ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

1年過ぎる…

2023-02-28 20:28:48 | 時事(海外)
朝はちょっと冷え込むが、ここ名古屋では日中は15℃を超えた。
陽射しは完全に春だなと感じる。

ロシアがウクライナに侵攻して1年が過ぎた。まさかこの21世紀に超大国が武力で他国に侵略戦争をしかけるとは想像できなかった。それでも当初は数か月で終わるだろうと思っていた。どちらが勝つとか負けるとか、そういう終わり方ではなく、例えば国連の仲介だったり西側の制裁が効いて、まぁロシアがなんとなく撤退する形で終わるのかなと…。

けれど、まったく終わる気配がない。

それどころかこの戦争の影響で様々なモノが値上がり停滞し、せっかくコロナが収束に向かい、これから元に戻っていく期待感に完全に水を差す結果になってしまっている。

もしかすると考えたくないが、ベトナム戦争のように何年も続いてしまうなんてこともあるかもしれない。

それでも私たち人間はとことん話し合い、それが延々続いたとしても、さらにまた話し合い、そのあげく永遠に続くのではと思っても、決して話し合うこと諦めないことが平和への唯一の道なんだと思う。まぁ理想か…。

今日で2月も終わる。

再び円安に進んでいる。そして中国人の日本入国の規制緩和が明日から始まる。とは言っても、まだまだ以前のように中国人はやって来ないし、私たち日本人も中国には行けない。東アジアの完全開放まで、あと1カ月か2か月くらいかかりそうだな。

4月から燃油サーチャージがぐっと下がることになった。次の6月にはさらに期待できそう。

今年の夏には、もしかすると3年ぶりの日本人の出国ラッシュが見られるかもしれない。

コメント

旅する22年

2023-02-25 14:03:37 | 時事(国内)
28歳で旅に出て、50歳になった今でも旅を続けている日本人の記事が出ていた。

22年間の間、一度も日本に帰らず資金は大道芸で路上で稼ぎながらというから凄い。もっとも表向きはそう言うしかないが、おそらくはどこかでこっそり働いていたこともあると思う。欧米では投げ銭だけでも、そこそこ稼げることもあるだろうけれど、途上国ではそうはいかない。稼げないエリアを目指す前に、ある程度まとまったお金も必要だろうから、多分どこかで…と勝手に想像してしまう。

また移動手段はすべて人力だけというのも驚きだ。陸路は自転車、回路は手漕ぎボートだという。では太平洋や大西洋はどうやって渡るのだろうと思ったら、すでにスポンサーが付いていて、結構、立派なボートが提供されていた。おそらくGPS機能や様々な設備も付いて、食料なども充分サポートされていると思われる。素人が海を人力で渡るというのは、命にかかわるので普通の旅人はやれないし、まずやらない。

今は昔とは違いSNSで常に人と繋がりながら旅ができるから、人の目に触れやすいし、賛同者も見つけやすいだろう。けれどこういうスポンサーを見つけたりすることもひとつの才能とか能力で誰でもできることではない。ただボケーっと旅をしていてはこういう展開にはならない。やっぱり賢い人は、どこか違うのかもしれない。

でもこうやってスポンサーが付いてちょっと知れた人になればなるほど、彼のこれからの旅は死に旅になってしまうような気がしてならない。確かに後ろ盾があれば資金的にも楽だし様々な恩恵も受けやすい。けれどお金が無ければ、それなりに知恵と工夫と勢いで乗り切り、そこで上手く乗り切った達成感は何物にも代えがたいはずだ。もっともある程度サポートがあろうとなかろうと、自力で進んでいく事には変わりはないけれど…。

それでも旅はアンダー―グランドでやるべき、と思えてならない。

ただしサポートが無ければあのような立派な船は手に入らず、そうなると今現在挑戦中の大西洋横断には挑戦できなかったわけで、それを考えれば、やっぱり彼の選択は賢いのかなと思ったり…。

彼の旅はまだあと何年も続くらしい。
最初は30歳で帰国しようと思い、その後は40歳で帰ろうと。けれどまだ旅を止められず、その後はもう日本に帰ってからの社会復帰とかそういう考えはなくなったと書かれていた。

彼の凄い所は人生のほぼど真ん中のほぼすべての時間を自分のやりたいことに費やしている勇気が素晴らしい。旅などは所詮、娯楽や趣味以外の何物でもなく、それをやり続けたからと言って特に何も凄いことなどし何の経歴にもならない。けれどそんなことでも続けていく事で何か道が開けることもあるのかなと、ちょっと勇気を貰える話になっていると思う。
彼が帰国して後、何をするのかわからないけれど…。

やりたくないことは、出来るだけやらなくて良い人生。

これが本質的には真の勝ち組ではないかと信じて疑わない私にとって、四半世紀も旅を続ける彼は間違いなく人生の勝ち組である。

もし来世があれば、ぜひ私もやってみたい。
コメント

帰国?

2023-02-22 21:58:40 | 時事(国内)
冬の寒さも、おそらく最後の山場を越えたようで春の陽ざしに変化しているように感じる。
桜の開花予想が天気予報で話題となり出した。今年の開花は例年より早めだとか。予想では来月17日か18日ということで、あと20日後には花見が始まるかもしれない。今年はどこの公園もほぼいつも通りの花見風景となりそう。

パンダのシャンシャンが中国へ帰国した?
泣いて見送っている人も大勢いて、ちょっと理解に苦しむところもあるけれど、まぁ感受性の問題ということで、人それぞれいろいろだなと…。で、そんな日本人の姿を拝見した中国の報道官が「今度はシャンシャンを中国に見に来ることを歓迎する…」とコメントしていたが、一体、いつになったら中国は私たち日本人に対して門戸を開くのだろう。来月中の開国なら、そろそろそれらしい発表があっても良さそうなものなのに…。やっぱり早くても4月初旬、遅くてGWくらいなのかな。

今日、仕入れの為、中国へ送金。がっかりの1元20円越えだった。ドル相場も1ドル130台と相変わらず円安水準が続いていて、もう少し値下がりするのではないかと踏んでこのタイミングにしたのだけれど…。日銀黒田さんの任期も間もなく終了ということで次期総裁就任後は120円台、いや110円台を期待したいところだが、果たしてそんなことになるんだろうか?

2月も終盤。

明日は祝日、何の日だっけ?

コメント

999

2023-02-20 20:50:52 | 時事(国内)
松本零士亡くなる…。

子供の頃、宇宙戦艦ヤマトも好きだったが、何といってもマイベストは銀河鉄道999。昨年BSで2週連続でやっていて40年ぶりくらいに観たばかりだった。現代のクリアなアニメ映像と比べると、さすがに画質の差はあるなと感じたけれど、今観ても40年前の作品とは思えないほど古さは感じなかった。また子供だった時には気が付かなかった作品に込められた想いなども、大人になったからこそ気づかされるところもあった。反面、いくつか疑問に思うところもあったけれど…。

少年がひとり列車に乗り旅に出る…。

行き先は宇宙だし列車が空を飛ぶはずもない、まったく架空の物語だけれど、美しいお姉さんと一緒に未知の旅に出る設定はそれだけでも子供の心を捉えるのに十分だったように思う。またそこにハーロックやエメラルダスといった別枠のアニメのキャラクターがコラボで出てくる仕掛けも画期的で感動ものだった。

年老いてからは、ヤマトの著作権裁判や歌詞の盗作裁判に敗訴するなどして、ちょっとお騒がせ老人的なところも垣間見れてしまい残念ではあったが、それを差し引いても後世に名を残す漫画家であることには変わりない。

せめてもう一作、999の続編が観たかったな…

合掌

コメント

変わった?

2023-02-19 21:54:49 | 時事(国内)
3年前のちょうど今頃…。

札幌の雪まつりに中国からの観光客がたくさんやって来ていた。そこには日本人の観光客も大勢いた。そこでコロナに感染し、そのまま地元へ戻り、徐々に国内で感染が広がり始めた。雪まつりに来ていたタイ人の観光客らも帰国した後に続々と感染が判明。そんなニュースも流れてきていた。ちょうどこの少し前にタイから帰国した。行きはマスク着用もなかったが、帰国便では全員がマスク着用で機内誌などのすべて撤去されていた。

それからすぐにプリンセスダイヤモンド号の事件?が起こったと記憶している。乗員乗客およそ3700名が乗っていて、コロナの感染が判明した最初の一週間で50~60名の感染者が出た。発熱の無い者はすぐに下船させればよかったのに、政府の方針で全乗客をそのまま船内に留めおいてしまった。その後、感染者が700名以上まで膨れ上がり最終的に13名の乗客が亡くなった。同じ時期に空港では発熱がない中国人は入国させていた。空港からは入国できて、熱もないのに港からは入国させてもらえないチグハグな対応は、今振り返れば間違いなく人災だった。

同じ時期、コロナ感染者3名が出て香港に入港したワールドドリーム号に対して香港政府は、4日間停泊させ全員を検査した。陰性が判明した乗客3600人を全員を下船させ、それで終わった。

また乗船客に感染者がいるという理由で日本政府から入港を拒否されたウェステルダム号には、20人ほどが発熱していた。受け入れたカンボジア政府は全員を検査し、陰性の乗客はさっさと下船させ帰国し、それで終わった。

日本人の判断の甘さと慎重さが完全に裏目に出てしまった事例である。有事の際には素早く的確な判断が必要とされるのに、そこにめっぽう弱いことが証明されてしまった。

あれから早いもので3年が経っている。

変わらないといけないはずだが、果たして変われているだろうか?

コメント

絶望…

2023-02-17 20:38:33 | 時事(海外)
ブルース・ウィリス認知症…。

67歳で…、昨年失語症で引退したしたが、失語症って良くわからず、なんとなく言葉が出ないとか覚えられないとか、まぁ、そういうことだろうと思っていた。ここであらためて認知症を公表したということは、症状的にかなり進んでしまっているのかなと。

自分がいかに大スターだったとかこれまでの功績など、そういうもの全てを認識できなくなることが本当に気の毒だと思う反面、何もわからなくなることで、それに対する苦悩やプライドも無くなるのなら、他の病気で寝たきりになるよりは、まだ幸せなのかもと想像したりもする。わからないけれど…。

子供の頃、通っていた小学校の近くに皆が「バカばぁさん」と呼んでいたお年寄りがひとりで暮らしていた家があった。当時はまだ認知症という言葉もなく、それがまた病気だという概念すらなかった頃で、単純にボケたお年寄りのひとり暮らしの家があるという認識だった。時々、道で出くわすと「あっ、バカばあさんだ!」とか「アホがうつる!」などとからかって遊んでいた。おばあさんはバカにされていることを理解していて、いつも怒ると家からほうきや長い棒を持ち出して振り回してきた。

今にして思えば、なんて酷いことをしたんだと振り返ることができるが、当時はそれが面白おかしく、単純に遊びの延長だった。認知機能に支障をきたした本人からすれば、わけのわからないガキどもにからかわれることが恐怖でしかなく、身を守るために必死で抵抗していたのかもしれない。そう思うと大変申し訳なかったなと思う。


10年位前、機内で認知症を題材にした映画を観た。今でこそこの手のテーマを扱う映画も増えたが、当時はまだ珍しかったと思う。主演は渡辺謙で50代のサラリーマンが突然認知症になり、徐々に記憶を失っていく過程が描かれていた。とてもリアルで当時40代の私ですら、ちょっと恐怖感を覚えた記憶がある。

これまでの自分であることがわからなくなることを、今はどんなに想像力を働かせても、それがどういうことなのかぼんやりとしかわからない。症状の初期の段階で、その時、どんな不安や絶望感を覚えるのか、それがどれほど大きいものなのか想像しても今ひとつわからない。

わからないからより恐怖に感じるのかもしれないけれど…。
もしかしたら、余命宣告より辛いのかと思ったり。

どんな告知でも開き直って受け入れられるような年の取り方ができれば良いなと思う…。

コメント

始まってない…

2023-02-15 16:27:39 | 時事(国内)
あっという間に2月も月中だ。時が過ぎるのは本当に早いな。
ちょっと暖かくなったと思ったら、再び寒波のせいで寒いし、春が恋しい。

大手旅行会社の「海外旅行始まる…」というタイトルでのテレビCMも始まったが、まだまだ私の周囲でも旅立つ人は少ない。感覚的にはまったく始まっていない。もっとも行く人は行っているんだろうけれど、今の日本状況は完全に一方通行状態なんだとか。海外からは観光客が日本に押し寄せ、日本人は円安や航空券代の高騰、海外の物価高などの理由で日本で籠っている。経済的にゆとりのある年配者もコロナが心配でなんとなく以前のようには出掛けない。およそ3年に及んだ引きこもり生活の根っこは、引き抜くのにまだまだ時間がかかりそうだ。

そんな中、ようやく旅友夫婦が台湾へ旅立った。台湾を一周するという。こうやって友人知人、ちょっとした知り合いなどが、どんどん出掛けてくれると、それに触発されて皆、重い腰を上げて出掛け行くようになるんじゃないのかなと思ったりもする。
となると、いざ行こうと思ったとき、パスポートが期限切れ、なんてこともあるかもしれない。切れてなくても有効期限間近ということもあるような気もする。

そんなパスポートの電子申請が4月から始まるようだ。必要なものを揃えてスマホで電子申請すれば、パスポートセンターには現物を受け取りに1度行けば済むようになる。ただし新規や期限切れしている場合は、窓口へ行かねばならない。あくまでも期限内での更新ということらしい。支払いは受け取り時に窓口で、一部の地域ではクレカでの支払いもできるようになるんだとか。

デジタル化でどんどん便利にはなるのはとても良いこと。

日本帰国時ワクチンの有無、こういうのの撤廃も早くしてほしい。

春休み、どこかへ行きたいな…。


コメント

粛清

2023-02-12 10:19:37 | 時事(国内)
党首を選ぶ党内選挙を提案したヒラ議員をクビにした共産党の話。

志位さんへの記者会見での言い回しや屁理屈の答弁がいかにも共産圏のそれという感じで、この人は骨の髄まで真っ赤なんだと思った。突っ込みどころが満載にもかかわらず、都合が悪くなると党の規約に反するという理由だけで逃げ切る。無表情でほとんど感情をあらわにしない冷徹な話し方には、あまり人間的な温かさを感じない。末端の党員の活動とは真逆で、こういう人が党首なので共産党はいつまでたっても人気が出ないし理解されないのではないかと思う。

当初は若手の党員がこういう状況を見限り、党内改革を訴えるという話なのかと思ったがちょっと違った。

クビになったヒラ議員は共産党が掲げる非武装と中立路線が野党共闘を妨げる原因だとして、せめて核抜きの専守防衛論を主張した。これに対して既定路線の絶対支持者である志位氏はこれを拡大解釈し反党行為だとしてクビにした。つまりこのヒラ議員は多少妥協したとしても野党共闘して勢力拡大して支持者を増やしたいということで、改革論者というレッテルをはらされたようなものだ。良く考えれば単純に政策論の違いだけなのに、それが自分を地位を脅かす行為に使がると判断されたと思われる。

共産主義社会の政治は、例えそれが良いことだと思って提案しても、権力者の意に添わなければ、あらゆる汚名を着せられて粛清される。すべて発言や行いは自動的に権力闘争に繋がってしまうのが共産政治の一番怖いところだ。こういう所で生きていくには、基本的に長いものには巻かれろ、しかない。自分の意見を押し殺し、権力者には無条件で従う。正義感とか正論とか理想、そんなものは自殺行為でしかない。

志位氏は学生時代に前共産党書記長の宮本氏の長男の家庭教師だった。ある時、東大の学生が「党勢を立て直す」という理由で長く党首の座にあった宮本氏の辞任を要求した。その当時、青年学生対策委員長だった志位氏は、その学生を分派活動を理由に除名し共産党から追放した。この功績により彼はその後、出世街道を歩んで共産党のトップになった。

何かを変えたければ、偉くなるしかない。

それはすべての社会で言えることかもしれないが、特に共産社会の政治の世界では、時の権力者に気に入られて、後ろ盾を持たないと始まらない。

こんな社会で生きていくのも、本当に大変そうだ。

これからも、理想に燃える末端議員の苦労は続くんだろうな…。

コメント

不寛容…

2023-02-10 11:38:01 | 時事(国内)
確定申告、終わる。

自営業者にとっては、これでようやく2022年度が終わる感覚かもしれない。今年は消費税の納税額が随分下がったなと感じた。今年度の消費税は2020年度分の課税額に対して納めることになる。2020年といえばコロナ禍が始まった最初の年で、仕事自体が大きく制限された年だ。もうそんなに経つんだなと、あらためて時間の経過を実感。

回転ずしのお騒がせ高校生、自業自得とはいえ学校を自主退学、しかも書類送検の可能性まであるんだとか。もう社会的制裁は十分受けていると思う。後は相応の賠償金を払ってお終いで良いと思うんだけれど…。被害総額といっても、一時どーンと下がった株価に対して170億円の損害なんて言われていたけれど、下がれば当然それを見込んで買い増し、そして値上がりに転じるということで、実際は損害どころか株価は値上がりした。しかも有名人らがこぞって訪れ、それをSNSにあげるという宣伝効果だけでも、相当の費用対効果もあったはず。該当店舗は連日繁盛してるようだし、全部、結果論だけれど…。

今は何かあると、皆がよってたかって叩く風潮になってしまっている。匿名で安全なところから石を投げ、ストレスを発散?しているように思う。銀行口座ではなくて、ネットの投稿にこそマイナンバーとの紐づけが必要なのでは。確実に身元が特定されることで、ある程度おかしな批判は抑制されるはず。

以前、日本経済低迷の原因のひとつに、日本人の性格の悪さが遠因としてあげられるという研究結果を大阪大学が指摘していた。日本人は他人の足を引っ張ることを、事業の成功より優先してしまう。自分が評価されないなら他人も、ということらしい。まじめで正直で勤勉という表向きの評価の裏で、実は嫉妬深く、人の不幸は蜜の味を好む傾向にある。つまり性格が悪いということなんだとか…。

もっと寛容に、寛大にならないといけないのかな…。

昔の日本人の気質がどんどん失われている?

ダメだな、最近の日本人…。

コメント

解体…

2023-02-07 08:46:21 | 時事(国内)
スペースジェット、開発断念。

YS11以来の国産ジェット旅客機ということで、日本の技術なら欧米と肩を並べるモノが作れるのではという淡い期待もあった。自前で旅客機を製造し世界に販売してということがいかに難しいことなのか、何かの記事で読んだことがあるが、日本なら頑張ればクリアできるだろうと漠然と思っていた。

けれどその後、相次ぐ開発延期に次ぐ延期が発表され、終いには凍結。

これは多分、ダメなんだろうなと思ってはいたが大変残念。落ちぶれていく日本の背中を押してしまった感と、それが日本が得意とするモノづくりの分野にまで及んでいるのかと思うと重ねて残念。ここは何としてでも作ってほしかった。例え国内の航空会社でしか売れなくても、なんとか商業飛行までこぎつけて次に繋げてほしかった。

米国での認可が下りなければ海外での飛行ができない。このことが最も問題だとか、EUや米国との共同開発なら、もう少しスムーズに型式証明が取得ができたとか、いろんな問題はあるんだろうけれど、最も足りなかったのは、もしかすると熱意ではなかったのか?

想像でしかないけれど…。

2015年の初飛行の日、小牧空港から飛び立った試作機が名古屋港方面に飛んでいくのを自宅のバルコニーから眺めていた。その日は晴れた日で、今でも写真が残っている。

機体は解体されるという。

本当に残念。
コメント