ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

世襲の話

2023-06-28 20:13:49 | 時事(国内)
歌舞伎役者さん、逮捕…。

最近は歌舞伎役者さんもドラマなどに出る人もいて、顔を見ればわかる人もいるが、歌舞伎など全く観たことがないので、ほぼほぼ知らない。この人は半沢にも出ていたし、知ってはいたけれど、屋号などはさっぱり。伝統芸能としての歴史や価値は否定しないけれど、外から入ってくる人との待遇の格差を見ると、現代に残る既得権益の一つでもあり、好きな人には申し訳ないが、先入観だけで嫌いだ。もっとも世襲は歌舞伎だけでなくいろんな世界にあり、その歴史に惹かれる人もいる。それはわかる。

歌舞伎が昔から今のような世襲だったわけでないと知ったのはごくごく最近だ。なんでも名跡は引き継がれてきたが、必ずしも実子血縁ばかりではなかったらしい。戦前は才能ある子を養子にしたり、庶子に継がせたりすることも多かったようで、今のように実子だけに継がせるようになったのは完全に戦後のことなんだとか。というのは、戦前は全国各地至る所に劇場があり、歌舞伎のすそ野が広くなり手も多かったらしい。ところが戦後は一転して劇場が限られるようになると、役者の数も減り、なり手も減ってしまった。そんなところから世襲が始まったようだ。

また歌舞伎は幼少からの教育と体得が必要で、仮にその子が天才でも18歳から始めたのでは6歳から始めた凡才を追い抜くことはできない世界なんだとか。それを聞くと世襲も納得してしまいそうになるが、それでもやっぱり芸能の世界は人気や集客力が一番重要で、だとすれば外から引き入れる窓口を大きくしておくことも大事なのではないかと勝手に思っている。

最も悪しき世襲は政治の世界で、基本的に外からの人材が参入すべき世界なので、世襲が批判されるのは当然だ。それでもこれだけ2世議員がはびこる日本は世襲に寛容なのかも。
皇室と重なるところもあるし、長い歴史の中で王様を殺して革命を起こした経験のない国というところでも、やっぱり世襲が肯定されやすいのかなと…。

なんだか逮捕とまったく関係ない話になってしまった。


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曲者、インドビザ

2023-06-26 16:31:44 | つぶやき
来月行くインドのビザを取ろうと、ネット申請にトライ。

調べてみるとeビザなる完全にネットのみで済ますのと、申請書をネットで作成し、パスポートと一緒に郵送で申請するツーリストビザというのがあった。違いはeビザはビザの控えを持って空港到着後にパスポートにビザシールを貼ってもらうというもの。ただし場合によっては空港でちょっと時間がかかったりするんだとか。郵送申請はパスポートにビザシールが貼られて返送されてくる。ここはすぐに空港から出たいので郵送申請にしてみた。費用はほぼほぼ一緒。ちなみに現在はアライバルビザもあり、到着空港でも取れるようだ。本来これが一番楽なのだが、時間によっては職員がいないとか人数制限もあるとか、なんだか良くわからない。不確実要素満載なのでこれは却下。

申請書の記入はēビザも郵送申請もほぼ同じ。けれどこれが超曲者だった。無駄に記入項目が多すぎる。しかも入力して保存、次のページに進むと、前ページの記入が消えている事案が多発。4回も5回も遭遇。これは絶対、サイトの不具合。こちらは3人分申請しなければならず、こんなんではやってられない。ネットでググると一度、保存して自ら出て、もう一度ID番号を入れて駒を進めていくのがベストと書いてあった。これを知るまでに、すでに2時間、無断にしている。両親の情報や以前取ったインドビザの詳細だとか、今さら要らないだろうという項目も多く、まったく効率度外視で、まさに悠久のインド?…。しかもこのインドビザ、不備があると容赦なく返却され、しかも一度収めた料金は徴収される。1か所の記入ミスで返却され、再度申請、再び支払い、という人もいて、そういう気の毒な人の事例もネットに載っていた。

添付する写真も5cmX5cmという大きなサイズ、背景は白限定だとか、完全にインドスタンダード。ようやく終わったのは4時間後。郵送申請には航空券のEチケットと昔取ったビザコピーも要る。申請料と返送料込みで1人2250円。これを郵便局から現金書留で送る。こんな面倒なビザ、久しぶりだ。大使館に行かなくて済むのはありがたいが、ロシア以上に面倒なビザだった。

ロシア情勢、あわや民兵組織とロシア軍の内戦か…という感じだったが、何事もなく元さやへ。

願わくば、民兵さんらと国軍が結託してクーデター、プーチンとその取り巻きの失脚。で戦争終結、ウクライナに領土返還。その後親欧米、反中政権発足。中国ちょっと孤立、現状維持が精一杯となる。そして穀物、エネルギー価格安定、プラス世界情勢安定で円高傾向へ。1ドル110円程度に戻る。

あくまでも希望的、願望です。

この民兵組織の親分さん、いずれプーチンに暗殺されるのだろうか?


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バットタイミング

2023-06-24 10:34:27 | 時事(海外)
タイタニックへの潜水艇、やっぱりダメだった。

「爆縮」っていう言葉を初めて聞いた。中身の入った缶ジュースを持って海に潜ると、ちょうど水深18メートルのところで、一気にベコッと潰れるんだとか。そういう原理でこの潜水艇が破壊してしまったのだとすると、中にいた人らは苦しむ間もなく一瞬にして亡くなったと思われ、それはせめてもの救いかもしれない。それでも父親に促されて乗った19歳の息子さんは気の毒だったけれど…。

たしかに冒険には危険はつきものだし、それが深海や宇宙へならなお更のこと。亡くなる覚悟もある程度必要かもしれないが、こういう観光客的な立場で参加した人にとっては、所詮お客さんなわけで、そいうところは国家規模で行われる訓練された宇宙飛行士などが亡くなるのとは全く違う。いかに未知なる冒険的要素が強くても、表向き観光で行くのであれば、相応の安全の担保は必要だし、そういう意味では契約書があろうなかろうと、この会社に責任はあるんだろうなと思う。

昔、Uボートという映画があって、それをちょっと思い出した。潜水艦が深海で故障か事故に合い、その恐怖が描かれていた映画だった。最後は助かったと思うが、ネジとかボトルが吹っ飛んだりして、あわや…という、今見てもゾクゾクする映画だろうと記憶している。

で、今日地上波で「タイタニック」をやるとか…。

凄いタイミングだ。

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144トランジット

2023-06-21 14:09:27 | つぶやき
中国から仕入れ商品到着。

想像していた生地とは違っていて、写真での判別の限界を今さらながらに思い知らされる。固い、柔らかい、張りがある、しなやか、そういうワードで質問しても、こちらの感覚と完全に共有できるはずなどなく、向こうにしても商売である以上、こちらが求めていそうな回答をしてくるのは当然といえば当然だ。それをわかったうえで、頼むわけだけれど、たまに大きく外してしまうこともある。今回がまさにそう。大きく落胆。

それにしてもいつになったら中国はノービザ解禁するんだろう。ビザさえあれば行けるわけだから、観光ビザを取って行こうかと思ったりもする。現在、中国ビザは大変混雑しており、何か月待ちだとか言われていて、すぐにというわけにはいかない。しかもビザ代は8500円もするし…。

ちょっと調べてみると北京や上海、広州などの大都市に限って、144トランジット規定というのがあって、これを使えばビザなし入国が可能というのがわかった。144というのは144時間のことで、指定都市に限るが6日以内の滞在ならトランジット扱いとなり、ビザなし入国が認められるというもの。つまるところ、例えば名古屋-広州-台北とか、名古屋ー広州ー香港という航空券を購入する。航空券は通しで買おうが1区間づつ片道で買おうが構わない。とにかく6日以内に出国する航空券を見せれば良い。往復という買い方ではダメで、一筆書きのようなルートを作るのが条件になる。あとはホテルの予約確認書が要るだけ。これならビザを取る必要はなくトランジット扱いで入国が可能になるというもの。ただしパスポートに張られるトランジットビザには北京とか上海、広州限定と書かれ、それ以外の都市には滞在できないことになっている。域外に出れば、ホテルに宿泊する際にばれることになる。これまではノービザ制度があったから、日本人はこんな扱いで入国する必要はなかったので、完全に日陰の存在だったが、今でこそちょっと重宝しそうだ。

チャックインの時に航空会社にこのことを説明し、到着したらイミグレーションで再びトランジットであることを伝え、出国チケットとホテルの予約確認書を見せれば良いと規定には書いてある。気になるのは出国先の国から日本への帰国便が同日になっている場合、厳密にいえばトランジットとは言えない。最終目的地は出発国以外でないといけないわけである。つまり日本ー広州ー台北ー日本と一筆書きにチケット用意して、広州に5日間滞在する。その後台北に出国し、そのまま同日乗り継ぎで日本へ戻るチケット場合、トランジットの要件は満たさないことになる。仮に台北ー日本は別切りの片道航空券であっても、「台北ー日本の航空券を見せろ!」と言われたら、入れてもらえないことも考えられる。この場合、台北で何日間か滞在する日程でチケット用意する必要がある。それか日付を変更できるチケットを買うかだ。しかしこうなるとコスパが悪く、あまり現実的ではなくなる。悩むところだ。

旅の友人夫婦がボルネオに旅立った。
商材探しを兼ねての旅でのようで、間違っても水上集落やオラウータンなどは見ない2人だ。なんとなくエアコンのない良い感じの地元の食堂で、ご飯を食べている姿が目に浮かぶ。クチンやコタキナバル、サンダカン、東マレーシアは発展する東南アジアから見ると、ちょっと置いてけぼり感があって良かった。最後に行ったのは8年くらい前だったけれど、ひと昔前の東南アジアが残っていた。今はどうなんだろう?

いつか東マレーシア側から陸路でインドネシア側(カリマンタン)へ渡るとか、サンダカンからフィリピンのミンダナオ行きの船に乗って出国してみたい…。

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奇跡

2023-06-20 22:55:52 | 時事(海外)
5人が乗ったタイタニック号探索ツアー。

カナダ東部の島から出発して8日間の日程で、お値段1人3500万円。行先は740キロ先の水深3800メートルあたりに沈没してるタイタニック号。そこへ向かう潜水艦が出発して2時間弱で行方不明になったらしい。船内の酸素は4日間分ということで、まだ生存している可能性は充分ある。けれど出発して2時間足らずと言う事は、まだその海域に到着していないでだろうし、機体のトラブルなら潮流に流されている事も考えられる。水深もどの辺りにいるのか、もっと深い所に落ちている可能性もあるし、まずは場所の特定が急がれる。もしも自力での浮上が出来なくなっているとしたら、引き上げるのは容易ではないだろう。

映画の中でも沈没しているタイタニック号の一部リアルな映像が出てきたが、あれを窓越しに直に見れるなんてたしかに夢がある。潜水艦に乗って行くだけだから、宇宙に行くよりも体力的には楽な感じもするし、見れるものなら見てみたいなと思う。けれど今回のように深海へ行くにしても、どちらにしても相応のリスクがあるんだなとあらためて思い知らされたような気がする。今現在、中に閉じ込めれている人の恐怖心はいかばかりだろう?

奇跡を願うしかない。

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何かの骨?

2023-06-18 14:54:32 | つぶやき
広末の旦那さんである、キャンドルさんが会見した。

今や不倫は完全にタブーになってしまった。いつからこうなったんだろう?別に法に触れるわけでもないし、単にモラルの問題のはず。本来なら社会的制裁を受けることなんてないのに、芸能人だけでなく公人であれば、今や仕事を失う重大事になってしまった。

社会学者の上野千鶴子は、「不倫しない人はなぜしないのか。結婚して性的な身体の自由を手放すなんて恐ろしい…」と不倫を肯定するような発言をしている。さらに「人の気持ちは変わっていくもの。自身が変わる場合もあれば、相手の気持ちが離れていくこともある。それはもう、どうしようもないこと。嫉妬したって気持ちは戻らない。」と、まあ当たり前のことに続いて「人と人との間に契約だの権利だの所有だのという関係が入るから、ややこしくなるのだと…」現在の婚姻のシステムそのものに疑問を呈している。そして「恋愛体質の人は結婚したって恋愛する」のだと。

婚外恋愛をしているから夫婦関係が良くなったと言う人もいるようだ。それは恋愛と結婚は別という感覚を男女問わず持つようになってきているからということもあるのかもしれない。家庭は家庭として円満に温存し、自分の中の男とか女の部分は外で発散させる。それで家庭が安泰ならそれで良いのではないかということである。

考え方は人それぞれ。言えるのは、今の婚姻のシステムに当てはめれば、NGということだけだ。

そして気になったのは、キャンドルさんの巨大なピアス?
あれは何でできてるんだろう?何かの骨?それともキャンドル?
寝るときは取り外して寝るのか?

キャンドルからミシュランへ、

彼女には、まだまだその先があるような気がする。



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AIにもらう

2023-06-14 20:43:59 | 時事(国内)
電子渡航認証が世界中で浸透してきている。

今のところ一部の国でしか採用されていないが、今後ノービザ入国の対象国では、このシステムがスタンダードになるかもしれない。2000年代に入ってアメリカが導入したESTAが始まりだったと思う。その後オーストラリアが採用しカナダの導入も知られている。経済力では没落傾向にある日本だが、ビザ無し入国できる国ナンバーワンとして最強パスポートの座を長年維持しているのが、我が日本のパスポート。そんな最強パスポートでも、少々事情が変わりつつある。

2024年から遂にこの電子渡航証がEUや英国でも導入されることになった。日本国籍の場合は2024年から取得が必要になるらしい。建前としてノービザはノービザなんだろうけれど、このシステムがあることで渡航前にやるべきことが発生するのは面倒ではあるし、これが簡易ビザと見なすこともできる。また取得を忘れると飛行機の搭乗を拒否されることもあるので要注意だ。ノービザで入国イコール電子渡航認証、EUと英国が採用したことで、今後アジアでも採用する国が出てくるかも。まずは日本がノービザ対象国に対して始めそうな気もするし…。

入国カードの撤廃など、出入国の手間暇は簡素化傾向にあると思っていたけれど、国家が特定の人物の行動を把握したい傾向は強まりつつある。そのせいもあって、入国前にしっかりチェックは今後ますます広がりそうだ。

日本の税収が3年連続で過去最高だという。
コロナ禍で企業の収益も悪化したはずなのに、税収だけは伸びている。経済は不思議だ。体感とは随分異なる。税収が上がっているのは、物価高に掛かる消費税の増収が一番の理由だ。けれど減税どころか、さらに増税へ向かう。

AIの進歩で税の使い道の可視化とかできそうな気がする。人間ができないのなら財政の黒字化のヒントなど、AIにもらえばいい。

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朗報

2023-06-13 17:41:57 | つぶやき
今日はインボイス制度の講習会だった。

行くと1時間間違えていて、終了10分前だった。受付の人から、「一応、これでも出席したことになりますから…」と言われ、いろいろ資料だけもらって帰ってきた。未だ良くわからないところがあり、今日解決できるかなと思っていたのに、まぁ仕方ない。すでに課税業者になっている小売り業の者には、大きな影響はないはずだが、輸入分の仕入れに関してのところでちょっと聞きたいことがあった。また今度と聞こうと思っているうちに、あっという間に年末になっていそうな気もする。

その後、今年度分の労働保険料を計算してもらいに労働基準監督署へ。これもネットでできるようになれば良いのに、未だそういう整備がまったくできていないことのひとつだ。毎年わずかだが書式が変わったりするし、基準の計算式も間違えると納付額が変わってしまう。だから出向くことになるのだけれど、その後は金融機関に出向いての支払いが待っている。ひと手間どころかふた手間かかる。このアナログ的なところも、e-taxと同じように簡単に入力できるように作り直して、せっかくマイナンバーがあるんだから、ここにも紐づけしてカードで払えるようにできれば多くの人が助かるのにと思う。

とにかく将来的には、なにもかもわざわざ出向かなくて良いようにしてほしい。そして選挙も…。

帰宅してメールを見ると、1年ぶりにアエロフロートからうれしいメールが来ていた。

長々と書かれた英文には、要するに「7月末以降、順次返金します…」と書かれていた。コロナが始まった3年前の当初は、まずバウチャーで返しますという話で、それが嫌なら2年後、つまり2022年7月末まで待てということだった、で、22年になるとウクライナと戦争の影響か現金返金は未定になり、アエロフロートの東京支店に電話すると、日本人スタッフは電話に出なくなった。変わって対応しだしたのは片言の日本語を話すロシア人と思われる男性だ。こ奴がまた曲者で「バウチャーなら2割増しにするとか、現金では返せない、返せてもルーブルになるかもしれない…」などと適当なことばかり言う奴だった。結局、この最後の電話で半ば諦めた。10万円以上あるので悔しいけれど、そもそも返す気がない相手にいくら返せと言っても時間の無駄だ。少なくとも戦争が終わりロシアへの制裁も解かれて、アエロフロートが日本に飛び始めてからでないと無理だろうなと思っていた。それが急に現金で返金するという。

何があったんだろう…。

とはいえ、現金返金はありがたい。いや実際、返金されるまで、まだ信用できないけれど…。

それにしても大谷が絶好調だ。
見ていて本当に気持ち良い。

この時代にメジャーリーグのトップ選手の一人が日本人なんて未だに信じがたいが、サッカーでは、今後10年先でもまだ難しいだろうな…。

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ジャングル生還と北センチネル島

2023-06-12 22:01:28 | 時事(海外)
アマゾンのジャングルにセスナが墜落、で子供4人で40日を生き延びた話…。

なんだか小説のような話で最初はリアリティーがなかった。けれど同乗していた母親が4日間生きていて、子供らに生きるためにここを離れることを指示して…などという話が次々出てくると、感動の実話として、後々映画化とかされるのではないかと思えたりする。さらにその後、この家族は先住民だったこと、ジャングルで生きる術を知っていたこともわかった。でも最後まで疑問だったのが、なぜ先住民がセスナに乗って移動していたのかというところ。もしかすると人身売買、または誘拐か、などと穿った見方をしてしまっていた。ところがこの母親が先住民を代表する指導者だったということで腑に落ちた。

そこで下世話だが、先住民にもヒエラルキーがあり、指導者的立場の人らはセスナで移動できたりするんだなということも新たに知った。さらにもう一つ言えば、先住民の指導者らは一般の先住民よりはるかに文明的な暮らしをしているだろとうことは想像できる。それはセスナに乗って移動できるということからしても、それなりのお金を持っていることが伺い知れる。もしかすると電気、ガス、水道などのインフラ設備の整った家で暮らしているのではないかとさえ思える。それでも、たとえそんな暮らしをしていても、その子供たちはジャングルで生きる術を知っていたということろが、また凄いところで、一体、彼らはどういう暮らしをしていたのかと、その背景が知りたくなる。

先住民といっても、限りなく私たちと同じような文明的な生活を営んでいる先住民もいれば、インドのアンダマン諸島、北センチネル島の先住民のように外界とは一切かかわりを持たず、未だ原始的な生活をしている部族もいる。一概に先住民をひとくくりにできるものではないけれど、13歳以下の子供らだけで40日間、ジャングルで生き延びられるということは、過去に実体験として経験していなければ到底できないはずだから、彼らは今でもジャングル内で生活しているのかもしれない。

21世紀の今、世界でも本当の未開の場所などは限りなくごくわずかな地域になってしまった。今残っている場所も文明人である私たちと接触してしまえば、病気などであっという間に絶滅してしまう。もっと早くに理解があれば、世界にはもっと非文明的な多様な先住民が残っていたんだろと思うと残念極まりない。

とはいえポルトガルやスペインが世界に先駆けて出かけて行った大航海時代、彼らの好奇心や冒険心は限りなく満足できるものだっただろうと思う。半面、やって来られた先住民はたまったものではなかっただろうけれど…。

今やドローンという便利なものがある。

接触しなくても、それでちょっとだけでも覗かせてもらえないだろうかと思ったり。
矢で撃ち落とされるのかな、やっぱり。

北センチネル島の部族の暮らし、見てみたいなー。


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3億円…

2023-06-10 20:21:31 | つぶやき
パソコンが直ったと思ったら、友人がもう一度やらないといけないことがあるといって、再び持って行ってしまい、そして今日ようやく戻ってきた。そして思ったのが、なければないで別に良いかもということ。基本、仕事で使うわけではないからなければないでなんとかなる。最近は経理ソフトもスマホ使用のもあるし、全てのメールもスマホで見れる。パソコンがないと無意味にパソコンに向かう時間が無くなり思いのほか時間的な余裕ができる。

スマホだと文字が小さく目が疲れ長時間使用には向かないから、自然とほかのことをするようになる。いつかはこういうものを全部やめられる日が来たら、それはそれで気分が良いだろうなと想像する。そうはいっても国を挙げてデジタル化は進んでいく方向にあり、すでにスマホのない人は人にあらず…のような時代に入ってしまいなければないで困るはずだ。これは今後さらに進むだろうから、いずれ持たないなんて思っていても時代がそれを許さないだろう。いやそれ以前に不自由過ぎて捨てられないかも。まぁスマホはともかく、パソコンはなくても大丈夫。もう少し歳を重ねたら考えようと思う。

先日上岡龍太郎が亡くなった。あの人は58歳で引退していたんだなとあらためて知った。もっと歳だと思っていた。20年以上前、大橋巨泉がセミリタイヤなどと言い出して、一部のゆとりのある人らの間には、老後の人生を楽しむための新しいモデルプランみたいな捉え方をされていた時があった。上岡龍太郎がそういう流れで引退したわけではないんだろうけれど、結局、著名人の間では定着することはなかったように思う。けれど一般の人の間で決して大金持ちではなくても、継続して一定の収入を得られる人の中に、若くして社会の一線から離れてひっそりと暮らしている人が一定数いるというところに繋がったのは良かったなと思う。生き方の多様性だ。

上岡龍太郎の引退が58歳と聞いて、あと5年じゃんと思った次第だが、私の場合、5年後に間違っても引退などできるわけがなく、一般庶民は元気なら死ぬまで働くんだよ、と妻に言われ、まぁその通りだなと納得する。50代半ばにもなると、なんとなくだが体力や気力の衰えを少なからず感じるようになるんだなと、このところ実感している。40代とはあき
らかに違う。私の場合、3億円くらいあったら、本当に今すぐ引退するだろうと思う。で、たとえ引退してもグダグダせず健康的に生活していける自信もある。

けれど肝心な3億円がない。

やっぱり文句言わず働くしかない。

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