まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

福を呼ぶために

2020-12-31 | 暮らし
コロナで大変な一年が終わろうとしている。
感染者が日々増えている中で、我が県の知事はダイナミックな会食を開いた。
開いた口が塞がらないが、マスクをして塞いでおこう。
今年いろいろあって花だらけになった玄関。
ありがたいなあ。



辛くても笑っていれば何とかなる。
そうだ。笑える字を書こう。


娘達が来たら笑うだろう。



さて、大みそかはひとり紅白だが、ラインで娘たちが、紅白の感想を逐一送ってくるので、一緒に観ている感がする。
「坂ばっかりでたくさんいて分からんわ」
「日向、乃木坂・・か」「46とか48やと分け前はどうなるんだろう」
「ニジュウ・・綺麗やね」
「20??」
「育三郎・・いいね」「だれやそれ」「朝ドラに出た歌手・・」
「嵐いいわぁ」「さびし~」
「嵐、コロナでコンサートもままならんし、ありえん」
「ほむら・・・炎・・・」
「煉獄さん泣けるわぁ~」「泣ける、泣ける」
皮肉なことに、『鬼滅の刃』は、コロナのために自宅待機の時に娘から借りて読んだ。子供たちがはまっているとか、kenもジャンプで読んでいたとかで仲間入り。
『ハイキュー』も読んだ。どちらも結末はわからないままだけど。
そんなこと思い出しながら、話しは留まらないのである。
「ゆずの雨のち晴れるヤは、毎日kenを保育園へ送っていくときに手をつないで一緒に歌っていたわ」
「へ~、そうなんや。ken歌っている。なんたら~なんたら~って、歌詞あいまいやわ」
「5才やったし。あめだまあげるや~♪」って
突然、偶然、必然の意味も知らずに、可愛い声で歌っていた。
わたしは抗がん剤で頭が禿げていた時だ。
仕事を辞めて、孫と手をつないで歌っていたのは、身体にも心にも良かったのだろうと思う。
来年はもう中学生になる。

家族って、このなんでもない取り留めのない話をして笑っていられるから楽しいのだ。そして、紅白はつまらないとか言いながら、大みそかを家族で笑って過ごす幸せは何にも代え難い。
失ったものは仕方がないと思えるようになった。
寂しさに気づかないように忙しくして、気づかないように笑っていたい。





山と渓谷 新年号

2020-12-31 | 山歩き
『山と渓谷』(12月15日発売)の新年号を発売と同時に買った。
新年号は『深田久弥と日本百名山』別冊付録が2つもついている。
1300円だが、すでにどこの本屋も売り切れていて、ネットを観たら2723円となっていた。
内容も付録も魅力だ。
特に、山の文化館が載っているところも良い。


百名山登山を目指す人も、眺める人も、興味深いだろう。
友達が手に入れそこなってネットで買うか迷っていた。
加賀市の本屋は4軒しかなくて、たいがい『山と渓谷』は売れ残るのに、今回はあっという間に売り切れたのである。

そこで、来月発売の『岳人』を、お勧めする。
特集は百名山ではないが、そこにも加賀市の山の文化館が載っている。
おまけにわたしの写真も載っている。
くれぐれも吉永小百合と間違わないよう。


テクノロジーかITか

2020-12-29 | 暮らし
ついに踏ん切りがついた。
踏ん切りと言う漢字を「糞切」と打とうとしたが、パソコンは正しく変換してくれて良かった。
テクノロジーに感謝だ。いやITというのだろうか?

さて、踏ん切りがついたのは何かといえば、小学校1年からずっと大切にしていた下敷きを捨てることにしたことだ。
東京から加賀市へ引っ越すときに両親が買ってくれた物だ。
父が言うには「日本中どこにも同じ模様の物はない下敷き」である。
そういう親の言葉は呪縛にも等しい。
高価なものでもないのに宝物となるのである。


しかし、端っこは欠けているし、セロテープも貼ってあるのを見て、貧乏臭いと思うようになってきた。
ついに決別の時を迎える前に画像を撮っておくことにした。

その時に気づいた。スマホでかざすとナイフとフォークのマークが出る。
スマホはこの下敷きを食べ物と認識するのである。
娘にこの不思議をラインすると「そんなマークでないわ」という。
ドコモは出るが、機種の問題か?
「人間は人マークがでるよ」というと「どんな、どんな?」と訊くので
画像をラインした。
この下敷きのどこかが美味しそうなのだろうか。


これはパソコンの画像を撮ってみた。人と認識する。正しいのである。


テクノロジーとは、「特定の分野における知識の実用化」という。
ITも似たような意味か・・どちらがどうなのか分からないが、日々進歩していく。
ちなみに自分を写そうとしてみると、驚くべきことに「美人画」と、出た。
信じるか否かは任せましょう。


雪見障子の貼り替え

2020-12-26 | 暮らし


前から気になっていた雪見障子の張り替えをすることにした。
破れたところをバラの花で誤魔化していたが、床の間の横の障子を貼り替えたらこちらも気になって仕方がない。
しかし、障子を外すことが出来ない。
ネットで調べたり、YouTubeを観たりしたが、動く方の障子を外せない。
便利軒H氏にラインで訊くと、先日の休みに見に来てくれて障子を外して眺めまわしたが分からない。
ネットに出ているのと様子が違うね。
仕方なく元に戻そうとして嵌めるときに、おや?上がすいている・・・と。
結局、上の枠を外すのだと分かった。



早速、今日貼り替えることにした。ちょうど孫のnanaが遊びに来ていたので、霧吹きをかけたりして遊びながら貼り替えた。
桟を雑巾で濡らし、nanaは霧吹きをかける。


nanaは楽しそうに剥がしていた。



上下する障子にはバネがついている。これで上げた時に止まるのかと分かる。


台所のテーブルで貼り替えたので仕事がしやすかった。
丸刃のカッターも買った。やはり道具は大事だ。
普通のカッターは濡れた紙を切ると破れてしまう。



横に引っ張るときれいに切れていることが分かる。


霧吹きをかけ半日乾かして出来上がり。


上下もスムースに動きました。
はい、良くできました。






くもらないマスク

2020-12-25 | コロナ
いつもはコンタクトレンズをつけているが、休みの日は眼鏡が多い。
眼鏡にマスクは完全変装スタイルである。
先日、交流プラザさくらへ2月にある弓道協会総会の部屋を予約するために受付で予約表を書いていたら、同級生に会った。
挨拶したが気づいてもらえなかったので、自分の名前を言ったら、
「まさこちゃん・・?」と、呼ばれた。
変装状態で気づかないふりをしてやり過ごす友達と、わたし!わたし!という友達がいる。
いつもの仲間だとアピールしたくなる。
「まるで変装やね」と、大笑い。汗が出た。
コロナでどうなるか分からないけれど、とりあえず予定はいれておく。
困った世の中になったねぇ・・と、言いながら。

さて、眼鏡マスクは、寒い日には眼鏡がくもってどうしようもない。
特に朝のごみ捨ての時間は寒い。
棚の中に眠っていたくもりを解消するマスク。
99%くもりカットという。
本当に素晴らしい。100%カットと言っても過言ではない。
鼻の頭くらいのところに小さな穴が空いている。
これがないと呼吸困難になりそうなくらい息苦しい。
効果抜群の感じ。

コロナ禍で制限される中、それでも人は動物なのだから、動かなくては死んでしまう。
じっと熊のように冬眠していたいのは明け方の布団の中だけで、陽が差すと落ち着かなくなる。
師走にはすることが多い。くっきり眼鏡で活動開始。



寒い朝

2020-12-23 | 暮らし
月曜日、車を車庫に入れてあったのに、運転し始めたとたん、くもっていて前が見えない。ワイパーをかけた。
ニュースでは大雪と言っているが、ほんの少しの雪だ。
フロントガラスにガシガシとワイパーをかけてもくもりは取れない。
エアコンの温度を上げてみるが、まだくもっている。
あ、マスクをしているので、眼鏡がくもっているのだった。


孫のkenが庭に雪ダルマを作った。
石の目が可愛い。


火曜日には融けてしまった。日が差して塀の影が・・・。
頭のビワの葉は日よけ??







弓納め

2020-12-22 | 弓道
納射会と昇段祝いの祝射会と市民体育大会を兼ねて20日、日曜に弓納をした。
午後は恒例の道場大掃除。
このコロナ禍で10名がチェックシートを持ち寄ってのひととき。
開催できたことがありがたい。

久々に和服を着ての行射で、今年は講習会もなかったので、和服は正月と2月に名古屋での審査で着たきりだった。

何が嬉しいかと言ったら、その日、菊姫と、金沢美人というお酒を頂いたことだった。
金沢美人は甘酒のように甘い。絶品の甘口という感じだ。
金沢美人を加賀美人が飲む。
甘口なのでついつい酔いました。



りゅうぐうから

2020-12-15 | 暮らし
小惑星「りゅうぐう」から持ち帰ったカプセルには、黒い砂粒状の物質が入っていた。
さしずめ玉手箱である。研究者たちの顔は少年のようにキラキラしている。
りゅうぐうは、46億年前に太陽系が誕生したころの有機物や水を豊富に含む小惑星と考えられているという。
どうして、そういうことが分かるのだろう。
46億年前などと当たりをつけるなど、いかがわしくないか。
いや、研究者は真面目だ。ちゃんと根拠があるのだろう。
しかし、玉手箱は開けたら煙が出ておじいさんになってしまうのだよ。
孫のkouに、「りゅうぐうから玉手箱を持ち帰ったはやぶさは、浦島太郎なんやね」と、言うと
「浦島太郎やったら、相対性理論になるね」と、かえってきた。
光より速いと時間は逆行するという。
だから、浦島太郎は若いまま帰ってきたのだ。
まだ、光より速くはならないけれど、ニュートリノの研究なども含めて、
いろんなことが分かってきた。
凄いことだと思う。
コロナに対してもそろそろ光が見えてきてもよさそうな気がするのに、
そこはまだ予断を許さない。
竜宮へ行って、タイやヒラメの舞い踊りではなく、鯛やヒラメの刺身を食べて熱燗で一杯やりたいものだ。
長く会食をしていない。


報恩講お参り

2020-12-13 | 暮らし
今年も師走の恒例行事の報恩講のお参りがあった。
町内の檀家が35軒あって、4グループに分けて、日曜と月曜に、住職と役僧が手分けして一軒一軒周ってお参りをしてもらうのである。
我が家は今回は13日の午後13時20分からのお参りである。
役僧様がみえる予定になっている。

先日の休みに、座敷の掃除と、仏壇の掃除、ついでに長い間替えていない障子を貼った。
今朝は玄関の掃除をして待っていた。
役僧様を案内してみえたのは、近所のNさんの奥さんと、mさんの奥さんだった。
そして、役僧様はなんと住職の奥様だった。
結局、うちの婆さんわたしで、女ばかり5人での読経となった。

嫁に来て40年以上経つが、女性ばかりで御案内役を務めるのを初めてみた。
おまけに、全員女性というのはうちだけかもしれない。
こんなことあるんだ・・と、少し笑えた。
役僧といえども住職の奥様。風格が板についてきた。
殿と義父の七回忌のご案内の札を頂いた。
年が明けたら七回忌をしなくてはならない。
早いものだ。

読経の後、近況のお話をされたとき、つい女ばかりで盛り上がりそうになった。
危ないところである。女5人寄れば、姦しいのべき乗倍となるだろう。
くわばらくわばら。
いや、南無阿弥陀仏・・・・

報恩講が終わるとすぐクリスマス、正月と忙しい時期になる。
報恩講のおかげで、とりあえず、座敷の大掃除は終わったということになる。


鬼平犯科帳

2020-12-10 | 映画
誕生日に身の回りの整理をしなくてはと思い立った。
そして、まず手を付けたのは殿の買った「鬼平犯科帳」のDVDだ。
本棚から出して、段ボールに詰めた。
ブックオフに売るか、どうするかは後で考えることにして、とにかく一旦梱包することにした。
59巻ある。この半端な数字は何だろう。


梱包するときに気づいた。裏側がこんなんなってます!!


殿が本棚に入れたので、裏側を見ることがなかったのだ。
娘達にラインしたら、「え~、勿体ない」と、言うので
「では、観ますか?」と、言うと「いらない」のであった。

さて、梱包して気づいた。がぁ~ん。
59巻という半端の理由が分かったのだ。
1巻抜けている。一巻の終わりとはこのことか?ちゃう。


娘に知らないか尋ねたが、鬼平犯科帳の本は借りたがDVDは借りていないという。
殿があの世へ持ってい行ったなんてことはないだろうし。
結局、段ボールに「一巻抜けています」と、書いて車庫の2階へ保管した。
そのうち出てこないかしばらく様子をみることにしょう。
まだまだ、片づけがあるのでそのうちどこからか出てくることを願って。

さて、棚にはまだ、最後に予約して買いそろえようとしたディアゴスティーニの仁侠映画がある。
東映仁侠映画傑作DVDコレクション。
全巻揃えると120巻あるようだ。
残念なことに殿は3巻購入しただけで逝ってしまった。
2035円掛ける20巻では、244,200円。
その楽しみを叶えてあげたかった。生きていたら安いものだ。
この3巻は形見にとっておくことにした。

健さんは確かにかっこいい。でも、切ったはったはあまり見たくない。
どうして、こんな仁侠映画が好きなのだろうと思うが。
「昭和残侠伝」などは、戦後の日本の裏社会というのを垣間見る映画であり、ある意味貴重なのではなかろうかとも思う。




ふっくらホットケーキ

2020-12-06 | 料理
休みの朝は好きなものを食べる。
先日、元気村(JA)で奇麗な小豆に惹かれてつい買ってしまった。
水に浸けること30分。その後コトコト煮て、甘さ控えめの粒あんができた。
ホットケーキに蜂蜜もいいが、あずきあんもいい。

じっくり焼いて、厚さの新記録を待つ。
このホットケーキの粉が、半年前は売り切れていたのだった。
今は、感染者があの頃の倍以上いるのに、怖いことも、つらいことも、長期化すると緊張感が薄れてくる。
わたしたちに出来ることは、感染しないよう努力すること。
それでも、いつ感染してもおかしくない状況になってきたことを怖れなくてはならない。

静かにホットケーキが膨らむのを待つ時間に今日することを考える。

雨の日はラジオを聴きながら片づけをする。

誕生日を迎えて行ったことは、大事なものを整理して、保険や株などお金の関係を見直した。ファイルも整理した。

これから先の誕生日は、家族に迷惑をかけないよう、身の回りを整理していかなくてはならないと思う。

今日は厚さ3cm。半分は母に持っていこう。




安土つくり

2020-12-05 | 弓道
ほったらかしにしていた家の裏の道場の垜を何とかしなくてはと思った。

さて、この頃は垜(あづち)を、安土と書くようになった。
変換しても出なくなったからか。
安土とは弓道で的をかけるために盛る土である。
なので、本来は土を盛りたいのだが、おが屑を混ぜた土が必要だ。
それは難しいということで、家を建ててくれたY先輩は、コンクリートに発泡スチロールを混ぜて壁を作ってくれた。
矢がそれても破損しないようにと考えてくれたのだが、段々崩れてきてしまった。
殿と畳の裏を利用して安土の替わりにしたが、殿不在になってからは畳は一人で運ぶには重い。
そんなこんなで、ずっと開かずの道場と化していたが、いよいよどうにかして使わなくては殿が残念がるだろう。
それで、建設会社の方に頼んで断熱材をもらった。


しかし、わたしのように矢勢がなくても、矢が刺さるときには、摩擦で矢に断熱材が溶けてくっつくのである。
矢がつくねのようになってきた。
おまけに、断熱材の穴がだんだん増えてきて、ミシン目をいれたように、ばきっと折れて千切れてしまった。



次に、発泡スチロールの畳をもらった。
これは軽い。しかし、裏側は水色のビニルが貼られていて、やはり断熱材と同じように矢が刺さっても溶けるだろう。
仕方ないので綺麗な畳表をこちらに向けて安土とした。
鉄製の候串を金づちで叩いて入れた。
そこに的をかけていい感じと思ったが、残念なことにことごとく矢が跳ね返る。これは危ない。

そこで、実家がリフォームをするために畳をまくったので、丁度半畳の畳を貰って帰った。半畳なら何とか一人で持てる。


畳表もそのままにしておいた。
どちらかというと、わたしの矢は上の方より、下の方へ抜けるので丁度良い感じだ。


けれど、やはり道場でみんなと一緒に、あーだこーだと引くほうがいい。
しばらくはこのままでよい気がする。
畳がボロボロになるには相当の時間がかかるだろう。


じわじわと 知らず知らずに

2020-12-04 | 暮らし
市役所から12月の誕生日を迎える私に、誕生祝いではなく、「介護保険証」が、届いた。
母や姑が持っているピンクの保険証は、自分には関係ないものと思っていた。
そうだったのかと改めて高齢者になったことを自覚した。
じわじわと年を重ね、知らず知らずに高齢者の仲間入りとなっていた。

コロナワクチンの投与のガイドラインが出た時に、高齢者65歳以上は最後というのをTVでやっていた。
前に読んだ「サリエルの命題」でも、ワクチン投与のガイドラインが小説の中にあって、自分が高齢者でないと思っていたので、今は不思議な気分だが、このガイドラインには賛成する。
医療従事者、働き盛り、高齢者・・・しかし、高齢者は65歳から100歳まで同じ扱いなのか?後期高齢者というのがあったっけ。
若い時は、自分が高齢者になることを想像できなかった。
都合の悪いことや、嫌なことは後回しにしたいし、受け入れにくいものだ。

イチョウの木をアップし忘れ、蜜柑が生り、師走の時を迎える。


道場では先輩に「いよいよ仲間入りやな。おめでとう・・」と言われ、
後輩に「郷ひろみと同世代ですか?」と、訊かれ、そうですよ~と、言うと
「え~~~」と、驚かれた。郷ひろみが若く見えるのだな。
仕方がない、芸能界の人と一般庶民のおばばとは違うからね。
蜜柑もできるだけ木に生っていたいだろう。
もぎとられて、ひからびていくのは嫌だろうな。