まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

そり遊び

2012-01-31 | 暮らし

休日、孫を連れて実家の畑で、そり遊びをした。

雪が降ると楽しくて、外へ出たくてしょうがない様子の孫。ひ孫の顔を見ると、がぜん若くなる母。

母が、そりのコース整備を手伝ってくれた。いつも、静かで優しい母がたくましく雪を運んでいる。あまり無理をすると持病の腰痛が出るのではないか心配。父は、外のにぎわいにつられて出てきて、やたらに「竹のほうへ行くと危ない。柿木にぶつかるといかん。水溜りのほうにいくと危ない」と、心配な様子。 

母は、父に対して「ほんとに年をとると、臆病になって心配ばっかりするんやわ。」と、若者発言。

「小さいとき、雪が降ったら、もう楽しくて外で雪遊びばっかりしたわ。竹を打ちつけたそりを作って。」と、鳥越村の山奥で育った母はいう。何を隠そう、わたしはその母の実家で生まれた。その後、父がいる東京へ出たのだから、そのギャップはすごい。

話はそれたが、確かに父は口は元気だが、体が動かなくなった分、臆病になってきたようだ。まあ、細心の注意をはらうにこしたことはない。親のいない間に怪我をさせては大変だ。たぶん、父が一番恐れていたのは、わたしがそばについているということなのだ。いつも、何かしでかすので、はらはらしていたのだろう。

雪が降ると楽しくて仕方がない。こんな雪の日に家の中にこもっていられないと子供でなくても思う。


ばね指

2012-01-27 | 暮らし

中指と親指が痛くなり、腱鞘炎と思っていたが、診断の結果「ばね指」で、手術ということになった。

優しく、すてきな女医さんだった。先生の説明の後、切ります切りますと、つい二つ返事。

わたしは、仕事のし過ぎで使いすぎからくると思っていたが、説明書を見ていたら、「更年期の女性に起きやすい」だと。また、実家の母が45才くらいにやはりばね指の手術をしている。体質的なこともあるらしい。

手術と言っても、30分程度で終わり、入院の必要もないとのこと。但し、水仕事が困難になるので、診察の後、だんなに報告だけしておいた。

 家へ帰って、早速、術後の家事を任せようと目論んでいたら、彼はネットで調べたものをプリントアウトして待ち構えていた。「・・早く傷も治り、水仕事などもすぐにできるようになります」やって・・と、先手を打たれた。

 


恐ろしき再会

2012-01-23 | 弓道

唐子さんのところへ人形をとりにいく予定の日、みんくちゃんが名古屋からみえると言うので朝からそわそわ。

そんな折、娘達は昼ごはん時にやってきたので、総勢8名の食事を作った。冷蔵庫の卵を全部使い果たして、親子丼とありあわせの物ですませて片付け終えるともう1時になっていた。

尼御前まで高速バスでくるというので、少しでも早く会いたいので「迎えにいくーー」と、メールしてがんがん走って早めに着いた。インターの中へ入って、高速バスの到着するバス停まで歩いていく。

互いにん十年会っていないので、変貌ぶりが気にかかる。吉永小百合を探すようにメールすると「松嶋奈々子」を探せと言う。ひとつ下の後輩なのに、吉永さんと年が違いすぎではないか。

ちょうど到着してバスの扉が開いた。久しぶりにときめいた。まさしく松嶋奈々子だ。最近目は悪くなってはいるが。とにかく劇的な登場。吉永小百合と松嶋奈々子は、きゃーーと抱き合ってしまった。その後、互いに長い時間を埋めるべく弾丸トークして、もっとふたりでゆっくり話したいという思いから、車をちんたらちんたら走らせた。

途中、ケーキを買おうと思ったのに興奮して唐子さんの工房へ直行。つい話し込んで、みなさんの久々の再会の邪魔をしてしまった。しかし、楽しかった。

お土産ありがとう。味噌煮込みうどん、だしがきいててめちゃ美味しかった。3人前と言っていたのに、年寄り4人で食べきれないほどの量だった。満足満足。


扇の的

2012-01-19 | 弓道

弓道人でなくとも、屋島の合戦の那須与一宗高の扇の的を射る話は知っていると思う。

舟の舳先につけられた扇を、敵見方の前で、波と風に揺れながら射るときの心持は、ただ祈るのみであったのではないか。一心に「八幡大菩薩」を念じ、自身の迷いをふっきり、より大いなる力に全身全霊をかける。

結果、要を射て、箙「沖には平家は舷をたたいて感じたり、陸には源氏箙をたたいてどよめきり」

距離は推定80メートルほどとのこと。緊張感は高まり、個人のプライドではなく源氏の名を担いでのこと。まぐれ中たりを待つわけにはいかない。

わたしたちは、28m先の扇を余興として射る。高校生に負けじとわぁわぁ引いて要よりやや上に中たる。

中たった瞬間的がぱあっと開いたの面白かった。

昔の人のすごいのは、命がけで事を成すのだから、かないっこない。

 


難しいこと

2012-01-18 | 暮らし

何が一番難しいかと言えば、人の気持ちをおもんばかる事と、人の痛みを分かること。

よかれと思ってしたことが、駄目だった場合は、失敗として自身の経験の実になるが、他人の気持ちを分かろうとすることは難しい。一番いけないのは、他人の気持ちを無視して、自分の思うようにしようとすること。それは、相手も分かるのである。どんなに褒めて持ち上げても、魂胆は見えていると言うわけ。

会社で給料もらっている場合は、上からの命令に従うのは給料のうち。ストレートにして欲しいことを告げれば、嫌でも従う。しかし、趣味や遊びの中での人間関係は、そうはいかない。そうはいかないから、気持ちのよい人間関係が出来る人と友達になる。

こじれを解決するには、話し合いが一番よいのだが、それとて、正しいのは何だろうとなる。

人の痛みも、分かろうとするが、やっぱり痛くないので、自分がそうなるまで分からないのだ。

だんなが、つらそうに咳をしていて、わき腹が内出血していた。くしゃみでろっ骨にひびが入った人もいるが、内出血でお腹がまっかっかなのは始めて見た。「いたそー」と言いながら、痛くないので悪いが薄っぺらな感想だ。

そういえば、実家の父は痛いときは、「いてて、いてて・・・」と、騒がしかった。痛さを言葉で表現するのでやかまし度が多いときは、とても痛いのだそうだ。しかし、騒いでいる間は元気だ。

黙り込んだら気をつけろ。で、ある。

 

 

 


落ち込む

2012-01-16 | 暮らし

先週からの仕事がなかなかはけない上に、金曜は新年会の幹事で、すべての仕事を放り出して、職場のみんなに喜んでもらうがために、一目散に料亭へ行き打ち合わせ。おかげで、職場のみなさんは、終わり時間を名残惜しんでもらえた。が、翌日と翌々日の弓道の講習会では、自身の技量は今更問わないが、せっかくの豚汁と、とり野菜味噌には時間の余裕もなく、打ち合わせも不十分で反省しかり。

前にしたときは、自分が受講しなかったのと弁当を頼んであったので、大丈夫だったが、今回前日の受講の後、夜に買出しに行き、仕込みをしたが、後はほったらかしで、作ってくれた方に本当に迷惑をかけてしまった。また、弁当の量が少なくて若い人には足らないのではないかと思えた。いくら頼まれても、安請け合いはしてはならないと反省した。鍋も大きかったので、カセットコンロでは無理がある。

まあ、終わってしまったので仕方がないし、その後、休憩のケーキにはちょいと和めたので勘弁してもらおう。

それにしても、鍋の反省より、射や体配の反省をしなければ。


ろくろ体験 完成品

2012-01-12 | 暮らし

前にろくろ体験をした茶碗が焼きあがったので、〇田君が弓道場へ持ってきてくれた。

何色かの中から、私たちは鉄赤というのを選んだ。どんな出来ばえか楽しみにしていた。

思いのほか良い出来ばえ。作家が作ったと思えるような作品?殆ど、○田君の手ほどきのおかげだ。

ちなみに、盃はマリオ作、わたしは水差し。

完成品が若干小さくなることを予測して作るようにとアドバイスを受けたおかげで、大きさも手の中にちょうど包まれるような感じで嬉しい。

しかし、その雰囲気を伝えられるような写真が撮れない。フラッシュを焚くと色が跳ね返り、そのままだと暗くなる。やはり、太陽の下で撮るべきか。


SAMURAI SPIRIT

2012-01-11 | 弓道

1月3日は、撮りだめしてあった「SAMURAI SPIRIT」(再放送)を、一挙に観た。

極真空手のニコラス・ぺタスが、ナビゲーターで、日本の武道を紹介する番組だ。前に弓道だけ観たが、今回は合気道、古武道、居合道、剣道、柔道、琉球空手、相撲と、全部観てしまった。観出したら止まらないのだ。

参考書を買って勉強した気になった学生時代のように、それらを観たら武道の何たるかが見えた気がするが、それはほんの一部分だと言うことに気づいた。しかし、どれも素晴らしく、ため息がでた。

真剣を使った居合い抜きでは、目標は「刀を抜かないこと」

合気道や凄い破壊力を持つ琉球空手も強いからこそ「争わないこと」

その技を使わないことであるのに、鍛え続けるという。

柔道は「美しい一本勝ち」

と、なると弓道は「中てないこと」となる。

よい射は中たるのであって、中てるのではない。

そこに美しさがある。見た目の美貌ではない。と、・・・


初射会

2012-01-10 | 弓道

今年もこの日がやってきた。昼食は持ち寄り。

大聖寺高校の生徒(18名参加)も交え、楽しく終えることができた。

わたしは、相変らずほめられる射ではないが、昼の豚汁は褒められた。そして、再び講習会への採用となる。学生の中で、ぜんざいが苦手と言う子たちには、餅を豚汁に入れて食べてもらった。鍋はからっぽ。

また、今回も写真を撮ってもらったので、協会員は楽しみにしている。思いがけない写真が撮れているので、わくわくする。会長はそれでカレンダーを作って、道場の入り口に掲げてあった。KOMEさんありがとう。

途中、連写のシャッター音が妙に響き、快感だった。通常の大会ではシャッター音やフラッシュは駄目だけれど、このところみんな撮られ慣れたのか、平常心で引くことができる。

会員の出席が少なかったので、賞品がまんべんなくもらえた。弓は当てる物ではないと言いつつ、賞品を持ち帰るのは嬉しい物だ。まだまだ、いやらしい気持ちがある。なので、最後の一矢は、びくがきた。決定的瞬間を撮ったとのこと。ひぇーー、見たくない、いや、怖い物見たさ・・もある。

白扇は、那須与一ばりに要と言うわけにはいかないが、軸に当たって、その瞬間扇が開いた。「那須よい子」でーす。と、言っているあたりは、やはり今年も軽い人間だなあ。


古総湯 再び

2012-01-06 | 暮らし

このような贅沢が世の中にあるかと思えるような時間を過ごした。

主人が新年会で泊りなので、こっそり食後に古総湯へ行くことにした。仕事中、暖房がきかず寒くてしょうがなかったので、夜は温泉だーと、密かに思っていた。以前、広島の中○さんと入って要領は知っているので、今回は文庫本をタオルにはさんで入ることにした。

総湯の駐車場は車でいっぱいだった。地元の人は殆ど総湯へ行くのだろう、古総湯へ8時過ぎに行ったが、誰もいない。中は「写真撮影禁止」洗い場はなくて、脱衣所は湯船の見えるところだ。地元の女性は、髪も体も洗いたいだろうから、湯船につかるだけでは満足しないのかもしれない。

貸切状態で、誰もいなかったら読もうと思って持ってきた本を読む。ちょいと照明は暗い。それは、仕方がない。本を読むためにここへ来るわけではないからだ。途中で止めて、ぼんやりする。これも贅沢なことだ。

汗がでるほどになったので、片隅にある手洗い場の冷たい水で顔を洗って出た。賞味25分くらいだ。ここで、気づいた。少し湯あたりしたかんじ。以前と比べお湯が少し熱かった。

で、2階の休憩所で、用意されているお茶と水を飲んで、また本を読み続け、やんわりと帰った。

出入り1時間。近くに温泉があるというのはしあわせ。


あけおめ その2

2012-01-05 | 暮らし

 

暮れから正月にかけて、大掃除と、お節料理つくりで忙しかったが、なんとか除夜の鐘をつきに行くことができた。実性院と、専称寺へ行った。

毎年恒例の門松も、手際よく出来るようになった。松、竹、南天は実家へ行って、自分達で切り出す。材料費、菰代金340円のみ。今年は、年末に雪が降ったので、売り切れていて、ホームセンターをはしごした。

正月の朝は着物で。吉永小百合と間違えられるといけないので、後ろ向きで。ちなみに、羽織も着物も絞りで暖かい。

今年は、だんなも大島を着る。娘達も着ると言うので、年末に呉服の「華や」さんで、二部式じゅばんを大急ぎで購入。これは便利。後始末が楽だ。もし汚れても、自分で洗える。しかし宴会準備と着付けと、わたしの仕事が増えた。

爺さん90歳も元気で、婆さんも負けじと着物を着だした。我が家の女子は強い。


収穫

2012-01-04 | 暮らし

昨年末の写真。

孫が、畑で掘ってきた。料理するときに、なんとなく具合が悪かった。鶏大根にして食した。

実家で、キウイの収穫をした。母の作った収穫エプロンは重宝で、kouは、喜んでつけて、キウイを採っては、ポケットに入れていた。お正月までには、食べごろになると思う。