まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ブラタモリ 黒部ダム

2017-10-14 | 山歩き

ブラタモリで「黒部の奇跡」と、題して、秘境黒部をやっていた。

前に、NHKスペシャルの「ジオ・ジャパン」のDVDをいただいて、日本列島の成り立ち、山々の誕生を興味深く観た。それに関連する山の話も興味深い。北アルプスの成り立ちを復習する。

いつか殿に連れて行ってもらいたいと言っていたが実現しなかった。殿は旅行会社にいたので、何度か行っていて、わたしが、何かの折に黒部のトロッコ電車にも乗ったことがないなあと言うと、いつか連れて行ってあげると言ってくれた。いつかというのは、だいたい実現しないのだ。いつかお金持ちになりたい。いつか背が高くなりたい。などという、いつかは実現しないいつかである。

今夜は、TVで山を眺めることにしよう。立山連峰と、後立山連峰、黒部峡谷の奇跡的な造形をみる。

アーチ式と重力式ダムの複合にした訳。すばらしい設計。日本人の知恵と努力!!すごい。やっぱり行ってみたい。よしっ!友達を誘って行こう。春か夏がいいのだろうか。

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

チブリ尾根

2017-10-10 | 山歩き

チブリ尾根は長いぞー。と、職場の先輩は言う。実際長いのである。

チブリ尾根避難小屋から、市ノ瀬まで6.6km。南竜ケ馬場から別山に登り市ノ瀬までは13kmとなる。山の13km!?

チブリ尾根避難小屋に12時過ぎに着いて、12時40分に出発した。予定では3時間ほどで市ノ瀬へ下りるのだが、途中の風で前へ進めなくなったので、ロープをつないで13時20分くらいに歩き始めた。ここから3時間はかかるだろうと思う。

そうすると、順調にいっても16時20分くらいになる。下りるのは得意だとばかり、小走り状態でついていった。尾根の水平の道は足を前へ出してさえいれば進む。しかし、山で小走り状態が続くわけがない。落葉のフカフカ道も気持ちいいが、段差を短い脚で下りるたびに疲労が出てくるのが分かる。しんどいと思ったが、ここは踏ん張らないと置いて行かれるとばかり進む。時間はどんどん過ぎていく。

雨に濡れて美しい。しかし、わたしのザックはカバーが飛ばされたので、ずぶ濡れだ。風は木の枝がゆさゆさ揺れることで、まだ吹いているのだと分かる。木に守られて、何とか風に合わずに行けるようになった。

だいぶ下ってきたと思った。ようやく標識があったと思ったら、市ノ瀬まで後4.7kmとあった。別山から4.7km下りてきて、まだ半分下りなくてはならない。ガーーン。まだ半分・・みんなの足が速くなるのが分かるだけに気持ちが焦る。

雨足はひどくないが、寒くなってきた。足が止まった。心拍数がひどく上がってきたので、息を整えたとき、友達がザックを持ってくれたが、寒いのでフリースを出してもらおうと思ったが、すでに荷造りをしながら、先に歩くように言われたので、歩けば温かくなるだろうと安易に考えて歩き出した。しかし、ザックを降ろした背中は寒い。歩いても歩いても身体は寒くなるばかり。ついに、息が上がるのと、寒くて身体がしびれてきたので、完全にやばいと思った。もうすぐ車道が見えてくるというところで、足取りはフラフラだった。

休憩して、フリースを着て、熱いお茶とカロリーメイトを無理矢理ほおばった。お茶を飲むたびに身体に力が湧いてくる気がした。すっかり温まり、再度歩き出す。

ついに、工事用の車道に出た。そこを横断して再度林道に入るのだ。ここまでくれば安心。大幅に時間オーバーして、市ノ瀬の駐車場に着いたときには、16時50分だった。

この後、展望の湯に浸って、ようやく生きた気がした。それでも、頭は興奮状態でぼっーーとしていた。もともとボッーとしてはいるが、地面に足がついていないような感じだった。

仲間に無事に下ろしてもらったことに感謝。感謝。

 

 

コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加

別山 ~ チブリ尾根

2017-10-09 | 山歩き

10月6日。ぐっすり眠ったせいか食欲も出て、脚もピンピン。筋肉痛もなくどこも異常なし。南竜山荘を6時半出発。

南竜ケ馬場から見た白山。庭園のように誰かが石を故意に置いたように美しい。

油坂の頭へ登り、その後、御舎利山を巻いて別山へ登る。目の前の山を見上げ、少し不安ながらもスタート。不安は、別山からチブリ尾根のルートは長いので、何かあったら、にっちもさっちもいかないということだ。ちなみに、にっちもさっちもとは、二進も三進もと書くので、とにかく、足を前へ運んで、ひたすら歩くしかない。

昨日の行程は、登りだったが、下りは得意だから大丈夫とたかをくくっていた。

この流れを越えたら別山の方には水がない。たっぷりの水を仲間が持ってくれて、わたしは身軽に登らせてもらう。頼りっぱなしで、山の地形や行程もちゃんと頭に入っていないという事を反省。登らせてもらう形となって、友達に申し訳なく思う。雨の予想もあるので始めからスパッツを履いていたが、それも着けるときモタモタしていたので、ちゃんと家で練習してくるように注意された。それだけ、危険が伴うという事と、真剣に登らなくては危ないという事だ。そのため、迷惑をかけないように、ひたすらマラソンランナーのように、頑張って頑張って体格の良い人たちについて行く。少しつらいが歯を食いしばって進む。だんだん苦しくなると、心の中で数を数えて登る。1000歩目で水分を補給する。それでも遅れてしまう。

尾根歩きは初めてだ。風で身体が持っていかれそうな時がある。歩くと汗ばむが、止まると一挙に寒くなるので、フリースを着ていたが、レインウエアを着た時点で、フリースを脱いだ。

昨日の禅定道では3人ほどしかすれ違う人がいなかった。今日も朝一に南竜に向かう女性の二人連れが別山から下りて来たのに会っただけ。

岐阜県の標識。登れば下りまた登る。

細い尾根の道が見える。低山登山、安全登山だったのに、今、行かなければ、年々体力がなくなって登れなくなる気がして少し無理な登山かもしれないと思いつつも、何とか行ける気もするという気持ちで来てしまった。昨日も9時間頑張ったのだから大丈夫。

アルプスが観える。しかし、ゆっくり眺めている余裕がない。

尾根の途中の笹のあるところで、ようやくおやつ。寒いので熱いコーヒ―がありがたい。ドーナツを食べる。

少し元気になって別山頂上に到着。万歳!風の為に弱々しい万歳。

観光新道で休んだ時に10円拾った。その10円と、100円を賽銭箱に入れ、無事下山できることをお願いする。

別山から観る白山頂上とお別れし、御舎利山へ向かう。チブリ尾根へ行くには、御舎利山へ登らなくてはならないのである。そこで風が強くて、目にゴミが入った。があ~ん。コンタクトは不便だ。サングラスをしておくべきだった。しばらくうずくまって目を直す。

 御舎利山の頂上。下から見たら誰かが立っているのかと思ったが、木製の何かだった。何か確認する間もなく下る。10時30分。だいたい予定通り。

 下り始めて、ギャー―!!。熊の糞を確認。

改めて標識の距離を見る。南竜ケ馬場から6.5km。別山まで2.8km。残り市ノ瀬まで6.6km。

チブリ避難小屋に到着する頃、天気が崩れ始める。小屋の中で温かいカップ麺とパンと缶詰で昼食を摂り、各自ボトルに熱いお茶を入れた。これが後で役に立ったのである。実はこの時点で食欲がなく、食べるのも遅いし、チョコレートを最後に口に入れて出かける。窓に雨がぴしぴしと当たり、雨が小屋に入り込む。空は薄暗くなってきたので、早めに下らないと暗くなるので心配だ。

紅葉を愛でる暇もない。チブリ小屋を出て少し尾根を歩いていると強風にあおられた。足が進まない。身体はよろけて、足元の丈の低い笹にしがみつくしかなかった。前の友達のザックカバーがめくれた。その時、不吉な予感が。わたしのザックカバーは、シャワーキャップのようにゴムで止めるだけだ。案の定、風に飛ばされて既になくなっていた。

この強風。風速20mほどあるのではないか。実際、風速20mがどんな感じなのかわからないが、普通に立っていられない。前へ進めないどうする。

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

白山禅定道 その2

2017-10-09 | 山歩き

巨木を撮るのを控えると言いつつ、巨木に出会うたびに「おおっ!!」と、シャッターを押してしまう。紅葉と変化に富んだ禅定道は、疲れも知らずトコトコと進んでいくと、木道に出た。

 

慶松平に予定通り到着。禅定道では殆ど人に出会わなかったので、ここで食事を摂っても誰も通らないであろうと、木道に座って待ちに待った昼食。熱い野菜スープが美味しい。

ようやく別当坂分岐で、いよいよ観光新道である。ここを通るのは3回目だが、登るのは初めてである。

仙人窟をくぐる。殿が池避難小屋まで遠い。

ふりかえって、歩いてきた道を見て凄いと思った。

殿が池避難小屋が見える頃からばててきた。なかなか到着しないと思えたのだ。観光新道は水がないので、トイレもひどかった。水のタンクからペットボトルで汲んで流すのだが、その大きなタンクは空だった。トイレットペーパーも必須である。でも、小屋があるのはありがたい。

蛇谷を通り、白山の頂上を間近に見ながら天気に恵まれたことに感謝する。

 

ひたすらみんなについて行く。歩数を数えたり、歩幅でメーター数を数えたりしながら途中で数が分からなくなり、無口になりながら歩く。息が上がってくると足が前へ出なくなる。それでも進む。到着。黒ボコで休憩。つらいと言いながら黒ボコによじ登って写真。

 

16時に到着予定だった南竜山荘に16時50分に到着。みんなが山荘に入ってしまったのに、わたしは、ここの階段で脚が上がらなくて困った。

ザックを置いてすぐ食事。ビールを楽しみにしていたのに、一口しか喉を通らなかった。味噌汁が身体にしみわたる。食事は翌日の為に完食しなくてはならない。その後、6時過ぎにはもう寝てしまった。バタンキューとはこのこと。

山荘の客は10人ほどだった。静かな秋の山荘である。明日が怖い。天気も夕方に崩れるだろうとのこと。無事下りられますように。

 

 

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

白山禅定道 その1

2017-10-08 | 山歩き

10月5日出発。白山禅定道(旧越前禅定道)を行き、南竜山荘で泊まり、翌日は別山からチブリ尾根を下るというルートに挑戦。初めて白山に登頂させてくれた仲間と同行。

しかし、無理のない行程にしたものの、市ノ瀬から出発し、一日9時間歩くことになる。今までの登山で、一日に長く歩いたのは、白山をその日のうちに頂上へ行って室堂に泊った時と、黒ボコまでの、モッコウバラさんとの日帰りでゆっくり9時間歩いたことで、その実績だけで行けるのだろうか心配だった。天気と仲間に助けられ何とかたどり着けることを祈り出かけた。

今までの山行きで、幸いにも筋肉痛になったことがないということは強みではあるが、体力がある筈もなく、上へ行けば心拍数は上がりっぱなしで、しんどいことは予想できた。

食料や飲み物は仲間に持ってもらい、わたしのザックは少しでも軽くという配慮をしてもらった。

さて、6時50分市ノ瀬で登山計画書を提出。

白山遭難の碑にお参りし出発。

禅定道というからには、修行のような登山道なのではないかとドキドキする。真夏にはにぎわっていた白山も、この時期は車は殆どない。まず目指すは、木立の間から見える「六万山(ろくまんざん)」。次に「指尾山(さしおやま)」を経て、慶松平まで4時間かかり、ようやく観光新道へ入る予定だ。

わくわく吊り橋。

いざ行かん。

林道を経て、一旦道路に出て、控えめな道しるべ「白山禅定道」の登山口を見つける。

途中で見つけた塚?山田さん?ちゃうやろ。何ですか?疑問を残したまま通り過ぎる。

 

いつも思うのは、登り始めって足が動かないのに、歩き始めると何となく調子づいてくる。

8時40分「六万山」に到着。そして、下る。当然だが、次の山へ行くには、一旦下るのである。せっかく登ったのに下るのだが、下りながらも白山に近づいて行くのでひたすら歩く。

どこが登山道なのか分からない。岩をよじ登り、すき間を縫っていく。

巨木が多い。巨木に驚いていたら、次々にあるので、これを撮っていたら巨木アルバムが出来そうなので、写真を撮るのを控えた。

木をくぐり、岩をよじ登り

「指尾山」に9時20分に到着。再び下る。

登山道は枯葉が積もってふかふか絨毯のように気持ち良い。巨木、巨岩と変化に富んでいるので楽しい。変化に富んでいるついでに、マムシの日なたぼっこ。刺激を与えないように通り過ぎる。ギャーと思いながらシャッターを押している。

「剃刀窟」(かみそりいわや)がある。泰澄大師が剃髪した場所とのこと。

またまた岩をよじ登り、身体の小さいわたしはそろそろ疲労とお腹が減ってくる時間。なかなか休憩をとらない仲間に必死で着いて行く。

木道にホッとするのもつかの間。

梯子段をよじ登る。きつい・・

おまけに、明日はあの尾根を下るのだと思うと気が遠くなりそう。いや、まだ始まったばかりだ。

次々に現れる梯子段。さて、どうなるのか。

 

 

 

 

 

コメント (8)
この記事をはてなブックマークに追加

蟄虫坯戸(むしかくれてとをふさぐ)

2017-09-28 | 山歩き

今朝、雨風で母を連れて病院へ行く道中は大変だった。父は、家に帰るので車を回せとやたらに強く言う。ついに、寝たきり状態も続いてきたので、辛さがピークになってきたのかもしれない。生きていることが辛いのだと思う。

母は、栗が落ちているから拾って欲しいというので、午後に用事のついでに出かけた。夕方は、孫たちを遠足のお菓子を買いに連れて行ってほしいというのでジャスコへ行く。休みの一日はあっという間に過ぎていく。

さて、急に寒くなってきて虫が土の中に入って入り口をふさぐということをいうのだそうだ。啓蟄の反対である。

昔の人は、この時期を過ぎて蛇などを見かけると「穴惑い」(あなまどい)つまり、穴が分からなくて迷っているのだと思ったそうだ。どちらにしても、山へ行って蛇に出遭う機会が減るという事だ。嬉しい。

 確かに風で落ちている。少しでも揺れたら頭の上に落ちてきそうだ。栗が空を仰いで笑う。

柿の葉が色づく。

栗の木の下にある彼岸花。世の中は選挙で騒がしい。ここは木々が静かに秋を競っている。

 

 

 

 

 

 

コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加

境界線確認

2017-09-21 | 山歩き

またまたソーラの工事のために、実家の境界線を確認してほしいと〇〇土石さんより依頼があり、父の代わりに立ち会うことになった。

K設計の方と、実家の隣のTさんと一緒に立ち会う。父が戦前に開拓した時の道で、両隣のSさんとTさん方との共有の名義である。要するに、その道は3人の共有なので勝手にどうにかできないのだ。両隣とはいえどちらも離れていて、それぞれ広い土地がある。そして、ややこしいことに、Sさんはすべての土地をバブルの時に神戸の会社に売ってしまって、その会社は連絡がつかなくなってしまったそうだ。そして残念なことに跡継ぎが亡くなり、その土地の管理者はいない。わたしたちも、高齢である所有者の代理だ。

長靴を履いてきてくださいと言われた。藪に入るためだ。車で近所の住宅の間の道を入って、突き当りのところで降りて向かう。まず一つ目の杭を見つける。泥の中だ。

ここを下りるんですか?どこですか?アマゾンへ行ったことはないけど、アマゾンみたい。沼が見える。

Tさんの後をついていく。大丈夫ですか?と、K設計の方が先に行って声をかけてくれる。山歩きは大好きですが、こんなドロドロは・・とは言えず、「大丈夫です・・」と、弱々しく答える。

笹につかまって下りると、長靴が沼にめり込む。サバイバルだ。山下りだ。前の人の笹がビヨーーンとはね返って顔に泥がはねてきた。

図面を見ながら確認をする。図面に泥はねがつく。

どぶ川みたい。「まむしがでるかもしれません。」この日は暑かったので、まむしが涼みに来るのだそうだ。

あらら、こんな所に埋もれていましたね。一体いくつあるのだろう。応援団長のハチマキみたい。「一発かましたれーよっ!」小学校の運動会での応援団長の声がよみがえる。練習しすぎて声がかすれて、それでも声を張り上げ、一生懸命の姿に感動し、声変わりして、大人になって、いつかこんな風に土地の境を見るために歩くようになるのだ。どんな夢のない物語か。滑って転びそうになる。

K設計さんは、前もって藪を刈って歩きやすくしてくれてあったようだが、泥沼はどうしようもならない。

ようやく明かりが見えて来た。おおっ!!日本の夜明けだ。がんばれ。よく歩いたものだ。登山をしたような感じだ。

綺麗な芝生の中央公園に出て驚いた。私道が芝生の下になっているそうだ。Tさんに「私たちの断りもなく?」と、冗談をいうと、Tさんも「道幅に立て札を立てて、有料にするか。」と。きっと、親たちはそれなりに市と話をつけてのことだろうが、今となっては真偽が分からない。どちらにしても市に貰ってもらうほうが、ややこしくなくていいのだが。この際、ただでいいから市に管理をお願いしたい。

実家の前は、私道という事で除雪してもらえない。もしアスファルトが割れても自分で補修しなくてはならない。一人暮らしの母が、大雪で急病になったら救急車も入れないとなると困るなあ。なので、この私道をどうにかしないと、そのうち孫やひ孫の代になったら、もっと困るぅ・・となるだろう。

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

下山

2017-08-29 | 山歩き

kenを無事下ろすために「ばぁばがすごくつらいから、お兄ちゃんらが速くても、ゆっくり下りてや。そして、危ないとこを教えてね。」と、言うと「わかった!」と、言って下り始めた。「ばぁば、この石動くし、気をつけて。」「ありがと。」「こっちの岩を持って下りたらいいよ。」「ありがと。上手やね。」ずっと、その調子でしゃべりっぱなしだった。

後ろの人が「優しいお子さんですね。」「はい。孫なんです。」と、言うと「えっ、おかあさんかと思いました。」と、言うので振り向けなかった。と、まあそれは余分な話で、kenは、腰を落として両手をついて、上手に下りてくれたので、褒めるたびに張り切って、わたしを気遣ってくれる。

ようやく、難所を切り抜けて予定通りの時間で歩きながら、雪渓にかかった。登りの時よりもつるつるになっていた。娘たちが蟹のように横向きに少しずつ歩きながら「滑るし気をつけて。」と、言われたがkenが転んだ。あっ!と、思った瞬間、わたしも転び、後ろの人も転んでいた。

帰るのがもったいない。よい景色といい空気。

kenは、「立山、3003mの山へ登ったって友達に言おうっと。」「何県にあるか知っとる?」「うーん。能登県。」と、言うのでお兄ちゃんが「ヒントは北陸三県のひとつや。」と、言う。母親が「余計分からんわ。」と、笑っていた。

チングルマの花が終わった後。(稚児車)

後で調べたら、ゼッケンの人たちは「立山登山マラニック」と、いう催しをしていたのだった。何でも富山湾の海抜0mから、立山雄山山頂3003mを目指すのだそうだ。その人たちに混ざってしまった。

山はゆっくり、景色を観て登りたいものだ。その人たちの要項に、「登山者の邪魔をしないこと。」と、あった。遠慮して道を開けては登っていたわたしたち。孫たちにも「邪魔をしたらいかんよ。」と、言いながら除けるようにしていた。普通に登っていてもよかったのだ。と、言っても普通に遅いわたしなのでお先にどうぞで良いのだけど。

kenに「小さいのによく頑張ったね。えらい。えらい。」と、言うと「ばぁばも、年寄りなのによく頑張ったね。」だと。

翌日、娘は筋肉痛になったらしい。「おかあさんはどうか?」と、言うので、全然大丈夫というと、「年寄りは後で出るのだね。」と・・。山に登り初めて、低山も白山も、筋肉痛も膝痛もないのである。膝が笑うというのもない。きっと、足が太いからだろう。それとも、筋肉痛というのは筋肉が痛いので、わたしには筋肉がなくて、骨に直接脂肪がついているだけだったりして。

 

 

 

 

 

コメント (8)
この記事をはてなブックマークに追加

立山 雄山に立つ

2017-08-29 | 山歩き

しばらく休んでいると落ち着いてきた。横にもはぁはぁ言ってる女性がいて「こっちのほう、やばいですね。」と、言うので「あっちへ行きましょう。」と、促して、そこから這い出した。すると、目と鼻の先に雄山の建物が見える。下りてくる人に「後、どのくらいですか?」と、尋ねると、「もう5分くらいですよ。頑張って。」と、言われた。よっしゃあ!

雄山には人がいっぱい。ゼッケンの人達が記録係のような人たちと喜びあっている脇を抜ける。娘たちはどこ?と、見ると目の前に来てくれて、「電話したんや。おかあさん、もう少しやって言おうとして。」きっと、必死で登っていて気付かなかったのだ。しかし、3000mのとこで、ケータイが通じるという凄さ。

足元に初めて花を見つけた。イワツメクサ。

イワギキョウ 岩のガレガレのところに咲いている。

良かったね。みんな頂上に登れて。娘が祈祷の申し込みをさっさと済ませたので、鳥居をくぐって神社へ登るが結構怖い。ふっと風に吹かれたら落ちそうな所である。

祈祷をしてもらいながら、改めてしみじみ感動した。30年ぶりに登って殿を思う。荷物が重かったのは、もしや背中に貼りついて一緒に登っていたんでは?

2時間半かかってしまった。もたもたしていられない。13時20分に下り始める。2時間で下りてもぎりぎりだ。実はわたしは下りるのは平気で、膝も笑わないし、息も上がらない。下るのだから当然と言えば当然かもしれないが、速足でも大丈夫だが、問題は3年生のkenを、無事に下ろすことにある。鞍掛山で、とんとん下りて、2回転したことがある。走るなと言っても「止まらんしー。」と、言って言うことを聞かなかった。立山では、ケガをしないように言って聞かせたが、母親とお兄ちゃんがスタスタ下りるので、ついて行こうとする。

景色を眺める暇もなく、不安な気持ちで下り始める。

 

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

立山登山 雄山を目指して

2017-08-29 | 山歩き

登山開始。30年前に同じ景色を目指したのだ。頂上の雄山が認識できる。バスは15時50分に出発するので、5時間半の時間が与えられたが、歩き出すまでに登山届、記念撮影、見知らぬ親切そうな人がシャッターを押してあげますと言ってカメラを渡してしまって、時間が取られた。商売だったのだ。買わなければいいのだが、自分のカメラで撮ってもらう前に、その人のカメラで撮るので時間がかかった。早い!歩き出したら追いかけてきた。大判の写真が出来上がっていたが、断って歩き出す。

最高の天気に恵まれた。この景色を観るだけでも来た甲斐があったというもの。

一の越にたどり着くと、強風のため寒くなりレインウエアが役に立つ。強風を防ぐだけで結構温かい。かと言って、歩き出すと暑くなる。バス会社からもらった芝寿司の弁当を少し食べて、すぐに岩場へ向かう。ここまで予定通り1時間。この上は、2時間の予定だが、わたしの体力がないので、2時間半の予定で、下りは2時間の予定で余裕をみて5時間半に間に合うだろうと思っていた。

しかし、立っているだけでもよろけるような風で、ここで登るのを止めようかと声をかけるが、娘もkouも、登り始める。周りのたくさんの人たちも、何の疑問も持たずに進んでいく様子。怖いなあと思うのはわたしだけ?コンタクトの眼にゴミが入った。サングラスをすれば良かったが遅い。この急登のガレガレの岩のところで、ザックを開けるわけにはいかない。

荷物が重い。孫のために熱い湯を入れた水筒と、ジュースを持ってきたのだが、ゆっくりする時間はない。こんなところを、30年前に1年生の女の子を登らせたわたし達って無謀だが、彼女たちは登ったのだ。

ゼッケンをつけた人たちが登ってくる。遠慮して先に行ってもらうが、次々に来るので、このままではなかなか進まない。少しずつ岩を這うように登るので、立って登るより少し楽である。それでも息があがる。孫と娘が先に行ってしまい、わたしは人をよけていたら、大きな岩の方へよっていって、心拍数が上がって来て、大風が吹いて息が続かなくなり、このままでは死んでしまうと思った。みんなとは違うルートを登っていた。大岩の陰に腰掛け、娘に電話すると通じた。「上まで行けないから、途中で待ってる。」と、訴えた。そもそも、「一番遅い人を待って、みんなで登ることと。」言ったが、一の越でトイレをしなかったkouが、早く登りたいというので先に行かせたのだが、やはり、ばらばらになるのは良くない。何としても追いかけたいが、今までの登山の中で一番きつい状況になった。

思いのほか、子ども達は身軽で速いのである。おまけに、彼らは水泳教室に通っている。マラソンは得意なのだ。高山でもへっちゃらなのに違いない。

ばぁばが連れてってあげる。と、言うのは、バス代を払ってあげるということを言うので、山で先導するどころか、追いつけないつらさ。一の越を見下ろすと目まいがしそうだ。この岩陰で待つか。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

立山登山

2017-08-26 | 山歩き

待ちに待った立山登山の日が来た。何日も前から天気は不安定で雨が続いてたし、立山は土曜は登山に不向きになっていた。子供たちに必需品のレインウエアが役に立つことは、本意ではない。

朝5時に家を出るので、朝食はバスの中で食べるため前日にサンドイッチを作る。しかし、kenがパンを好まないので炊き込みご飯も作った。4時前に起きる。仕事の日は目が覚めないが、遊びに行く日はなんで元気なのか。何と!!5時に家を出るときに、夜明けの空がピーカンになるのを予告するように明るい。

孫たちは山が好きなようで、立山は3015mで、日本では3000m以上の山は21あるうちのひとつだということを説明すると、「鞍掛山より高いんか?」と、ken。「6倍あるよ。白山より高いし。」「スゲ―。オレじまんしよ。」室堂までバスで上がるから、2450mから登るのだというと、kenは「オレは下から登りたい。」と、言う。母親はさらりと「ご自由に。」と、言っている。

バスが弥陀ヶ原あたりを通るとき、給水所のようなテントがあって、ゼッケンをつけたランナーたちがいた。このところトレランというのが流行っているので、それだろうかと思った。

さて、この登山には娘家族を誘ったが、盆前に娘婿がぎっくり腰になってしまって行けなくなった。彼は毎年のように白山に登っているので、大いに頼りにしていただけに残念だった。活発な男の子を娘とわたしが責任をもって連れて行くには、いささか不安がある。

バスから降りるときに、ストックを忘れた。体力をカバーしてくれるストックは必需品だ。バスに一番に乗ったために、荷物が後から金沢から乗る人たちの荷物で押されて、ザックはバスのトランクの反対側に行ってしまい、ストックと離れてしまっていた。ザックと一緒に置いてあったので心配していなかった。いつも車で行くので団体の時のトラブルや配慮に欠けていた。しかし、雄山に登るときはストックは邪魔になるので結果よかった。

山の先輩に、夏休みの立山は富山の小学生が登るので、一緒になると雄山は渋滞して下りられなくなるので、バスの時間を考慮して戻るように言われた。先輩は、子どもを連れて行くなら、安全な浄土山を勧めてくれた。

しかし、子ども達は立山の頂上に行きたいというし、娘は30年前に登った時に帰りにダウンして、父親の背中におぶさって下りたので、今回はリベンジしたいという。室堂から出口に向かう階段の途中で「登山届」を出すとき、娘がさっさとコースを「雄山」と、書いていた。

前から、蟻の行列のように子供たちがやってくる。泊り明けで帰る様子だ。「おはようございます!」と、言いながら元気にすれ違いながら、少しほっとした。この行列が一緒に雄山を目指したら大変だ。

部分的に、雪がしっかり残っている。

無事に下山できるように。慌てずに行きましょう。しかし、この時点で、もはや息が荒い。白山の室堂付近の標高である。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

登山準備

2017-08-25 | 山歩き

8/26に娘と孫とバスで立山へ行くことが決まった。立山は自家用車では室堂まで行けないので、旅行社のバスで行くが朝早いので寝過ごさないかということと、雨が心配だ。子供たちに普通のビニルカッパでは危ないかも。

今日は休みなので金沢へ行くことにした。本日の金沢行きの目的はモンベルで孫のレインウエアを買うこと。わたしが試着して少し大きめサイズを購入。kouはわたしと同じくらいになってしまった。山の店が金沢か福井まで行かなくてはならないのも不便だ。

山へ行こうというと孫たちは二つ返事だったので嬉しいが、ばばバカで準備はわたしが。

空は青い。高いなあ。人は山のような建物を造る。

だけど、山と違って癒されない。

そうそう、100均で歩きながら飲めるもの。ペットボトルにコップをつけられるもの。ぶら下げられるものがあって、試してみたくなった。右端のストローは、肩のところにつけて、すぐに飲めるのでいい。

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

白山日帰り 無事下山

2017-08-23 | 山歩き

昼食後、弥陀ヶ原を進んだが、ガスが多くて視界が遮られたので戻ることにした。12時20分に観光新道を下り始める。真砂坂あたりは花が多い。

殿が池の小屋が見えるあたりでガスがかかってきて雨の心配もでてきた。

小屋で小休止後、ぽつぽつと雨の気配がするので、ザックカバーをかけて下りる。いつ降ってきても大丈夫なように。

前回も観光新道から下りたので、何とかいけるだろうと思った。しかし、どこまで行っても、ゴロゴロ岩。足が届かない段差もある。手をついて岩を掴んで下りたり、脇へ逃げたりするが、横が崖だったり、落ちた人がいて救助されたということを聞きながら下っていく。ここを踏み外したらけがをするだろうなと思う。

 黒ボコ岩から殿が池避難小屋までコースタイム50分。そこから、慶松平まで50分。別当出合まで1時間として、2時間40分。その速さで下りる自信はない。4時半に到着を目標とした。Tさんの「けがをしないように下りましょう。」の言葉に「ハイ!!」と、返事して気合を入れる。げぇ・・また段差が。前回は同級生の男子(おっちゃんになったが男子である)が、いたので心強かった。今回、か弱くて見目麗しい、サバイバルには程遠い、山女というより深窓の令人が間違って山に迷い込んだようなわたし達である。

行けども行けども、ぬかるみと岩。最後の最後まで続く。変化があって面白いが気を付けて。泥で滑る石や、浮石に気を付けて、ゆっくり見極めて下りていく。見極め中に長い蛇が藪へ入って行った。

途中、膝が痛いと言って立ち止まっているおじさんがいた。ひとりで下っていると、長く感じるだろう登山道を、百合とバラが下りていくのである。時間をかければいつか登れる。いつか下れる。もちろん自分の力量と計画があってのこと。

甚之助小屋での青空はどこへ行ったのだろう。前日の雨のために、石段の砂防新道にはないぬかるみが何か所もあった。

後1km!・・15時40分。もうひとふんばり。滝の音が聞こえ、別当出合の屋根が見えて来たとき、気を抜かないようにと思いつつもはしゃぎたい気持ち。前の人が立ち止まっている。またまた蛇だ。

とうちゃくーーーー!  16時6分。ハイタッチ。

Tさんと、「互いによく頑張ったねえ。」「ケガもなくようございました。」と、称え合った。汗をかいたまま家へ帰り、身体が納豆みたいにねばねばと気持ちが悪い。登山靴を洗った後、風呂に入る。

夜はぐっすり眠れて最高。これでまた何日か楽しいのだ。

 

 

 

コメント (8)
この記事をはてなブックマークに追加

白山日帰り その2

2017-08-23 | 山歩き

8月20日の朝のニュースで「白山禅定道トレイルマラソン」のニュースをしていた。白山を風のように通り過ぎるのはもったいない。禅定道であるならばなおさら、しみじみと空と花と山並みを満喫するほうがいい。それにしても、体力のあることに対しては凄いと思う。

さて、日帰り白山は、ゆっくりと花見をしながら行く。実は高山植物をよく知らない。今年初めて登って、カタクリを知らなくて、職場の山のベテラン達の失笑をかったくらいである。いつも思うが、「何で知らんのやー!」「へーー知らんの!」と、言われても知らないものは知らないのである。今までの人生に高山植物が登場する場面もなく、知らなくても困らないのである。「アノマロカリスって知ってる?」「オパビニアって知らないの?」とか言って返したら、友達が減るだろう。

さて、そうは言っても、名前を調べても、覚えた先から忘れるのである。それと、判別がつきにくいものもある。白山は花の百名山でも知られるので、花は多い。

ヒメシャジン

ハクサンシャジン?

ハクサンボウフウ

センジュガンピ(千手岩韮)ナデシコ科 センノウ属

アキノキリンソウ

ヤマハハコ

タカネマツムシソウに、蝶が・・・。

マルバダケブキ

ウツボグサ 

サラシナショウマ

エゾシオガマ

出ました。ハクサントリカブト ご存知猛毒。

タカネナデシコ

カライトソウ 赤くてコップ洗いみたいでモシャモシャしている。

ハクサンタイゲキ

ミソガワソウ

ミヤマホソツツジ

砂防新道から十二曲りまでに、たくさんあり、すべての名前が分からず、数えると25種くらいあった。

 さて、そうこうしているうちに弥陀ヶ原にガスがかかってきた。視界が悪くなってきた。ここで撤退を決める。雨の心配もある。

 

 

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

白山日帰り その1

2017-08-22 | 山歩き

10ケ月前なら考えられない。「明日、白山へ行きませんか?」とのお誘いに、二つ返事をするまでになるとは。白山に登るために、周到な計画とトレーニング(近くの低山登り)をしてきて10ケ月かけてやっと登ったのに、一度登ったら調子づいた。

富士写ケ岳で知り合ったTさんからの思いがけないお誘いに、女ふたりで行くことになった。目的はお花見。砂防新道を登り、室堂あたりで戻りましょうとのこと。無理のない登山計画は女性ならではの気遣いのある楽しいものだった。

先週の木曜、この日だけ晴れた。6時に吉野の里で合流して別当出合へ向かう。Tさんは山に関しては先輩なので、登山計画書も出してくれて、いざ出発。

早朝の白峰は半袖では肌寒いが、素晴らしい天気だ。美しきふたりが無事安全登山が出来ますように。鳥居の前で柏手を打つ。

盆休みが終わったとはいえ夏休みなので親子連れが多い。別当出合の駐車場から離れた道路沿いの駐車スペースに車を置いてアスファルトの道を少し歩く。

7時登山開始。空は青く澄み渡り~♪~

二度目のせいか、中飯場まであっという間に着いた気がした。初めての時は果てしない石段を登っていたような気がしたが、今回はひたすら黙々と歩けば時間が経てば到達できるという余裕がでる。前回1時間かかったところ46分で到着。

別山が望める。甚之助小屋9時35分に着いておにぎりを食べる。Tさんから冷たいみかんをいただき10時5分出発。

4人の若者が缶ビールを飲んでいた。豪勢である。わたしたちは高山になるにつれて息があがるので、ゆっくりゆっくりと歩を進める。分岐から左に折れて、砂防新道を行く。花が出迎えてくれて、カメラ片手に何回も足を止めながら登る。

ビールの若者たちは、わたし達を追い越して行ったが、途中で息が上がって立ち止まり相当苦しそうだった。彼らはどこまで登れたのだろうか。

いよいよ十二曲りにさしかかる頃、山肌をガスが這ってくる。山の天気は変わりやすい。昼頃になると気温が上昇してガスが上がってくるのだと思う。

つらいところで「延命水」冷たくて美味しいが、ちょろちょろとしか出ないので、水待ち休憩がありがたい。3年長生き出来るということだが、出来れば長生きではなく若返りたい。そうすれば、少しは足が前へ出るかもしれない。

もう少しで黒ボコ岩というのに足が進まない。お先にどうぞと何回言ったことか。で、ついに到達して前回登れなかった黒ボコ岩に登る。今回、Tさんと交代で記念撮影。あぁ~、黒ボコ岩に小百合が・・・

さて、肝心のお花見は?

コメント (8)
この記事をはてなブックマークに追加