらけであった。

当然と言うか、やはりと言うか、ダライラマの写真はなく、あるのは
中国政府が選んだ、パンチェンラマの写真だけであった。しかし、この案内人は
この写真が誰なのかさえ知らなかった。

誰が何を信じようが、全く自由である。
しかし、神を信じるかどうかを考える前に、まず人を信じるかどうかを
先に考えた方が良さそうな世の中ではある。














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理想的な人間像

2007-06-21 18:08:34 | 


以前読んだ、米原麻里の本の中にロシア人が皮肉る、
各国の国民性を比較した言い方で、笑えるものがあったので、その一部を
紹介したい。

理想的な人間像は?と聞かれたロシア人が、

「イギリス人のように料理が上手く、フランス人のように外国人を尊敬し、
ドイツ人のようにユーモアにたけ、スペイン人のように働き者で、
イタリア人のように自制心に優れ、アメリカ人のように外国語に優れ、
中国人のように高い給料をもらい、日本人のように個性豊かで、
ロシア人のように酒を控えめに飲む人」と答える。

つまり、全て反対の意味合いであるが、見事に言い当てている。
意外であるが、ロシア人はこのような言葉遊びが大の得意だと言う。

怒られそうだが、もう少し地域を広げてみると。

韓国人のように小声でしゃべり、インド人のように紙で尻を拭き、
アラブ人のように毎日欠かさずひげをそ剃り、イスラエル人のように
大盤振る舞いし、ブラジル人のように地味に踊り、パプア人のように
スーツを着て生活し、オーストラリア人のように靴を履いて歩き、
ケニア人のようにジャンプが苦手な人。

やはりロシア人ほど上手く、まとまらないものである。






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映画とは?

2007-06-20 18:53:39 | 映画

昨日、ダイハード4.0の試写会に行ってきた。

内容は、前3作品と差して変わらない。
今回は、悪役が全米にサイバーテロを仕掛けるというもので、
時代にマッチした内容にはなっている。

後は「ドカーン、バキューン」、の繰り返しで、至って単純である。
そして、これがこの映画の全てである。

アメリカ人は、映画は娯楽だと考える。
しかし、フランス人は映画を芸術だと考える。

そして私は、映画を暇つぶしだと考える。

そう考えて、この映画を観れば、かなり楽しめるはずである。


























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偏見

2007-06-19 10:23:41 | つぶやき
趣味は旅をすることです。

なんて言うと「今まで行った国の中で、どこが一番良かったですか?」とか
その国は、どんな感じですか?とか、何がおいしかったですか?などと
聞かれる事がある。

そのたびに、適当に答えるのだが、実はどんなに旅行の回数を重ねても、実際に
知っていることなんて、たいして多くないものである。
あくまでも、旅行の仕方に詳しくなり、どこに行っても何とかできる術を
知っているというだけのことである。

ある国について偏見を持つ為には、その国を短期間旅行することが
最も良い方法である、という言い方がある。

時々、旅先で出会った人と話をすることがあるが、
さも、なんでも知っているがの如くその国を語る人がいる。

しかし、1つ国を知るということは、そこで、働いたり住んで見たりしなければ、
なかなかわかるものではない。と個人的には思っている。

所詮、旅行者の「百聞は一見にしかず」は、偏見意外のなにものでも
ないのである。
というのも、また私個人の偏見であろうか?


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幸せって?

2007-06-18 17:48:18 | 時事(国内)
本日の朝日新聞に、とあるファミリーレストランの30代の店長が、
長時間労働が原因で、寝たきりなるまでに至った。という記事が載っていた。
毎月の残業時間は、なんと200時間だったそうである。

また、昨日は50代の東大卒のエリート官僚が、役者になる為に
退職し、夢を追いかけるという記事が載っていた。

対象的な記事である。

周囲の環境の違いもあるので、一概に比較は出来ないが、
要は幸せとは何か?を知っていたかどうかの差ではなかったか?。

30代の彼は、仕事や家族への責任のすべてを、自分一人で抱え込み
倒れるまでがんばってしまった。しかし自分にとっての幸せは何か?
を知らなかったに違いない。
50代の方は、責任を分散させる術と自分にとっての幸せとは何か?
を知っていた。だからこそ、社会的地位と高収入を捨てられたのではないか?。

辞める事、逃げる事の全てを否定的に捉えずに、肯定的に
考えて見るのも一考である、と私は思う。

ちなみに私は、辞める事、逃げる事の全を肯定的に考えてきた人である。
その結果、苦労が耐えないが、ぼちぼち幸せである。

人生なんて、きっとそんなものなのだろう??













































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それぞれの、がばいばあちゃん

2007-06-17 18:12:17 | つぶやき
少し前に、島田洋七の「佐賀のがばいばあちゃん」を読んだ。
ドラマや映画化にもなり、話題となった作品である。
内容はさておき、個人的には大変懐かしく、子供の頃を思い出させる
ものであった。

私が21歳の頃まで、母方の曾おばあちゃんがいた。
99歳で亡くなるまで、お酒もタバコもやり、口も悪かったが
人には親切で、人情味溢れる明治女であった。

小学生の頃、長い休みの間はいつも、この曾おばあちゃんと一緒で、
日長いろんな話を聞かされたものである。
16歳で嫁に行った話、戦時中の苦労話は定番であった。

子供ながらにも、そんな曾おばあちゃんとの、ひと時が割と好きで
親の言うことは、聞きもしないのに、曾おばあちゃんの言うことは
素直に聞けたものであった。

亡くなった時、私は大学を休学して旅行をしていた。
1年間の旅行中にした、一度だけの電話でそれを知った時は、ほんとうに
ショックで、1日中ブエノスアイレスの安宿に引きこもっていたのを覚えている。

きっと、人の数だけそれぞれの、がばいばあちゃんがいるのだろう。

私にとっては、この曾おばあちゃんこそが「がばいばあちゃん」である。










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メイドインチャイナ

2007-06-16 18:16:01 | つぶやき


近頃の中国製品は、かなり怪しい。
いや、ずっと昔から怪しかったに違いない。

しかし、現在は世界中の国々で、メイドインチャイナ
が溢れ、もはや世界の工場と言っても過言ではないだろう。

日本も例外ではなく、繊維や雑貨などの大量生産品に関しては、
日本製を探すのは、だんだん難しくなっている。

しかし、中国が市場経済を導入する80年代の半ばまでは、
安価な外国製品の代表と言えば、韓国製や台湾製であった。
今では、この国々の製品を見つけると「まぁ、中国製よりはいいか」
といつの間にか、序列をつけるようになってしまっている。

しかし、アフリカの国々では、中国製品の価値観は、私達とは全く違う。
まだまだ、購買力の低いアフリカ諸国では、安価でもそこそこの商品だと
評判も上々なのである。

しかし、衣類や雑貨や家電製品ならともかく、ミネラルウォーター、
歯磨き粉、薬、そして食品など最低限、口に入る物は国際標準を
クリアしていただきたいと切に願う。

アフリカの人々の為にも、ぜひがんばっていただきたいものである。




























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