毎年6月になると、低い血圧がさらに下がって、朝の目覚めがつらい。
遮光カーテンを全部閉めると、朝になっても暗いと寝過ごすかと思い、少しだけ開けてある隙間から差し込む朝日に負ける。
5時になると、枕に直撃する光。
まだまだ眠いのでカーテンを閉めようにも、頭がぐらぐらして、目が回るので、しばらくベッドでごろごろする。
時々、朝起きた時に、どうして一人なのだろうと急に思ってしまうことがある。
思っても仕方がないのだ。
今日も元気で目覚めたら感謝なのだが、調子が悪いと、ひとりだなあと思ってしまう。
蒸し暑くて、何もしないのに汗が出るというのが嫌だ。
草をむしっていて立ち上がると、地球は回っていると感じる。
何とか暑さに慣れるよう、しずしずと働くことにしよう。
世の中が大変な時なので、自分の身体は自分で大切にしなくてはならない。
香港では言論の自由を奪われ、市民が辛い思いをしているというのに、自由な日本にいて、つまらないことをぐだぐだい言う自分は軟弱だと感じるが。
すべては、うっとおしい湿度の高い天気のせいにしてしまう。
皆さんごきげんよう。