まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

晦日の朝食

2023-12-31 | 暮らし
コロナ禍で、いろいろな行事が休みになっていたのが、今年は5類になって世の中が動き出したら、予定をガンガン入れて、自分で自分を追い込んだ一年だった。
なので、休みの日の朝食をゆっくりすることが出来なかった。
弓道の予定か、婆さんの通院日とかで、気づいたら冬休みに入って、学校の部活が午前だったりと。

孫のkenが受験生なので、雪の朝塾へ送っていったら、
「ばぁば、休みの日くらいゆっくりすればいいのに」と、優しい言葉。
夏の塾合宿では「毎日勉強」と、大きく書かれたTシャツを着ていた。
年が明けたら高校受験。
お兄ちゃんの高校受験の時は、コロナで大騒ぎだったね。
子供たちも忙しいし、いろんなストレスがあるんだろうな。

さて、晦日の朝、何食べる?
冷凍卵を半分に切って両目玉焼き、リンゴは3分の1だけ飾り切り。
みかんは2個。クリスマスのイチゴが2個だけ残っていた。
久しぶりに、ゆっくり起きて、ゆっくり朝食を摂ったら9時過ぎていた。
まずは食べる。ひとりめしは寂しいからこそ、目だけでも楽しもう。







手を染める

2023-12-30 | 暮らし
新聞の第一面に「〇〇議員 買収疑い逮捕」とある。
その下に「〇〇議員側 強制捜査 パーティ券事件」とある。
年末になっても相変わらずのニュースである。

さて、悪に手を染めるというけれど、極道の映画などでは、「その世界から足を洗う」とか、「足ぬけする」というが、手を染めたら「手を洗う」とか「手を抜く」とは言わない。

では、染めた手はどうすればよいのだろうね。
そのままの手で、手をこまねいていてはいけない。

もともと「手を染める」は、物事を始めるというところから「手を初める」だったらしい。中国では、そめた手を洗うという使い方をするそうだ。
なぜ、日本では悪いことをし始めるのに使いだしたのか。

また、足を洗うのは修行僧が修行のために裸足で歩いていたそうで、帰ったら足を洗い清めたということ。

どちらにしても、新聞をにぎわしているお方たちは、政治家である限りは手を染め続けるのだろう。
派閥から足を洗うことは、議員生命を失うことと同じなのだろう。
あまり続くと、手を洗うや、足を洗うではなく、首を洗って待たなくてはならないよ。



桃だろう 昔話

2023-12-22 | ことわざ 昔話
昔、あるところにおじいさんとおばあさんが、仲良く、時々けんかもしながら暮らしておりました。
おじいさんは、東の山へしば刈りにおばさんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんが、川で洗濯をしていると、川の上のほうから大きな洗濯機がぷかぷかと流れてきました。
おばあさんは、洗濯が重労働なので、洗濯機を拾って帰ろうとしましたが、それをうまく使える術を知らなかったので諦めました。
すると、その洗濯機の後から大きな桃がどんぶらこと流れてきましたので、お腹もすいていたことだし、たらいに入れて持ち帰りました。

家へ帰って、おじいさんと食べようとしたら、中から男の子が飛び出しました。
桃から生まれたので、「桃だろう」と、名前をつけました。
おばあさんは、洗濯よりも育児のほうがもっと重労働だということに気づきましたが、男の子の可愛さに一生懸命育てました。
18歳まで、子供手当てがもらえて、18歳の誕生日にはいきなり選挙権がもらえるという、大人か子供か分からんような世の中ではなく、桃だろうは良い子に育ちました。
そして、金銀財宝をパーティ券というもので懐に入れた鬼を退治しに行くことになりました。
鬼が島へ行く時に、おばあさんはきびだんごを桃だろうに持たせようとしましたが、お金がなくて、きび団子の粉が買えず、粉飾という粉で作りましたら、雉もサルも犬も見向きもしません。
おじいさんはお金を稼ぐために、東の芝刈りに行ったのですが、不正がらみの大八車(ダイハツ)が壊れてしまい、帰えれなくなりました。
結局、桃だろうはひとりで鬼退治に行くことになりました。
誠実だった桃だろうは、ひとりで戦っても勝ち目はありません。
鬼が島の鬼に捕まって、誠実がひきはがされて政治通になりました。
袖の下がふっくらとなりましたから、それで、おじいさんとおばあさんに少しは楽をさせてあげられるはずです。
めでたし めでたし


火の玉になっちゃう

2023-12-15 | 暮らし
若いころ、ニュースで政治家が「お食事券」を、配っていると思っていたら「汚職事件」だった。
よくある政治家の裏金問題。
企業が政治家へ献金し癒着するというのは、どんな教育をされたらこうなるのか。
「政治資金パーティ裏金問題」という長い名前がついた。
背広の内ポケットに膨らんだ封筒。
ドラマでは悪者政治家として役者が演じるが、現実ではそんな政治家ばっかりが横行していたのだ。

親は、子供に「貧しくても誠実な人間」になるよう育てるのは昭和の世界なのか?
「楽して儲けるスタイル」と、昭和でも植木等が歌っていたね。
今、医療も教育現場も企業もブラックな働き方をしている人が多い。
決して楽して儲ける人は周りには見当たらない。

また、長年こつこつ働いて、やっともらった年金が少しずつ減らされ、その年金から税金が引かれるという、つましい市民からみると、政治ってなんだ!!と、思ってしまう。

YouTubeで清水ミチコが歌う「川の流れのように」を、聴いて笑い飛ばすだけではいけない。
「あぁ 金の流れのように~~~袖の下♪」

逃げない。隠さない。ごまかさない。という男気のある政治家はいないのかい!
どんな火の玉になるんだろう。

ついでにいうと、先日「北陸三県で相続税申告漏れ74億円」と、ニュースに出ていた。
一般市民には厳しく取り立てるんでしょうね。
でも「晋和会」の代表が妻の昭恵氏に変更されて政治資金も引継いだという。
これって無税相続。3.4億円。
政治資金規正法で、政治資金は非課税で、政治団体の代表者が交代しても相続税や贈与税はかからないという。
政治というのは政治家に都合の良いように政治をするということか。

世襲というのは、「誠実な人間」を育てず「政治通な人間」を、育てて世に送り出すってことか。

明日結婚します。

2023-12-10 | 暮らし
従弟のMが、秋の藍綬褒章を受章したので、従妹弟たちで集まることになった。
M夫婦と、わたしの弟夫婦と、Kと、S子が集まるということで、わたしはS子にLINEした。
木曜の稽古から帰って10時過ぎ、風呂に入った後、米をといで11時過ぎに急いでLINEした。
返事が返ってきたのは、11時40分でベッドに入った後だった。
「おめでとうございます。新しい人生の始まりですね。23日オッケーです!お誘いありがとうございます」とあり、返信文に少し違和感があったが、OKの確認を見て、さらに「おやすみ」のスタンプがあったのでそのまま寝た。

今日、KからLINEがきた。
「S子さんが、まこさんが結婚したと言っていたよ」
なんでやろ~と、改めて先日のLINEをみたら、
「突然ですが、23日土曜、いつもの居酒屋〇〇にMの祝いを兼ねて集合です。予定どうですか?」と、入力したつもりが「突然ですが、明日結婚します。いつもの居酒屋~~」と!!

時々、従妹弟たちと集合するので、今回はMの祝いを兼ねて集まろうというつもりだったが、誤変換がさらに紛らわしい結果になった。
「突然ですが」を、変換すると筆頭に「突然ですが、明日結婚します」と、変換されるのだ。なんでだ!!そんな例文みたいな変換文があるなんて知らず、せっせと入力を終えて、狭い枠内で入力し確認もせず送信したのだった。

慌てて、S子にLINEした。
「好きな彼氏が出来ても結婚しないでと娘に言われているので、今後ともそれはありません。確認せず慌てて送信してしまって、お騒がせしました。すみません」
返信は、笑 笑 笑 の嵐だ。
今度集まったら恥ずかしいなあ。
おまけに、一番年上のわたし。従妹弟たちの笑いが目に浮かぶ。

黄葉

2023-12-05 | 暮らし
毎日のニュースは暗い。
北陸の空も暗い。けれども、平和である。
朝一番から戦争のニュースが流れてくると気持ちが下がるが、渦中の人たちはどんなにつらいことだろう。
わたし達は、早く戦争が終わりますようにと祈ることしかできない。
悲惨な子供たちの映像が流れると、チャンネルを変えたくなる。
そして、気候変動が次に流れ、だからといってどうにもできないし、日常を無事過ごせることに感謝し、相変わらず予定を入れては、忙しくしている。

ふと、晴れ間に茶の間から見える景色を、美しい!!と思った。
まさしく平和だなあという気持ちになった。


思わずカメラ片手に、近づいていって黄葉を満喫する。






婆様ベッド騒動

2023-12-02 | 暮らし
元気いっぱいの婆様だが、最近はベッドが高くて寝起きに不便だという。
いつでもいいので、ベッドを買いに連れて行って欲しいというが、いつでもいいと言っていたら、そのベッドで寝る期間が少なくなるだろう94歳だ。
慌ててニトリへ行ってたくさんのベッドの中を、あちこち見て回っていると、店員が「ベッドをお探しですか?」という。
ベッド売り場にいる人に「ベッドをお探しですか?」と言われて一瞬回答に困った。そこで「ダイニングテーブルを探しています」という人はいないだろう。
「どのようなベッドをお探しですか?」と言ってほしかったが、「シングルで高さが低いもの」と、心の中で突っ込みながら答えた。
最近は歳のせいか、妙に言葉のやりとりがひっかかることがある。
きっと、心が狭くなってきているのだ。
例えばウエイトレスが「ハンバーグになります」と、言う。
何かがハンバーグになったのか?と、問いたくなる。
しかし、Cocosへ友達とランチに行ったとき、ロボットが運んできたので、そういうやりとりはなかった。
黙々と運ぶ姿が可愛くて、つい「ありがと」と、ロボットに言ってしまいそうになる。

さて、ベッドは配送料と、今のベッドの処分料で9900円追加料金を入力した書類を渡され、支払機で支払うよう促された。
さて、何をどうするのか?渡された書類のバーコードを読ませて、機械に現金を入れるのだそうだ。
やってくれるのかと思ったら、何もかも自分でやるんだね。
さすがに婆様も「あら~、わたしら買うことできんわ」と、言ってガハハと笑っていた。

念願のべッドが届いた。しかし、前のベッドと変わらない高さに見える。
低いのを買いに行ったはずなのに。
婆様の尻感覚だけで買ったので、念のためスケールで測ったら、どちらも高さ40㎝。
しまった。測ってから行けばよかった。
連れて行って、自分で腰かけて確かめたので、この展開を予想していなかった。
確かに展示してある中で、一番低かったのである。
そこで、座ってみて気に入ったのだが。
婆様は、違うものが運ばれてきたというので、品番が違っていないか、店にあるのと違うのが来たのでは?とまで思った。
請求書の品番と、組み立て用の取説の品番が違うので、問い合わせたら取説は共有の品番だという。
確かに店にあったものが納入されたのである。
いかに感覚が曖昧か反省だ。
「測っていかなかったので、こちらの落ち度です。申し訳ありません。交換することできますか?」と、言うと、電話口で
「腰かけた時、靴を履いておられましたか?」と、聞かれた。
「はい。靴は脱ぎませんでした。」
「多少、感覚が違うかもしれませんね」と、優しい。
「良いのがあれば交換します」とのことだが、また配送費用がかかるので、
結局、婆様が交換をあきらめて、足のところに9㎝の高さの座椅子を置くことにした。
大物を出し入れし、布団を入れ替えてという作業も、耳が遠くて、わたしが筆談でいろいろ聞くことも疲れるのだろう。
ベッド自体は前のよりいいと気にいってくれたが、起きてまず足を下すと床につかないので、ころんでしまうのだそうだ。
台を置いたら、しっくりいったようで、ほっとした。
ただ、その段差も気になるところではある。
高いと腰かけた時、浅くなるので落ちそうなのだという。
歳をとると、今まで気にならなかったことが気になり、出来なくなることが多くなるのだと思う。
大きなものを買うときは、感覚だけではいけない。
メジャーを持っていかなくてはと反省。
メジャーなものを買ってしまった。