hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
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新緑の青倉神社  2015.04.27

2015年04月29日 16時03分06秒 | 神社・寺院


   所在地   青倉神社    兵庫県朝来市多々良木

 播但線青倉駅前の国道312号沿いの大鳥居が気に成り、伊由市場の交差点を曲がり県道526号に入って道なりに進み、約3kmほど走ると川上地区にある青倉神社の案内版が見えますので左折します。

 昔はふもとの川上地区から約4kmを徒歩で行く必要があったが、現在は川上地区、多々良木地区、生野町黒川地区の各方面から神社のすぐ近くまで車で行くことができます。青倉神社まで勾配の急な道幅の狭い自動車道を上がって行くと神社下の駐車場に着きます。

 神社のある青倉山(標高811m)は、兵庫県朝来市旧朝来町、生野町、山東町にまたがっている。朝来群山県立自然公園の中核をなしています。その中腹の標高550mに青倉神社があり、眼の神さん「あおくらさん」と親しまれています。

 木々が茂る森の中に二階建ての社殿があります。神仏習合の影響で神社は江戸末期まで、善隆寺(朝来市納座)の奥の院。今も本地仏が境内に祭られ、毎年四月二十五日の大祭は、豊作や無病息災などを願い、もちまきをする風習が残っています。

 拝殿でお参りして、ちょっと覗いて見ると御神体の下側だけで両サイドに階段があるので、履物を脱いで階段を上がり天井の扉を手前に引くと上には神殿がありお参りです。窓から眺めると新緑の綺麗な景色が一望できます。

 青倉山上に建つ岩藏信仰の神社で、目の神様として知られる。昔、この地を訪れた役行者(えんのぎょうじゃ)の目にウドの葉の小さい棘が刺さったので、岩の隙間から流れ出る水で目を洗って眼の痛み画治ったといわれる。この行者が山を下りて村人達にこの水のことを「神水」と名付け、神水のそばにそそりたつ大岩を「ご神体」と定めました。

 青倉神社は、目の神様として知られており、眼病に効く霊水が石段を登った所と社殿の右側に流れ出ていました。 巨岩を御神体としており、社殿は巨岩と支えあうように建っています。

 青倉神社本殿裏にあるご神体の巨石神像です。

 青倉神社の背後にある青倉山山腹の巨岩の奥から湧き出る霊泉は、御神水として眼病に効果があると言われ、目の神様として但馬はもとより県外からも広く信仰されています。
次回をお楽しみに では またね


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