ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

確定申告

2010-02-28 17:56:47 | つぶやき
先日、やっと確定申告が終わった。これが終わってようやく1年が終了した
と思うのは自営業者だからだろうか?

そんな確定申告だが、全く何度やってもまだまだ知らないことばかりである。
先日は、ご両親の確定申告をしている友人から医療控除について、少しばかり
新たな情報を得た。最も、それは誰もが知っていなければいけないものでは
ないが、それでも最近は何でも知らないと損をする時代である。より多くの
情報は大変ありがたいものである。

とりあえず、知っていて損はしない程度の医療費控除について参考までに
記して見た。

まず、医療控除とは、家族合計して1年間に10万円を超える医療費がかかった
場合、確定申告をすることで税金を(還付)してもらう制度である。ここで
言う医療費は病院で治療を受けた分、薬を購入した分のみならず、通院の為
にかかった交通費も全て含まれる。薬もドラッグストアで買った風邪薬や
トローチなども、含まれるのでレシートはとっておくに限る。
それから見落としがちだが、歯の治療も入るので、これも忘れずに申告したい。

また、医療費はまとめられるのである。基本的に同じ世帯に住んでいる家族は
医療費をまとめることができる。また、一緒に住んでなくても、就学のために
一人暮らししている扶養家族がいる場合も一緒にできるそうだ。

そして、医療費控除申告に必要なものは以下の通りである。
確定申告書
源泉徴収票(会社勤めの方は会社でもらえる)
医療費控除の内訳書
(医療費のレシート、領収書、交通費などのメモ)
印鑑(シャチハタは不可)
申告者の口座番号(還付金を受け取るため、本人名義の口座が必要である)

昨年は、入院してしまったなどの家族がいる場合は、特に忘れずに申告
したいところである。




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人生の頂点

2010-02-26 15:46:20 | 時事(海外)
このところテレビを付ければ、女子フィギアの話題ばかりでいい加減
うんざりであったが、本日、ようやく結果が出た。ということは、明日もか…?

素人目から見ても、やはりキムヨナの演技は凄かった。浅田真央の3回転
ジャンプがいかに難易度が高いものであろうと、フィギアスケートという
ものが、技術面も含めて演じるとか見せるという、総合的なところで判断
されるとすれば、例え今回、浅田真央が4回転ジャンプを決めたとしても、
現時点ではキムヨナの方が圧倒していたのではないだろうか…。

以前、キムヨナの昨年の年収が7億だとか報じられていた。同い年でも浅田
真央よりも随分しっかりしているようにも思える。これはあくまでも予測だ
が、念願の金メダルを獲得してしまった以上、もはや彼女には4年後に再び
金を目指すことよりも、プロとしてまたはタレントとしての道を、早々にも
選択するのではないかと思えてならない。

人生の成功をあまりにも若くして達成してしまうと、その後の人生におい
て、それ以上の目標を見出すことが出来ず、その後は苦悩する人生を歩ん
でしまうしてしまうことが多いと聞く。もちろん人にもよるし、柔道の谷
亮子選手のように何度も同じ目標に向かって努力し、達成していく凄い
人もいるが、おそらく、プライドの高そうなキムヨナの場合、最も華やか
な時に惜しまれて引退、を考えていても不思議ではないし、大金も転がり
込んでいるので、このままマンションでも建て、将来的に賃貸業でもして
のんべんたらりと生活していこうなどと、堕落したことを考えているかも
しれないのだ。

金メダルを取り、今は達成感と充実感と人生最高の幸せを掴んだかに見え
るキムヨナだが、次の目標を見出すことは結構大変なことに違いない。
しかし、今後の人生においてこの金メダルひとつにしがみ付くような人生
だけは送ってほしくはないものである。

そして今回、惜しくも銀であった浅田真央には自然に4年後の目標が設定
されたのである。今はどんなに悔しくても後々を考えれば、これは彼女に
とって、自らを成長させる良い時間だったと思えるに違いない。

19歳、今が人生の頂点ではいけないのである。

ちなみに、私の人生の頂点は一体、いつなのだろう?
今か?それとも10年前か?はたまた10年後か?いずれにしても、彼女らと
比べると鼻くそ程度であることは間違いないが…。












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スミスさん

2010-02-25 16:37:17 | 時事(海外)
「恥を知れ、強欲トヨタ!」

と言い放ったのは、この度のトヨタの一件を巡る米国の公聴会で、
被害を訴えたスミスさんである。彼女は、保有していたレクサス
ES350を2006年に運転中、車が勝手に加速して時速160
キロに達する恐怖の体験をしたと涙ながらに証言した。

そして当のレクサスは、この恐怖体験の後に、別人に売却されて
いる。

しかし、その後、スミスさんからこのレクサスを購入した現在の
所有者に確認したところ、購入後は何のトラブルも起こしていない
ことが、とある米国の新聞社が確認している。

最も、その後、何もなかったからと言って事件自体が虚言だとは
限らないが、「強欲トヨタ!」などと余計なひと言を言い放つと
ころが、余計に裏に何かあるような気がしてしまう。
そしてトヨタの何が一体、強欲なのか、も理解不能である。

ある意味、米国、民主党の政治ショーと化した公聴会に大きな意味が
あるとは思えないが、しばらくは国民の目をこの問題に向けさせ、
北米からのトヨタ離れを加速させることに、一役買ったのは確かで
あろう。

しかし、所詮、ユーザーの目は誤魔化せないものである。
良いものは、良いのだ。トヨタの品質は今回の件を含めてもまだ全く
地に落ちていない。

アメリカ人も解かっている人はわかっているのだから…













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無国籍

2010-02-24 17:58:42 | スポーツ
ノーミスで終えた浅田真央だが、惜しくも2位であった。判定に疑問の
声もあるようだが、それはそれとして引き続きがんばっていただきたい。

またこの五輪では、国籍をロシアに変更してバンクーバー五輪に出場した
フィギュアスケート・ペアの川口選手が注目された。 成績は残念ながら
4位で、メダルにあと一歩届かなかったようであるが…。

スポーツの分野では、国際大会に出場するために国籍を変更することは
別段、珍しくない。実際、日本に帰化したブラジル出身のサッカー選手は
少なくないし、日本国籍を取得して年寄株を手にした元外国人力士もいる。

しかし、川口選手のように日本から外国への帰化となると、どうだろうか?。
日本は、経済的に豊かだし個人の自由もそれなりに認められている。例え、
不況下にあっても、世界の中では、まだ随分恵まれた国である。
その国を捨ててまで、新興国の人間となり、競技を続けたというケースは、
ちょっと記憶にないのではないだろうか?

自分の力を信じ、鍛錬を続け高みに上るためには、国籍などどうでもいい…。
もしかすると川口選手は、こんな風に考えたのかもしれない。

こういうのを思考的なグローバル化と言うのかどうかは知らないが、
もし、メダルを獲得し表彰台の上に上がった時、掲げられる国旗を見て
どう思うのか、ちょっと聞いてみたい気もする…。


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カサブランカ

2010-02-22 23:40:04 | 映画
「昨夜はどこにいたの?」
「そんな昔のことは、覚えていない…」
「今夜会える?」
「そんな先のことは、わからない…」

認知症患者との会話ではない。

往年の名作「カサブランカ」の有名なワンシーンの台詞である。
舞台は第2次大戦中のフランス領モロッコ。カサブランカのとある
酒場に、今は人妻となったイルザが突然現れる。酒場の主人リック
とは、かつてパリで恋人同士であった。

イルザ役のイングリット・バーグマンの美しさも然ることながら、
リック役のハンフリー・ボガードがまた良かった。

昨日、午後から突然発熱し昨夜は12時間ほど眠ってしまったのだが、
どうやらその時、夢の中でこの映画「カサブランカ」を見ていたのだけ
ははっきりと覚えているのだ。
先日、タイのホテルで深夜この映画を見たからだろうか…?

朝になって持ち直したものの、本日は終日、病み上がり状態であった。

明日には直さねば…

それでは、おやすみなさい。





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姜尚中(カンサンジュン)

2010-02-21 14:02:10 | 
タイ在住8年となる知人と食事中に本の話しになった。
突然、彼が「何か本持ってますか?良かったら交換しませんか?」と言う
ことで、交換した本がこれである。

姜尚中著(カンサンジュン)「在日」である。

彼の本職は東京大学の教授であるが、近年テレビのコメンテーターとしても
度々登場している。常に冷静沈着でボソボソと物事を的確に話す姿が印象的
である。内容は自伝であり、在日として生まれた苦悩や差別、両親への想い
などが綴られていた。

彼はいわゆる在日2世にあたる。幼い頃は貧しく、母親は文盲であった。その
ような環境とコンプレックスが彼を勉学に向かわせ、今の地位を築いたと言え
る。近年こそ韓流ブームもあり、韓国人に対するイメージは以前と比べると
格段に変わったが、彼がまだ青年だった頃は日本人による差別意識も酷く
存在した。しかし、彼はある時から日本名を捨て、本名である姜尚中で生きて
いく決意をする…。

おそらく多くの在日の方々が、少なからず彼と同じような苦悩を抱えて育った
に違いない。やや重たい内容だが、何となく引き込まれ、気がつくと深夜の
帰国便の中で最後まで一気に読んでしまっていた。

たまには、人と本を交換するのも良いかもしれない…。












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タイの床屋さん

2010-02-20 16:50:29 | つぶやき
先日のタイ滞在中、ちょうど髪が伸びていたこともあり、散髪屋へ行くこと
にした。

まず、おしゃれなところは柄ではないのでパス。大きな店も個人的に嫌いだ。
そんなことを踏まえてバイクで探すことおよそ15分、ちょうどおばちゃん一人
がやっている手ごろな店を見つけた。客もいないしちょうど良い。

「カット、いくらですか?」と聞くと。「80バーツ」およそ240円とのこと。

価格は手ごろである。何となくにこにこ顔のおばちゃんに手招きされるまま、
椅子に座ってしまった。しかし、店の中を良く見ると外見の小奇麗さとは裏腹
に結構汚いではないか。暇そうにテレビを見ていたくせに床には前の人の髪の
毛がたくさん残っている。いや床だけではなく、棚などの至るところが髪の毛
だらけである。

しかし、座ってしまった以上仕方ないので、意を結して「全体に少しだけ切って
ください、後ろは3センチくらいで…」と英語で伝えると、「オーケー、オーケー」
とにこにこ顔で返事をしてくれた。

おばちゃんはすぐに切り始めたが、しばらくすると奥から一冊の雑誌を持って
きたのである。そしてそれを近くの台の上に置き、何やらそれを見ながら切り
出したのだ。最初は何かを読みながら切っているのかと思い特に気にしなかっ
たのだが、しばらく観察していると、どうも何かを見ながら切っているような
のだ。

「ちょっと見せて」と言うと、ニコニコしながら差し出したその古い雑誌には、
80年代の若き日のジャッキーチェンが微笑んでいた。

「…、…」

大変ショックであった。まさか私をジャッキーカットにするつもりだったとは…。
しかし、なぜこの時代に、よりによってジャッキーチェンなのか?もっと気の
利いた参考モデルは居なかったのか…。

その後、すぐにジャッキーを拒否したのは言うまでもないが、終わってみると
おせいじにも、上手とは言えない髪形に仕上がっていた。

恐るべしタイ人である。

そしてやはり、店の清潔感と腕の良さは比例するものだと実感した次第である。



















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帰国致しました。

2010-02-19 17:23:27 | つぶやき
本日、帰国致しました。

ちょうど旧暦のお正月と重なったが、特にこれといって支障もなくいつも
通りであった。唯一、と言えば宿泊先のホテルの前で、旧正月を祝う特設
ステージが設けられ、夜の9時から深夜1時まで、地元のバンドが巨大ボリ
ュームで生演奏を繰り広げてくれた。運悪く宿泊した部屋が通りに面して
いた為、テレビの音も聞こえず、当然のことながら睡眠も出来ず、怒りの
やり場に困ってしまった次第であった。

それにしても、行きも帰りも飛行機は見事に満席であった。これはあくま
でも推測だが、このところの日タイ線の異常なまでの混雑の原因はタイ人
の日本往来が飛躍的に伸びたからではないか…と感じた。現地の日系新聞
にもタイ人の日本滞在のビザ申請が増えすぎて、大使館のビザ申請業務が
パンクし、業務を民間企業にに委託するとの記事が掲載されていた。
また、帰国便もタイ人の割合が以前とは比べものにならないくらい多かっ
たのだ。

しかし、好景気の中国行きならいざ知らず、落ち目の日本に一体何しに来
るのか?、という気もするのだが…。

現在、乾期で観光シーズン真っ只中のタイだが、欧米人ばかりで日本人の
姿はあまり見かけなかった。おそらく、いるところにはいるとは思うのだ
が、近年個人で渡航する人が減っている、というデーターが示す通りなの
かもしれない。

しばらく、暑い国にいたせいか、あらためて日本の寒さが身にしみるほど
である。良く四季のある日本は、その季節折々の成す良さがあり一見、う
らやましがられたりもするが、いざ暑い国から寒い日本に帰って来ると、
年中作物が実る暑い国の豊かさが、あたためてスーパーに並ぶ野菜や
果物の価格を見て、身にしみた次第である。

年中、暑いっていうのも、まんざら悪くないなー。










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行ってきます…

2010-02-11 20:17:13 | つぶやき
明日、2月12日(金)より2月19日(金)までタイへ出張致します。

この間のお問い合わせへのご返信は、19日(金)以降になります
のでご了承下さいませ。

本来なら一週間前には出発しているはずだが、連日満席でなかなか
発てず、明日となってしまった次第である。14日は旧暦でいう正月
である。華僑の方々らには13日が大みそかにあたる。
祝祭日ではないものの、交通渋滞や混雑も予想されるので、何だか
煩わしい気もするが致し方ない。

予想通りことが進めば良いのだが…


まぁ、そんなことでとりあえず、行ってきまーす。

また、帰国後にお越しください。










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おかまの坊主

2010-02-10 17:36:18 | 時事(海外)
以前、タイで初めてオカマのお坊さんを見かけた。

買い物をしていたスーパーで、何だか奇抜なメガネをかけたお坊さんたち
だなと良く見てみると、会話の声が甲高く、すぐにピンときた。

男性は仏門に入って一人前とされるのがタイの文化だが、オカマの人たちは
どう捉えているのか疑問に思っていた。彼らを見るに、それほど厳密なもの
ではないのだろうか…?芳香剤を手に取って、おそらく「この香りは良いね
…」などと話し合いながら、選んでいる様子であった。

仏教国タイには約26万人の僧侶がいると言われている。僧侶社会は圧倒
的な男性社会だが第3の性もいることを前回、初めて知った次第である。
タイでのオカマの社会進出は、それはもう、凄いとしか言いようがない。
坊主もそうだが、教師や医者などの社会的地位の高い職業からサービス業
などは言わずもがなで、それはもういたるところで大活躍である。

日本のその手の方々からすると、本当にうらやましいに違いない。
もし私が第3の性であったなら、間違いなくあちらへ引越していただろう。

これなどはまさにタイ社会の寛容さを示す1つの例えだが、だからと
いって我々日本人が当地に住んだ場合、本当に住みやすいのか、どうか
はまた疑問である。まず、周囲のタイ人が寛容なのだから、こちらも周囲
に対して寛容にならなければいけない、と思うのだ。

しかし、長年の日本暮らしで染み付いた習性はなかなか抜けるものでは
ない。それでも理不尽なタイ人相手に、ある程度は寛容にならざる得ない
のだ。おそらく、これには我慢や忍耐が必要だろう。

寛容な社会と言っても、要するに一長一短である。

それでも今の日本よりは良いか…?




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