2021年 最後

今朝、起きると一面銀世界だった。

そこそこの降雪で今日は積もるのかなと思ったら、午前8時半には止んで晴れ間が出てきた。それでも終日、寒かったけれど…。

今年は早めに冬休みに入る。2年ぶりなので少しだけ帰省した後、小笠原諸島へ行く予定にしている。船に乗るには乗船前日の午前中までにPCR検査の検体を竹芝桟橋の船会社まで届けないといけない。郵送でも構わないが、検体の郵送代が一人あたり3500円もする。特別便指定だかららしいが、たかが郵便代に1万円以上も取られるなんてなんだかアホらしいので、帰省のついでに立ち寄ることにしたことで、早めに家を出ることになった。

慌ただしいが、船に乗ってしまえば小笠原までの24時間、何もやることがない。船にはWiFiもないようなので本を持ち込むか映画でもダウンロードしていくか、ひたすらボーっとするしかない。船酔いでそれどころではないかもしれないけれど…。小笠原では気温が２０℃を超える日もあるようなので、海には入れないがとりあえず避寒にはなりそうだ。

明日は午後3時ころまで仕事して仕事納め。

結局、今年もコロナに翻弄されて終わったけれど、状況は昨年よりは随分、上向きに。結して満足ではないし、緊急事態宣言が出る度に落胆していたけれど、半年前に描いていた予測よりはずっと良かった。来年は今年よりさらに良い方向へ行くだろうと前向きに捉えて、まずは今年を終わろうと思う。

来年はさらなる円安に物価の大上昇、そして大不況の到来なんていう話もあるけれど、まぁ、なるようにしかならないので、今は考えないようにしたい。

ということで、今年もお付き合いありがとうございました。

皆さま、良いお年をお迎えください。

ところ変われば…

少し前まで12月23日の今日は祝日だった。

平成天皇の誕生日だった。今の天皇の誕生日は2月23日、どちらかと言えば、12月の年の瀬よりもこっちのほうがありがたいなと思う。

オミクロン株がちょっと騒がしくなってきた。タイも一時的処置らしいが、外国人入国者に再び隔離を強いるようになったのと、ハワイやNYからの帰国者も強制隔離が３～6日間、その後、従来の14日間の自宅隔離と再び逆戻り状態に…。この鎖国状態にも、まったく先が見えなくなってしまった感がある。

とはいえ、このコロナ禍でも海外旅行へ出かけている人のブログなどには、まったくコロナ禍を感じさせない南欧やトルコ、メキシコなどの街の様子が伝えられている。空港職員や検疫官ですらマスクをしていない国もあり、まるでコロナなど存在しないかのようだと書かれていた。おそらく感染者数は今の日本よりも多く出ているにもかかわらずだ。

ところ変わればコロナも消える…。

そう考えるとアジア圏は、世界中でもっともウィルスに対して極端に保守的な対策をとっているんだなとあらためて思う。今の日本の対応にはWHOからも、やり過ぎだとの声も出ている。ワクチンもやったし、常時マスクもしている。後は医療体制を万全にする意外にやれることなどないはず。こうやって新種株が出るたびに外国人の入国禁止などしていては、いつまで経っても共存体制など無理だ。

どこかで割り切って通常に戻していく、ここになんの努力も知恵も出さないのがもどかしい。

そうはいっても、様々なことが昨年よりは全然マシなので、ここは亀の歩みだと思って飲み込むしかないと思っている。

明日はクリスマスイブ、週末は再び寒波らしい。
いよいよ年末だ…。

苦悩…

休みの日でもワイドショーなどほとんど観ないのに、たまたま有名人が亡くなったことが取り上げられていたので、長々と観てしまった。

齢のせいか、なんとなく親の目線で観てることに気づいてしまう。子に先立たれるほど辛いものはないだろうなと思う。世の中には今日を生き抜くことが精一杯の人が、多分、たくさんいる。表面上はどんなに順調に見えても、その裏で大きな苦悩や寂しさを抱えていることがある。相談窓口や様々なサポートもあるようだけれど、そこへコンタクトできる人などどれくらいいるのだろう？自分が明日死んでしまうなんて、少しも考えもしないけれど、もしかするとどんな人でも、ふと魔が差したタイミングで…というのはあるのかもしれない。それを根本的に回避する方法などなんだろうけれど、もしあるとすれば、自分の身近にある、ごくごく小さな幸せや楽しみを見出しながら生きていくしかないのかなと思ったりもする。いや、やっぱり、それも違うかな…。

コロナ禍だし年の瀬ということもあって、普段思うこと以上のことを、いろいろ考えてしまうのかも…。

体を使ってヘトヘトになって疲れて寝てしまう。

こうやってやり過ごすのもありだなと思う。

大寒波

朝起きると雪がちらほら舞っていた。

名古屋でもこの冬、初雪だった。今日は良く晴れたが、終日、風邪も冷たくて寒かった。クリスマスを１週間後に控え、急速に気温や天気が季節に追いついてきた気がする。そして2週間後には大晦日～新年。コロナ禍が始まっておよそ2年近くになるが、なんとなくまだ1年くらいのような気もしなくない。どこかで1年ほどすっぽり抜けてしまったような…。

日本は外国人の入国制限を年明け以降も延長すると決めた。当初は年内いっぱいだったが、まぁ、これは仕方ない。おそらく1月末までの延長になるのだろう。そろそろ人間にとってオミクロン株がさほど悪影響のないという分析データが出てきてくれるとありがたいのだけれど、そうはうまくいかないかな。年明けの1月、日本の感染が拡大せず、しかも世界中で感染拡大中のオミクロン株が脅威ではないという流れが出来たとしても、日本の2月の開国は難しいかもしれない。するとやっぱり早くて3月から…。

オーストラリアが12月15日から1年9か月ぶりに開国した。日本人も対象となっている。3日間の隔離が必要らしいが、正常な往来に向け大きな第一歩を踏み出した。オミクロン株の攻略に目途が付けば、日本もせめて、2月からこの程度からでも開国へとお願いしたい。

年末の大掃除、後半戦が終わった。
寒いので温泉、いや銭湯でもいいから大きなお風呂に行きたい。

あと1週間ちょっとで仕事納め…。

がんばろう！

大掃除と忘年会

同業者らとの忘年会があった。

昨年末は何もなかったし、年始の新年会もなかったので、皆で集まるのはおよそ2年ぶり。けれど積もる話など別段、何もない。お互い「厳しいですな…、しかしお客さん、戻らんですな…。」と、愚痴のような、嘆きのような話ばかりだ。誰かが頼んだ、口当たりの良い「マッコリ」を小さなグラスで飲んでいたら、急に酔いが回ってしまった。このお酒、弱い人には危険かもしれない。

で、今日は自宅の大掃除。

妻と手分けして朝8時半から開始。昼を過ぎるとペースが落ち、キッチンの一部を今週末に残して午後3時半に終了。それにしても掃除すると気分が良くなる。基本的に我が家での毎日の掃除は私が担当している。出勤前にすべての部屋と台所、そして風呂とトイレ掃除を済ませてから出掛ける。休みの日も、まぁほぼ同じだ。多分、掃除は嫌いではないんだと思う。

デジタル版のワクチン接種証明書の具体的内容が初めてアナウンスされた。詳細は12月20日にデジ庁のホームページに掲載される予定だ。気になるのは利用にあたってマイナンバーカードが必要になるという点だ。未だ敬遠する人が多いけれど、海外に出るなら取得するしか選択肢がないということ。

うまく戦略に盛り込んだなと思うが、これもやることが遅すぎるなと思う。マイナンバーカードの普及がもっと早ければ、様々な支援金ももっとスムーズにいっただろうし、口座の紐づけは、ひとつの口座のみで良いということなら、もっと早く普及したかもしれない。すべての口座と紐づけようとし、さらには国民の全資産の把握が目的というのが透けて見えるから、皆、敬遠してしまうのだ。

とはいえ、これがないと海外には出れないわけで、更なる普及が進むのは間違いない。

あとは、いつから行けるのか、これが一番の問題。

道筋

先週末の大きなイベントも終わり、今年もほぼほぼ終わった気がしている。

2年ぶりだったが、想定以上の人の出があり、大変ありがたかった。これでなんとか年を越せる…。いやそういうことではない。それでもコロナ前の3分の２程度だったらしいけれど…。

欲を言えば、今この減少のタイミングで国が経済を回す背中を押してくれたらと思えてならない。先月からこんなに減少しているのに効果的な手立てを何ひとつ打てていない。オミクロンの解析が出来ていないことのリスクを取って、様子見ばかりでは、せっかくの年末商戦も盛り上がらない。とりあえず国境を閉めることで検疫で防げているわけだから、それはそれとして、針を元に戻していく方向で動かないと共存の流れにはならない。GoToも1月末からなんて、その頃からまた増え始めたらどうするのだろう。そうなれば完全にタイミングを外してしまい、何もしなかったことになってしまう。想定外のオミクロン出現は仕方ないとしても、やることが遅すぎる。

備えることは大事だけど、必要以上に怖がる必要はないし、なんのためにワクチン打ったんだという話だ。3回目もどんどんやればよいと思う。けれど動かせるうちは、動かさないといけない。お金を配っても、本質的には何も解決しない。

GoToが1月末からということは、やはり2月くらいからの出入国緩和…ということなんだろうか？こちらもちょっとでも道筋を示してほしい。

年末まで、まだ2週間あるけれど、気分はすっかり冬休みに入ってしまった感じがしている。

格闘…

スマホの機種変更に戸惑う。

使用中のiPhoneは最新バージョンにアップデートして使っていた為、何の問題もなかった。けれど購入したiPhoneはひとつ前のバージョンで送られてくるので、これをアップデートしないといけない。本来、クイックスタートでデーター移行と共に20分程度で簡単にできるはずなのに、このアップデートがなかなか完了しない。1時間経っても2時間経っても準備中のまま一向に終了しない。調べると度々起こる事例らしく、それを回避するために手動で初期設定後にアッデートを試みる。本来ならこれですぐにできるはずなのに、再びアップデート準備中で全然終わらない。

その間も初期化とアップデートを数回繰り返すがやっぱり完了しない。9時半から始めて深夜0時30分を回った時点で諦めて、アップデート準備中のまま眠ってしまった。で、朝起きたらアッデートが完了。これ、一体、何時間かかったのだろう？バージョンが最新になれば、後は簡単で10分足らずで終了。その後、LINEとウィチャットの引継ぎもあっさり終わった。昨夜のあの3時間は一体、なんだったのだろう。これが昼間だったら、ショップに駆け込んでお金を払ってやってもらっていただろうと思う。

今や携帯ショップの役割も随分、変わった。かつてのカスタマーサポート的なもののほとんどが有料になっている。多くが予約してからでないと行けないし、お年寄りなどには操作方法も有料で教えているとか。アプリの移行も一つにつき1000円なんていうところもある。なかなかコールセンターにも繋がらない中で、今後、様々なことが人を介することなく、チャットや自動音声などの機械的な対応で乗り越えないといけないと思うと、気が重くなるが、まぁ、それもすぐに当たり前の感覚になるのだろう。

前澤さん、宇宙旅行へ。

ひとりおよそ50億円…。100年前の海外旅行以上の価格差がある。戦後しばらくすると船の時代が終わり、その後、飛行艇やプロペラ機で空の旅ができるようになり、その後ジェット機の時代になった。今から50年前、ジャンボ機が誕生したことで、ようやく庶民の渡航が一般的になった。宇宙へも多量輸送が可能になれば、私たち庶民でも行けるようになるかもしれない。おそらく私の世代には間に合わないだろうけれど…。

その前に、1日でも早く鎖国が終わりますように…。

翻弄

機種変更したスマホが届かない…。

電話で問い合わせると、「おそらく最後まできちんと購入手続きが出来なかった可能性があります。」と言われてしまった。希望する到着日時と時間が出た画面で終了してしまう方が多いんだとか…。そういえば、判りにくい画面で、そこで終わらせてしまったような覚えもある。

もう一度やり直し、再び購入。

事情を話すと、特別に明日の到着にしてくれた。というか、すでにバッテリーがマズイことになっていて、末期の症状に近い。フル充電していても、使用していると15分で0になってしまう。しかもバッテリー部分が異様に熱い。いつ壊れてもおかしくない気もする。すでにデーターはiCloudにバックアップしており、届いたらすぐにデーター移行しようと思っている。

オミクロン株、正確な分析はもう少し待たなければならないが、どうも感染力は弱いのではないかという推測が…。重傷者が出ていないし亡くなる方の報道もない。最初に発表した南アでも症状は軽症か無症状がほとんどということでもある。ひと月後にはこれも収束し、晴れて2月から大幅緩和という流れを願うばかりだ。

パンデミックに翻弄され続ける人類、まぁ、相手がウイルスなら仕方ない。けれど役人や政治家に翻弄されるのは御免こうむりたい。

師走に入るといろいろと思うことも多くなる。

来年は…せめて表向きだけの収束だけでも願いたい。

中老鉄路

今年最後の大阪出張へ。

師走のせいか行きの列車はそこそこ混んでいた。こんな光景は久しぶりかもしれない。帰りにスマホを見ていると、いきなり画面が真っ暗に。まだバッテリー残量は半分以上あるはずなのにおかしい。立ち上げると残量は2％になっていた。少し前からバッテリーの持ちが極端に悪くなりつつあり、そろそろ機種変しようかなと思っていたところだったので、帰宅後、早々ネットで購入。

使っているのは今や絶滅危惧種的なiPhone６S。購入したのはやっと時世にあったiPhone11。いや、これでももう遅れてるのかも…。スマホの機種や機能自体、まったく興味や関心がない。最初に持ったのがiPhone５なので、使い慣れたiPhoneがいいかと思うだけだ。最初は最新の13を機能をひと通り見たが、とても使いこなせそうにないし、おおよそ10万もする。ならばその下の12で良いかと思ったら、11がグッと安く出ていた。しかも色は赤だったので即決。今やデーターの更新も楽にできるみたいだし、自分でやれば事務手数料も無料だ。ウィチャットのアプリの移行が上手くできるのか多少の心配はあるけれど、まぁ、なんとかなるだろう。

まだまだ日本を出れそうにないけれど、中国、雲南省の昆明とラオスのビエンチャンを結ぶ鉄道が開通したそうだ。ビエンチャンから国境のボーテンまで3時間足らずとか…。それよりもタイよりも先にラオスの方が高速鉄道が走ってしまうなんて…。ふたを開けてみると乗車しているのは中国人ばかりなんてこともあるかもしれない。

まぁ、債務の罠鉄道になれないといいけれど…。

ともあれ、これでシンガポールからから中国まで鉄道が繋がったことになる。
そういえば、アジアとヨーロッパを繋ぐ道路のアジアハイウェイはどうなったんだろう？

こっちは、ますます影が薄くなるな…。

リセット

日本はすっかり鎖国状態になってしまった。

少しでも早くオミクロン株の素性がわかり、過度なシャットアウトにならないことを願いたい。本来なら今月から世界的に入国緩和が加速するはずだったのに本当に残念。願わくば1カ月遅れで再び良い方向へ進むことを祈りつつ…と思ったら、岸田首相、やり過ぎを撤回。邦人の帰国については一部、柔軟にということになったようだ。先手先手を打つのは良いが、予告なしでの自国民の帰国まで完全にシャットアウトでは、あまりにも酷い。短期出張で出掛けて、正月も帰国できないなんて気の毒過ぎる。この辺は撤回されて良かった。

通訳、翻訳業を営む友人が新たな仕事をゲットしたと笑顔でやってきた。
仕事は岐阜県の大垣市のソフトボールチームの通訳だった。チーム内にはオーストラリアやアメリカ人など数人の外国人が在籍している。「フランス語で大丈夫なんですか？」と尋ねると、「英語でも適当になんとかなってるから大丈夫…」らしい。現在、大垣のチームは一部リーグに昇格し、上昇気流に乗っているとのこと。一位はあの上野投手がいる高崎のビックカメラなんだとか。試合で遠征が多く、おかげで国内あちこち行けてうれしいが、移動が大変だと言っていた。

昨年からコロナで外国人が激減していて、インバウンド業界も先が見えない状況が続いている。ようやく小さな明かりが見えてきたと思ったら、オミクロンの出現で再び後退。とりあえずでも繋ぎの仕事が見つかって本当に良かった。選手の人らはほとんどが20代ということで、若い人らに囲まれてると元気になると言っていた。少し笑顔が戻って、ちょっと安心した。

昨年よりずっとマシな状況にありがたみを感じながら、うっすら見えてきた来年が、今年とさほど変わらないような気がして、気が重くなったりもしている。

オミクロン株出現までは、早く来い来いお正月だったのに、今はトンネルの出口は3月くらいかなと、新たに気持ちをリセットしなければと思っている。