まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

増えることは嬉しい?

2022-01-29 | 暮らし
暮れに膨らんでいたオーガスタの5枚目の葉が開きかけてきた。
太陽の光が足らないようで、薄いレースのような葉だ。
過去最高の枚数になった。
おまけに一番高い葉は天井にくっついた。

あまりたくさん葉をつけると弱るかなあと思って4枚くらいで葉を剪定していたのだが、せっかく頑張っているので、記録更新をしてみようと思った。

何でも増えることは嬉しい。
花がたくさん咲く、家族が増える、友達が増える、知識が増える、お金が増える・・これを読んでいる皆さんは何が増えると嬉しいでしょうか。

かといって、何でもプラスがいいわけではない。

増えて欲しくない物も多い。
年が重なるのは仕方ないとして、体重が増え脂肪が増える、しわが増える?
何よりも今は感染者が増えることが心配だ。
おまけに、日々記録更新して、日本中まっかっかになるのが怖い。


旅の楽しみ 鎌倉文学館

2022-01-25 | 山歩き
旅の楽しみは、行く前と、行っている最中と、帰ってからの楽しみと3回あるという。
しかし、その楽しみも、日が過ぎていくにつれぼんやりと霞んで、遠い夢だったように薄れていく。

ところが、TVの思いがけないシーンから鮮明にあの日が戻るということがある。
バックトゥザフューチャーな感じ。

「日本人のおなまえ」という番組で、日本語に対して突っ込む厚切りジェイソンが、
「食パン!!なんで食がつくのか?ほとんどのパンは食べるだろ!!」という。
菓子パンと主食のパンを区別したことで、食パンという名がついたのだという。
130年前、日本で初めて食パンを作ったという打木彦太郎さんの子孫が説明していた。
1888年に開業したという、その場所は、横浜でわたし達がランチをした店から見えた古めかしいパン屋だった。
TV画面に映った時、ひとりで「おーー!!」と、声を発した。
わたしが、「消極的なパン屋かな・・」と、冗談を言ったのは撤回である。

横浜駅前のおしゃれな店の中で、老舗パン屋が毅然として建っていたのだった。全くもって、積極的なパン屋だったのだ。



さて、月曜9時、いわゆる「げつく」のドラマ。
ご存じ菅田将暉主演の「ミステリーと言う勿れ」で、バスジャック犯犬堂が乗客を自分の家に閉じ込めるシーンがあった。
室内は別として、外で犬堂と久能(菅田将暉)が話しているシーン。
あわわ・・。鎌倉文学館。



犬堂が階段を上り振り向く瞬間、
「犬堂さん、それ君んちじゃないよ。鎌倉文学館だよ。前田のお殿様の別荘だよ。」と、教えてあげたかった。
もちろんドラマの中のこと。言うに及ばず。
しかし、雰囲気があるので使われるのだろう。
わたし達が行った頃に撮ったのだろうか?もっと後だろうか?
着ている服から見ると最近なのか。
そんなことを思いつつ、録画を何回か巻き戻して観た。
これを観て、あ~と、思った方は多いに違いない。





オミクロン㈱

2022-01-22 | 暮らし
どうなるんだろうね。
無症状とはいえ、この小さな加賀市にも保育園でクラスター。
孫たちの行っている中学校でも感染者。
爆発的に増えてしまった。

ニュースを観ていたら「オミクロン㈱・・・」と、字幕が出た。
笑うのはひんしゅくかと思えたが、株式会社かい?という突っ込みを入れたくなった。その後は、普通に「オミクロン株・・」と、直っていた。

どこかの会社で製造しているんかい?と、この爆発的に増えたことに、そういう想像が一瞬よぎってしまった。
日本中まっ赤っかだね。
こうなると、身近に感染者が出てもおかしくないくらいの状況。
はぁ(*´Д`)

小銭が大変

2022-01-17 | 暮らし
今日から、ゆうちょでも小銭の扱いに手数料がかかるようになった。
下手に小銭貯金をして入金すると手数料がかかり、損をしてしまうのだ。

実は、ずっと前、お祭りのくじ引きで娘が貯金箱を当てた。
大きなスヌーピーなので、500円貯金をしたらいくらになるかとやってみた。
13万円貯まった。そのお金で車検が出来た。
そして、いつの間にか500円を貯金する癖がついて、貯まるとは銀行預金に入金していたが、これも結構恥ずかしいのである。

それでも、なんとなく500円をチャリンと。
今回は、途中だが数えたら8万円あった。
しかし、ここへきて世の流れとして止める時が来た。
スヌーピーは貯金箱ではなく、お払い箱となった。



キャッシュレスの時代で、小銭を持ち歩かなくてもよくなったのである。
でも、子供たちが好きな「ガチャガチャ」は、100円玉がたくさんいるのだ。
世の流れに抵抗せず、折り合いをつけていきながら、チャリンなんて貯金をせず暮らして行こう。
どこからか「ばさっ!!」と、帯の付いた塊がもらえれば、何の悩みもなくなるだろうか。

スポーツくじ12億円の当選者が現れていないという。
気になるところだが、大金を手にしても幸せになれないという話もある。
仕事をし、わずかな年金を生活費に充て
「今日も元気だご飯がうまい!」が、一番かも。






フルーツ盛

2022-01-15 | 料理
正月に娘達家族が揃ってにぎやかに新年を迎えた。
座敷から茶の間へ移動し、2次会に替わるとき、全員で後片付けをしてくれて、そこで改めてワインパーティが始まる。
おせち料理は努力の割に喜ばれない。
ワインのお供の、ハムやチーズを娘がふるまってくれている時、わたしはmomoとnanaとフルーツ盛を作る。
これも恒例になってきた。
わたしが切って、孫娘達が思い思いの盛り付けをしてくれる。
イチゴにホイップを絞るのも交代で楽しむ。
リンゴのタワーを作る。
リンゴは輪切りにすると、種をくりぬく必要がない。



1年生のnanaが、お運びすると、ワインで酔った大人たちが「うわ~」と、歓声をあげる。

後日、kouとkenのカレーライスのお供に再度フルーツ盛。
今年は、もっと上手にフルーツが切れるように勉強したい。
実は関市の果物ナイフを購入した。
これがよく切れるのである。






雪国

2022-01-13 | 暮らし
またまた低気圧がやってきた。
外はしんしんと雪が降っている。
川端康成の『雪国』の書き出しを思い出した。
「国境の長いトンネルを抜けると、雪国であった。夜の底が白くなった。」
有名な書き出しである。
夜の底が白くなったというところが、まさしく今日のような夜だと思う。
雪の降る夜は、音がない。

そして、この雪国を、気象の観点から語ると、
「上越国境の山脈は北東から南西に連なり、北西の季節風を直角に遮断することによって、日本海上を吹き渡ってきた季節風の持ってきた水分を、国境山地の風上側に落とされることにより、トンネルを抜けるとドカ雪となって、天気の境界がはっきりと分かれるのである」

こう書かれたら、その後芸者の駒子と、主人公である島村がほのかに惹かれ合う物語は生まれないだろう。

さて、先日、気圧の単位のことが気になって、気象の本を見たら、平成4年より、ミリバールがヘクトパスカルに切り替わったが、数値は同じで1mb=1hpaで換算されるので、確かに困らないのである。
私達は、大気の圧力すなわち気圧をかけられながら生きている。
その上、人々は仕事のプレッシャーや、家庭の事情という圧力迄背負っている。人はなんと辛抱強く、健気であることか。
おまけに、やらなくてもいいスポーツをして、上達しないことに悩みながら続けることに意義を見出そうとしている。
TVのCMではないが、この星の人間とは何と不思議な生き物だろう。







弓が重い?!!

2022-01-04 | 弓道
「先生、もっと重い弓にしてもいいですか?」
道場に来ている中学生が言った。
弓は強い、弱いというのですよと教えるが、彼らにとってキロと呼ばれるものは重さなのである。

弓力(きゅうりょく)は、バネばかりを使って測る。
並弓では85センチ、伸び弓、4寸伸びでは、90センチの長さを引っ張った時の力を㎏単位で「20キロの弓」「10キロの弓」という。
昔は弓の分厚さで「六部の弓」(約1.8センチ)、「七部の弓」(約2.1センチ)、「寸弓」(約3センチ)などと表現した。

ところが、現在は張力の単位は、Nなどで表す。
わかりやすく言うと、質量はkgだが、力や重量はkgfやNで表す。
なので、今の子供たちにとっては、kgは重さなのである。

ちょい待ちよ。昭和の頃、中高生であって、その関係の仕事に着いていないとその辺の情報は全く抜け落ちている。
昭和でもニュートンといえば、リンゴが落ちて「万有引力の法則」を、発見したおっちゃんだということは知っているが、単位となったのはうすうす気づいていたが、何の不自由もなく過ごしてきた。
そういえば、うすうす気づいていた仲間に、Pa(パスカル)もあるな。
天気予報で「ヘクトパスカル」と、言っているのでそれと分かるが、気圧のイメージがわかない。
ミリバールの時から分からないのだから、それがHPaになっても困らないのである。

国際的に統一するために、変わったことは納得だ。
長さや重さに、尺や貫もあった。
昭和な頃、ジャイアント馬場の「16文キックだ!!」と、言っていた靴のサイズ。
文数も㎝に変わったし、当然と言えば当然かもしれない。
それらが変わっても、生活に支障がないのである。

しかし、お金の単位が国際的にならないことを願うばかりだ。
いや、国内でもお金の単位も変遷している。
両とか、分とか、銭とか。
1円の単位がなくなって、百円を1チャリンと呼ぶようになって・・預金額が急に減ったり増えたり、頭の中がチャリンチャリン、考えただけでも混乱しそうだ。

寅年

2022-01-01 | 暮らし
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。



今年は寅年。木目込み人形を飾る。
殿の年だが、主はいない。
愛嬌のある寅である。妹が心を込めて作ってくれたものである。
12年に一度しか飾られない貴重なものである。

3年日記が一冊詰まって、また新しい3年日記を書き始めることとなった。
殿の分まで生きることはできない。
私はわたしの人生しか生きられない。
家族の為、仲間の為に何かの役に立てる仕事が出来ることがいいなあと思う。
それは結局自分が生きていく糧のような気がする。

カンザキイオリの「命に嫌われている」と、いう歌が強烈だなと思った。
まふまふが歌っている。女性かと思うような高い声だが力強い。
「うっせいわ」にしても、今の若い人たちは刺激が強い世の中にいて、悲鳴を上げているのではないかと思えてしまう。
ただ、桜坂の歌の中に「リンチパーティ」という言葉に驚いた。
人それぞれの感じ方だから仕方がないけれど、歌詞は人に伝わった時に、悲しみや喜びを共感できると沁みてくると思う。
言葉は一歩間違えると、不快感をもって人に突き刺さる。
だからと言って、落ち込んでいる人に「人生は楽しいよ、明るい明日が待っている」と、言われてもつらさからは抜け出せない。
だからこそ、大切に選ばなくてはならないのかもしれない。
特に歌は何回も公にさらされる。
笑顔溢れ、心和む歌が出てきますように。